カネロ・アルバレスのミドル級王座返上に伴い、村田諒太がスーパー王者に昇格しました。
従前、リング誌やESPNなどのメディアは「村田はセカンド王者」としてきましたが、カネロが「スーパー」を返上した時点で、晴れて世界ミドル級王者となっていました。
このWBAのややこしい構図は、バンタム級の井上のケースも同じです。
リング誌などの解釈では井上がバンタム級のピースを集めた順番はIBF→WBAとなります。
ただ、井上のケースと異なるのは、村田はリングの上で何もせずにスーパー王者に就いたということです。
Based on rule C.18, which states that the President and the Championships Committee may recognize a fighter as a Super Champion under special circumstances, the WBA considers Murata’s career and record as a meritorious circumstance for the appointment.
Murata’s appointment will not generate too many changes in the rankings and it is done to give dynamism and activity to the division. The only relevant change is that Murata’s 9-month mandatory defense period will be extended to 18 months.
WBAによると「特殊な環境下では会長とランキング委員会がスーパーチャンピオンを認定する」協会規約C.18に準拠する措置だそうです。
今回の認定で「9ヶ月に一度の防衛戦義務が18ヶ月に拡張される以外は、ミドル級のランキングや構造に変化はない」としています。
どうせWBAだから村田を手放したくない、昇格させてスーパー王者の承認料をせしめたいという魂胆で、根拠のある規約なんてないと決めつけてましたが、C.18なんてのがありましたか。
東京駅赤煉瓦の遺構をバックに葛飾北斎の「凱風快晴(赤富士)」。凱風快晴、音も字面も格好いいです。=人を見送った後に東京駅で撮ったもので、本文とは関係ありません。
そして、井岡一翔のリング誌PFP入り。
投票制のESPNで11位の得票を得ていたこともある、いわゆる「ネクストバッターサークル」に控えていた井岡でしたが、こちらも晴れてリング誌PFPファイターに。
一部メディアが「PFPに日本人2人が同時に入るのは史上初」と報じていますが間違いです。
正確には「過去最多タイの2人で史上3度目」です。
さて、それは何年何月のことでしょうか?この問いに誰も即答できないことが、PFPがいかにいい加減で、正式な記憶にも残らない Mythcal Ranking(妄想ランキング)であることの証左です。
リング誌プリントバージョンで見ると、2015年9月に山中慎介と内山高志が9、10位に同時にランクイン。 そして、このスラッガー2人が日本人初のリング誌PFPファイターでした。
左からリング誌2015年9月号、11月号、12月号。10月号が抜けてるのは紛失したからではありません。深刻な経営難からリング誌の月刊体制はこの年から崩壊、年9回発行となっていたからです。
しかし、歓喜の2人体制は2016年1月にはケル・ブルックに押し出される形で内山がランクアウト(画像左は2016年1月号)。その年、4月に伏兵ジェスレル・コラレスに大番狂わせで敗れた内山はMythcal Rankingに返り咲くことなく引退。
それでも日本のファンは「すぐにまたもう1人がPFPの扉をブチ破る」と確信していました。
2017年7月号では、ついにモンスターがPFP10位に見参。2人体制が約1年ぶりに復活。
これが、過去2度の「リング誌2人体制」です。
しかし、この年の8月、山中がやはり大番狂わせでルイス・ネリの卑劣な拳に倒れてランクアウト。
井上は現在、2位にまでこのランキングを進撃しています。
井岡と田中という〝ウエィティングサークル〟ファイターを激突させなければ、「3人体制」も夢ではなかったでしょう。
しかし、あの素晴らしい試合の前にMythcal Rankingなど何の価値もありません。大晦日にあのクラシック(大勝負)目撃した誰もがそう感じているはずです。
さて、そして近い未来に私たちはあのクラシックを上回る、PFP対決を目撃できるのでしょうか?
井岡がもう一つの大勝負をクリアしなければなりませんが、楽しみに待ちましょう。
※ちなみにリング誌PFPランキング名前下にある国籍左側の数字はランクインしている週の数です。井上の例をとるとプリントバージョン初登場は2017年7月号ですが、編集完了段階で「3」週間ランキングにとどまっている=電子版の初登場から3週間が経っているということです。
プリントバージョンでは「同時ランクイン」の山中と内山も、この数字で見ると「山中が3週早くランクインしている」ことがわかります(レアケースがあるので必ずしもそうとは限りませんが)。
従前、リング誌やESPNなどのメディアは「村田はセカンド王者」としてきましたが、カネロが「スーパー」を返上した時点で、晴れて世界ミドル級王者となっていました。
このWBAのややこしい構図は、バンタム級の井上のケースも同じです。
リング誌などの解釈では井上がバンタム級のピースを集めた順番はIBF→WBAとなります。
ただ、井上のケースと異なるのは、村田はリングの上で何もせずにスーパー王者に就いたということです。
Based on rule C.18, which states that the President and the Championships Committee may recognize a fighter as a Super Champion under special circumstances, the WBA considers Murata’s career and record as a meritorious circumstance for the appointment.
Murata’s appointment will not generate too many changes in the rankings and it is done to give dynamism and activity to the division. The only relevant change is that Murata’s 9-month mandatory defense period will be extended to 18 months.
