名選手、名監督にあらず。
プロ野球の世界でよく聞かれる格言ですが、日本の場合は監督は采配をとるだけでなくコーチの役割も担いますから「名選手、名コーチにあらず」と同義です。
これは、柔道など一部を除いてあらゆるスポーツに共通する格言ですが、理由は「自分の成功体験から離れられない」からです。
日本柔道の場合「理想の柔道=1本を狙う柔道」という勝負哲学が不動であるため、価値観を共有しやすい土壌があるのかもしれません。
ボクシングの歴史を振り返っても、この格言は真理です。
全米ボクシング記者会のTrainer of the Year Awardを見渡しても、名選手と呼べるのはバディ・マクガードとロバート・ガルシアだけ。
マクガードとロベガルにしても世界王座こそ手にしましたが、階級最強とは考えられない量産型アルファベット王者でした。
「名選手、名監督にあらず」の源泉であるプロ野球が川上哲治や野村克也、落合博満、原辰徳らを輩出しているのを見ても、ボクシングは極端です。
もちろん、欧米の場合は選手と監督は切り離して考えられ、どんな名選手であろうが下積みから始めるため、日本のような名選手が無経験で一軍の監督なんてありえない完全実力主義。プライドの高い元スター選手が監督の座にたどり着くのも難しいというのが現実です。
一方で、ボクシングの世界には「名選手は身を持ち崩す」という格言を超えた常識が横たわっています。
モハメド・アリやシュガー・レイ・レナード、マニー・パッキャオのようなエゴの塊や、マイク・タイソンのような現役時代ですでに身を持ち崩している奴らが、優秀なトレーナーになれるわけがないのはわかりきっています。
今日の主役はフロイド・メイウェザー。
野球のナックルボールと並んで「教えることが出来ない技術」であるショルダーロールの使い手で、エゴの塊という点では史上最高クラスの天下御免の唯我独尊。
名トレーナーになれない要素が、これでもかと溢れています。
かつて「俺、ボクシングが好きなわけじゃないから。カネだけが好きだから。手っ取り早くカネが稼げるから年に2回だけボクシングしてるだけだから」と言い放っていたマネーですが…。
そんなマネーが 'I will be one of the best trainers in the world' と吐いているのです。
どうせ人の耳目を集めたい、目立ちたいといういつもの気まぐれです。
しかし、今回は長らくコーチしてくれたロジャーが亡くなったこともあり「叔父と同じ道に進みたい」と殊勝な態度も見せているのです。
"I am new at training and so far I've been working with people with no boxing experience, therefore we are growing together. But I promise you, I will be one of the best trainers in the world."
トレーナーとしてはまだこれから。だから未経験者を教えながら一緒に成長していくんだ。でも、これだけは言っておく。今に世界最高のトレーナーになってみせる。
インスタにアップしたビデオでは、14歳の甥っ子を相手にミットを打ちを指導しています。
簡単なミットですが、それでもわかります、誰でもわかります。さすがです。
相手を誘うミットの構えも、ミットの押しも引きも、ミットの角度も、体を入れ替えるステップも、何もかも全てのタイミングが美しい。フレディ・ローチはもちろん、ロベガルよりも間違いなく上です。
メイウェザーにミットしてもらえたら、どれほど気持ちいいでしょう。
そして、この甥っ子もやっぱり素質があります…と思ってたらこれが練習2回目で、それまで全くのど素人だったというのです。
ちょっと、それは信じられません。
メイウェザーは「ミットは打つもので自分でははめたことはなかったし、立ってる位置も逆だから、違和感があり過ぎる」と照れますが、全く違和感ないです。感動的ですらあります。
「すごい」と「さすが」の一言です。あ、二言でした。
こんなの見てしまうと「名選手しか名トレーナーになれない」とまで思ってしまいます。
相手の動かし方がとにかくうまい。これなら、どんなど素人でもあれだけ滑らかにパンチをつなげても不思議じゃない、そう思えてしまいます。
「トレーナーの仕事は教えることじゃない。むしろ教えちゃいけない。選手が秘めている才能に気づかせて、引き出して拡大させてやることだ。不安を自信に変えてやることだ」。
その通りです。
この大嘘つきの銭ゲバの社会不適合者が、真面目にトレーナー人生を歩むとは到底思えないのですが…。
うーん、またメイウェザーに騙されてしまいそうです…。
