フェリックス〝El Diamante〟ベルデホが7月16日(日本時間17日)にMGMグランド・カンファレスセンターThe Bubbleでウィル・マデラを1ラウンド2分59秒TKOで斬り落としました。
ベルデホはトップランク一押しのホープとしてデビューしました。
フェリックス・トリニダードがリングを去って12年が過ぎ、ミゲール・コットは3年前にグローブを吊るしました。以来、メキシコと並ぶボクシング大国プエルトリコは、支柱を失って瓦解したままです。
ベルデホを筆頭とした後継者候補はドミノ倒しのごとくリングに倒れ、昨年ストロー級のウィルフレド・メンデスがWBOのピースを掴むまで屈辱の王者不在・空位時代を強いられました。
現在、日本人世界王者は4人ですが無敗のまま4階級制覇を狙う田中恒成ら、トップ戦線には何人もが張り付いて、PFPには井上尚弥が上位に進出、田中や井岡一翔はウエィテングサークルに入っています。日本で、空位時代は当分の間考えられません。
全く実感が湧きませんが、メキシコと米国、英国に次ぐボクシング大国はプエルトリコではなく日本です。
"We have unfinished business," Verdejo said.
久しぶりの快勝にベルデホは「ライト級のチャンピオンと戦う準備ができた。最強はワシル・ロマチェンコだろう。彼とはやり残した仕事がある」と、ウクライナのハイテクを名指ししました。
二人はロンドン五輪2012のライト級(60kg)準々決勝で激突。ベルデホは9−14で敗退しています。
無敗の相手を印象的な1ラウンドTKOで倒したとはいえ、マデラは世界基準のボクサーではありません。
そして、ボクシングの世界は一つの敗北で、永遠に消えないこともある粘着質な批判を生み出してしまうこともあるスポーツです。
マデラ相手の1勝で、ベルデホに烙印された懐疑のレッテルが剥がせるわけもありません。
今年初めから、トレーナーとして招聘したイスマエル・サラスは、リング誌が「Doctor」と形容したように挫折した才能を治す医者の役目を担っています。
ホルヘ・リナレスやヨルデニス・ウガスを治癒し、最近ではロベイシ・ラミレスも執刀している〝名医〟は「キャンプを通じてあらゆることを想定して準備してきた。今日の結果はその一つのパターン。ベルデホはもっと多くの勝ち方もできる」と、ダイアモンドが快方に向かっていると語っていますが…。
ESPNやリング誌のコメント欄には「19歳で史上最高のホープだったベルデホは27歳になってもまだアルファベット王座の一つも獲れない」「雑魚に食われたベルデホってまだやってたの?」「マデラに勝ってロマチェンコの名前を出すなんて」「やっとマデラレベルに勝つって、遅いよ」…など冷淡な反応が目立ちます。
確かに、8年前のデビューからしばらくは本物のダイアモンドに見えたこともありましたが、今はマデラに勝っても世間の評価はガラス玉です。
ただ、もし本物のダイアモンドなら、これから巻き返してくるはずです。
どんな仕事でも、始めるのに遅過ぎることはありません。
プエルトリコの英雄たちは無敵のエリートが目立ちましたが、逞しく立ち直る〝キズありのダイアモンド〟も浪花節が効いてて悪くはありません。
それにしても…プエルトリコのボクサーに同情的な応援の気持ちが芽生えてしまう日が来るなんて。コットが全盛期の頃までは、想像もできませんでした。
ベルデホはトップランク一押しのホープとしてデビューしました。
フェリックス・トリニダードがリングを去って12年が過ぎ、ミゲール・コットは3年前にグローブを吊るしました。以来、メキシコと並ぶボクシング大国プエルトリコは、支柱を失って瓦解したままです。
ベルデホを筆頭とした後継者候補はドミノ倒しのごとくリングに倒れ、昨年ストロー級のウィルフレド・メンデスがWBOのピースを掴むまで屈辱の王者不在・空位時代を強いられました。
現在、日本人世界王者は4人ですが無敗のまま4階級制覇を狙う田中恒成ら、トップ戦線には何人もが張り付いて、PFPには井上尚弥が上位に進出、田中や井岡一翔はウエィテングサークルに入っています。日本で、空位時代は当分の間考えられません。
全く実感が湧きませんが、メキシコと米国、英国に次ぐボクシング大国はプエルトリコではなく日本です。
"We have unfinished business," Verdejo said.
久しぶりの快勝にベルデホは「ライト級のチャンピオンと戦う準備ができた。最強はワシル・ロマチェンコだろう。彼とはやり残した仕事がある」と、ウクライナのハイテクを名指ししました。
二人はロンドン五輪2012のライト級(60kg)準々決勝で激突。ベルデホは9−14で敗退しています。
無敗の相手を印象的な1ラウンドTKOで倒したとはいえ、マデラは世界基準のボクサーではありません。
そして、ボクシングの世界は一つの敗北で、永遠に消えないこともある粘着質な批判を生み出してしまうこともあるスポーツです。
マデラ相手の1勝で、ベルデホに烙印された懐疑のレッテルが剥がせるわけもありません。
今年初めから、トレーナーとして招聘したイスマエル・サラスは、リング誌が「Doctor」と形容したように挫折した才能を治す医者の役目を担っています。
ホルヘ・リナレスやヨルデニス・ウガスを治癒し、最近ではロベイシ・ラミレスも執刀している〝名医〟は「キャンプを通じてあらゆることを想定して準備してきた。今日の結果はその一つのパターン。ベルデホはもっと多くの勝ち方もできる」と、ダイアモンドが快方に向かっていると語っていますが…。
ESPNやリング誌のコメント欄には「19歳で史上最高のホープだったベルデホは27歳になってもまだアルファベット王座の一つも獲れない」「雑魚に食われたベルデホってまだやってたの?」「マデラに勝ってロマチェンコの名前を出すなんて」「やっとマデラレベルに勝つって、遅いよ」…など冷淡な反応が目立ちます。
確かに、8年前のデビューからしばらくは本物のダイアモンドに見えたこともありましたが、今はマデラに勝っても世間の評価はガラス玉です。
ただ、もし本物のダイアモンドなら、これから巻き返してくるはずです。
どんな仕事でも、始めるのに遅過ぎることはありません。
プエルトリコの英雄たちは無敵のエリートが目立ちましたが、逞しく立ち直る〝キズありのダイアモンド〟も浪花節が効いてて悪くはありません。
それにしても…プエルトリコのボクサーに同情的な応援の気持ちが芽生えてしまう日が来るなんて。コットが全盛期の頃までは、想像もできませんでした。

コメント
コメント一覧 (1)
井上より年上?
ライト級戦線に絡んでくれば面白いですが、強豪と試合をすればまたガラスの様に砕け散ると思います。
フシ穴の眼
が
しました