WBAによると「特殊な環境下では会長とランキング委員会がスーパーチャンピオンを認定する」協会規約C.18に準拠する措置だそうです。
今回の認定で「9ヶ月に一度の防衛戦義務が18ヶ月に拡張される以外は、ミドル級のランキングや構造に変化はない」としています。
どうせWBAだから村田を手放したくない、昇格させてスーパー王者の承認料をせしめたいという魂胆で、根拠のある規約なんてないと決めつけてましたが、C.18なんてのがありましたか。
東京駅赤煉瓦の遺構をバックに葛飾北斎の「凱風快晴(赤富士)」。凱風快晴、音も字面も格好いいです。=人を見送った後に東京駅で撮ったもので、本文とは関係ありません。
そして、井岡一翔のリング誌PFP入り。
投票制のESPNで11位の得票を得ていたこともある、いわゆる「ネクストバッターサークル」に控えていた井岡でしたが、こちらも晴れてリング誌PFPファイターに。
一部メディアが「PFPに日本人2人が同時に入るのは史上初」と報じていますが間違いです。
正確には「過去最多タイの2人で史上3度目」です。
さて、それは何年何月のことでしょうか?この問いに誰も即答できないことが、PFPがいかにいい加減で、正式な記憶にも残らない Mythcal Ranking(妄想ランキング)であることの証左です。
リング誌プリントバージョンで見ると、2015年9月に山中慎介と内山高志が9、10位に同時にランクイン。 そして、このスラッガー2人が日本人初のリング誌PFPファイターでした。
左からリング誌2015年9月号、11月号、12月号。10月号が抜けてるのは紛失したからではありません。深刻な経営難からリング誌の月刊体制はこの年から崩壊、年9回発行となっていたからです。
それでも日本のファンは「すぐにまたもう1人がPFPの扉をブチ破る」と確信していました。
2017年7月号では、ついにモンスターがPFP10位に見参。2人体制が約1年ぶりに復活。
これが、過去2度の「リング誌2人体制」です。
しかし、この年の8月、山中がやはり大番狂わせでルイス・ネリの卑劣な拳に倒れてランクアウト。
井上は現在、2位にまでこのランキングを進撃しています。
井岡と田中という〝ウエィティングサークル〟ファイターを激突させなければ、「3人体制」も夢ではなかったでしょう。
しかし、あの素晴らしい試合の前にMythcal Rankingなど何の価値もありません。大晦日にあのクラシック(大勝負)目撃した誰もがそう感じているはずです。
さて、そして近い未来に私たちはあのクラシックを上回る、PFP対決を目撃できるのでしょうか?
井岡がもう一つの大勝負をクリアしなければなりませんが、楽しみに待ちましょう。
※ちなみにリング誌PFPランキング名前下にある国籍左側の数字はランクインしている週の数です。井上の例をとるとプリントバージョン初登場は2017年7月号ですが、編集完了段階で「3」週間ランキングにとどまっている=電子版の初登場から3週間が経っているということです。
プリントバージョンでは「同時ランクイン」の山中と内山も、この数字で見ると「山中が3週早くランクインしている」ことがわかります(レアケースがあるので必ずしもそうとは限りませんが)。




コメント
コメント一覧 (14)
同じく日本がアメリカの権威を利用して日本人相手にドメスティックに商売しているんでしょう
ANSERなどが言う「欧米化のメディアに載った雑誌に載った」
これらの言動は選手をグローバルな存在に見せかける演出であり、実際は国内の一部で人気なのを誤魔化しているのでは?
宇多田ヒカルのアメリカデビューみたいなもんです
そして今は国内の趣味嗜好が多方面になったことで人気リソースも分散し一つのコンテンツに集中しなくなってきています
昔みたいに世界の具志堅といえば皆が右向け右になりません。
国内限定コンテンツを世界的にみせる演出をよりこったものにしないと、分散され貧弱になった人気というリソース(商売の対象)を大きくできないんでしょう
アメリカとしては別に日本なんて興味なく、向こうがすり寄るからちょっと手伝ってやってるだけでは
田中の階級を間違えたり、井岡田中戦も国内のボクサーの予想は井岡なのに、海外オッズは田中だったり、日本の試合なんてよく見ていない
んです
フシ穴の眼
が
しました
評価されているのでしょうか?
フシ穴の眼
が
しました
チンパン認定が欲しいと勘違いされそうですが
リング誌は薄くはなりましたが中身は引き続き充実してると思います?
わたしも10年近く前まで定期購読してましたが 記事も劣化してると感じて やめちゃっいました
フシ穴の眼
が
しました
チンパン認定が欲しいと勘違いされそうですが
リング誌は薄くはなりましたが中身は引き続き充実してると思います?
わたしも10年近く前まで定期購読してましたが 記事も劣化してると感じて やめちゃっいました
フシ穴の眼
が
しました
雑誌が決めたパウンドフォパウンド
いい加減な組織のスーパーチャンピオン
認めるのは、周りの人々
チャンピオンは、強くて当たり前
最強とたたかわないと。
フシ穴の眼
が
しました