SATURDAY, DEC. 19 Texas (DAZN)
Callum Smith (C) vs. Canelo Alvarez (No. 4, C middleweight, No. 1 P4P)
12 rounds – super middleweights
for Smith’s Ring/WBA and vacant WBC titles

前日計量は両者ともリミット一杯の168ポンドで一発クリア。

カラム・スミスはスーパーミドル級、カネロ・アルバレスはミドル級のリング誌王者。リング誌王者が激突するのは2013年9月14日のフロイド・メイウェザー(ウェルター級)vsカネロ(ジュニアミドル級)以来の7年ぶり、史上15度目。
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メキシコvs英国の〝ボクシング大国〟対決は、マルコ・アントニオ・バレラvsナジーム・ハメドやリッキー・ハットンvsホセ・ルイス・カスティージョ、カール・フランプトンvsレオ・サンタクルス、アンソニー・ジョシュアvsアンディ・ルイスJr.など21世紀になってからも名勝負が刻まれ続けてきました。

勝敗が注目された試合とは言い難いものの、カネロもカラムの兄リーアムを9ラウンドで粉砕(2016年9月17日)、カラムが敵討ちのリングに上がるストーリーも。

試合前日のオッズはカネロ2/9(1.22倍)と昨日から変わらずも、カラムは4倍から5倍。カネロ有利の幅が広がっています。

カネロのKO勝利は何と1倍で賭けが成立しない状態。もちろん、これは〝超鉄板〟というわけではなく、この赤毛の人気を物語る数字です。カネロが前半6ラウンドまでに英国の巨塔を崩落させると見るオッズは4倍。

オッズは実力だけでなく人気も反映した数字ですが、リング誌の専門家・元選手20人予想では18−2とカネロの圧勝。

これも、現在のボクシング界の主流がメキシコ系という勢力図が影響してるともいえますが、それにしてもオッズ以上に一方的です。

WBSSで日本でもお馴染みのカレ・ザウアーラントは〝カラムの2勝〟を予想したうちの一人で、しかも彼だけがKOを支持しました。

卑怯な工作無しでもカネロは強いのか?

もし、カラムがいつものように20ポンド近くリバウンドして190ポンドでリングインするなら、カネロが簡単に捌けるとは思えません。

もちろん、凡庸なジョン・ライダー(身長175㎝/リーチ183㎝)に出来たことなら、カネロはもっと巧妙にやり遂げるとも考えられます。

明日の舞台はテキサス州アラムドーム。カラムにとっては360度どこを見てもアウエーの異様な状況でリングインすることになります。

昨年、ジョシュアvsルイスとダブルヘッダーした、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでは大歓声を浴びましたが、今回は全く環境が違います。 

「アラモドームの大勝負」「PFPのメキシカン」「一方的な勝敗予想」と聞いて、すぐ思い浮かぶのは17年前の「パッキャオvsバレラ」です。

生まれも育ちもリバプールのパックマン誕生まで、あと15時間です。