間歇的に噴き出してます、ボクシンググローブのお話。
ベアナックル時代に付き物だった酷い出血や顔面や頭部のグロテスクな裂傷は、ボクシングがスポーツとして生き残るためには乗り越えなければならない壁でした。
グローブの着用によって出血や裂傷は激減します。
しかし、結果論としてグローブが最も保護したのは顔面や頭部ではなく、拳でした。
ベアナックルやそれに近いMMAで使われる4ozのオープンフィンガーグローブで放つパンチの強さは、8ozや10ozグローブよりも〝遠慮がち〟になるのは拳を痛めるからです。
重いグローブは素手よりも理屈上はスピードは落ちるはずですが、現実には思い切り打てる分、10ozくらいならより速く、より強く打ち込まれます。
「拳に不安があるボクサーにはナックル部分にクッションが詰められたグラントやフライ」「ハードパンチャーは薄いレイジェス」という俗説は、ある意味で間違っています。
フロイド・メイウェザーのような拳を痛めやすいボクサーがグラントを使うのは当然ですが、マニー・パッキャオのような攻撃的なボクサーも思い切りスイングできるグラントの方がパワーを生かせるのではないでしょうか?
そもそも、ナックル部分のクッションに薄い厚いがあってはダメなはずですが、全体の重量しか規制がないのが現実です。
ナックル部分のクッションを手首部分に移すとかは禁じられてはいるものの、やはりおかしなレギュラーションです。
ナックル部分が薄いと対戦相手をカットさせやすいメリットはあるかもしれませんが、拳を痛めるリスクとトレードオフはできません。
それでも、パンチャーがレイジェスを好み、多くの人がレイジェスの方がグラントよりも破壊力があると信じているのは「薄い=強い」という単なる思い込みなのでしょうか?
もちろん「石のように硬い拳」はグラントよりもレイジェスの方に感じる気はします。
ベアナックル時代に付き物だった酷い出血や顔面や頭部のグロテスクな裂傷は、ボクシングがスポーツとして生き残るためには乗り越えなければならない壁でした。
グローブの着用によって出血や裂傷は激減します。
しかし、結果論としてグローブが最も保護したのは顔面や頭部ではなく、拳でした。
ベアナックルやそれに近いMMAで使われる4ozのオープンフィンガーグローブで放つパンチの強さは、8ozや10ozグローブよりも〝遠慮がち〟になるのは拳を痛めるからです。
重いグローブは素手よりも理屈上はスピードは落ちるはずですが、現実には思い切り打てる分、10ozくらいならより速く、より強く打ち込まれます。
「拳に不安があるボクサーにはナックル部分にクッションが詰められたグラントやフライ」「ハードパンチャーは薄いレイジェス」という俗説は、ある意味で間違っています。
フロイド・メイウェザーのような拳を痛めやすいボクサーがグラントを使うのは当然ですが、マニー・パッキャオのような攻撃的なボクサーも思い切りスイングできるグラントの方がパワーを生かせるのではないでしょうか?
そもそも、ナックル部分のクッションに薄い厚いがあってはダメなはずですが、全体の重量しか規制がないのが現実です。
ナックル部分のクッションを手首部分に移すとかは禁じられてはいるものの、やはりおかしなレギュラーションです。
ナックル部分が薄いと対戦相手をカットさせやすいメリットはあるかもしれませんが、拳を痛めるリスクとトレードオフはできません。
それでも、パンチャーがレイジェスを好み、多くの人がレイジェスの方がグラントよりも破壊力があると信じているのは「薄い=強い」という単なる思い込みなのでしょうか?
もちろん「石のように硬い拳」はグラントよりもレイジェスの方に感じる気はします。
採点でも相手に与えるダメージでも有効な「ナックルパートで当てる」ことは、薄いグローブの方が操作性が高いはずです。
野球のバッティンググローブも芯を外したときのダメージから手や手首を守ることと、グリップ性を高めるのが目的です。
しかし、近代野球で素手を通した落合博満は興味深い言葉を吐いています。
「芯で打ちゃあいいだけでしょ、そんな難しいことかよ」「素手で握ってりゃ十分、それ以上のグリップなんて要らない」「グローブ付けて感覚鈍らせるから、ただでさえ下手くそなのにますます芯外すんでしょ」「素手よりも強い力でグリップしちゃうから力んで打てないの、怪我もしちゃうの」…。
落合の言葉は机上の空論とは逆の、実践に裏付けられた正論に聞こえますが、あれは〝落合の空論〟です。あの人にしか当てはまりません。
金属バットでもグローブ着けた方がしっかり振れますもん。
でも、ナックルパートでジャストミートする感覚を大切にするパンチャーが薄いグローブを好むのは落合の素手と同じで、感覚を大切にしてるのかもしれません。
野球のバッティンググローブも芯を外したときのダメージから手や手首を守ることと、グリップ性を高めるのが目的です。
しかし、近代野球で素手を通した落合博満は興味深い言葉を吐いています。
「芯で打ちゃあいいだけでしょ、そんな難しいことかよ」「素手で握ってりゃ十分、それ以上のグリップなんて要らない」「グローブ付けて感覚鈍らせるから、ただでさえ下手くそなのにますます芯外すんでしょ」「素手よりも強い力でグリップしちゃうから力んで打てないの、怪我もしちゃうの」…。
落合の言葉は机上の空論とは逆の、実践に裏付けられた正論に聞こえますが、あれは〝落合の空論〟です。あの人にしか当てはまりません。
金属バットでもグローブ着けた方がしっかり振れますもん。
でも、ナックルパートでジャストミートする感覚を大切にするパンチャーが薄いグローブを好むのは落合の素手と同じで、感覚を大切にしてるのかもしれません。



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