プロ野球の世界でよく聞かれる格言ですが、日本の場合は監督は采配をとるだけでなくコーチの役割も担いますから「名選手、名コーチにあらず」と同義です。
これは、柔道など一部を除いてあらゆるスポーツに共通する格言ですが、理由は「自分の成功体験から離れられない」からです。
日本柔道の場合「理想の柔道=1本を狙う柔道」という勝負哲学が不動であるため、価値観を共有しやすい土壌があるのかもしれません。
ボクシングの歴史を振り返っても、この格言は真理です。
全米ボクシング記者会のTrainer of the Year Awardを見渡しても、名選手と呼べるのはバディ・マクガードとロバート・ガルシアだけ。
マクガードとロベガルにしても世界王座こそ手にしましたが、階級最強とは考えられない量産型アルファベット王者でした。
「名選手、名監督にあらず」の源泉であるプロ野球が川上哲治や野村克也、落合博満、原辰徳らを輩出しているのを見ても、ボクシングは極端です。
もちろん、欧米の場合は選手と監督は切り離して考えられ、どんな名選手であろうが下積みから始めるため、日本のような名選手が無経験で一軍の監督なんてありえない完全実力主義。プライドの高い元スター選手が監督の座にたどり着くのも難しいというのが現実です。
一方で、ボクシングの世界には「名選手は身を持ち崩す」という格言を超えた常識が横たわっています。
モハメド・アリやシュガー・レイ・レナード、マニー・パッキャオのようなエゴの塊や、マイク・タイソンのような現役時代ですでに身を持ち崩している奴らが、優秀なトレーナーになれるわけがないのはわかりきっています。
今日の主役はフロイド・メイウェザー。
野球のナックルボールと並んで「教えることが出来ない技術」であるショルダーロールの使い手で、エゴの塊という点では史上最高クラスの天下御免の唯我独尊。
名トレーナーになれない要素が、これでもかと溢れています。
かつて「俺、ボクシングが好きなわけじゃないから。カネだけが好きだから。手っ取り早くカネが稼げるから年に2回だけボクシングしてるだけだから」と言い放っていたマネーですが…。
そんなマネーが 'I will be one of the best trainers in the world' と吐いているのです。
どうせ人の耳目を集めたい、目立ちたいといういつもの気まぐれです。
しかし、今回は長らくコーチしてくれたロジャーが亡くなったこともあり「叔父と同じ道に進みたい」と殊勝な態度も見せているのです。
"I am new at training and so far I've been working with people with no boxing experience, therefore we are growing together. But I promise you, I will be one of the best trainers in the world."
トレーナーとしてはまだこれから。だから未経験者を教えながら一緒に成長していくんだ。でも、これだけは言っておく。今に世界最高のトレーナーになってみせる。
インスタにアップしたビデオでは、14歳の甥っ子を相手にミットを打ちを指導しています。
簡単なミットですが、それでもわかります、誰でもわかります。さすがです。
相手を誘うミットの構えも、ミットの押しも引きも、ミットの角度も、体を入れ替えるステップも、何もかも全てのタイミングが美しい。フレディ・ローチはもちろん、ロベガルよりも間違いなく上です。
メイウェザーにミットしてもらえたら、どれほど気持ちいいでしょう。
そして、この甥っ子もやっぱり素質があります…と思ってたらこれが練習2回目で、それまで全くのど素人だったというのです。
ちょっと、それは信じられません。
メイウェザーは「ミットは打つもので自分でははめたことはなかったし、立ってる位置も逆だから、違和感があり過ぎる」と照れますが、全く違和感ないです。感動的ですらあります。
「すごい」と「さすが」の一言です。あ、二言でした。
こんなの見てしまうと「名選手しか名トレーナーになれない」とまで思ってしまいます。
相手の動かし方がとにかくうまい。これなら、どんなど素人でもあれだけ滑らかにパンチをつなげても不思議じゃない、そう思えてしまいます。
「トレーナーの仕事は教えることじゃない。むしろ教えちゃいけない。選手が秘めている才能に気づかせて、引き出して拡大させてやることだ。不安を自信に変えてやることだ」。
その通りです。
この大嘘つきの銭ゲバの社会不適合者が、真面目にトレーナー人生を歩むとは到底思えないのですが…。
うーん、またメイウェザーに騙されてしまいそうです…。

コメント
コメント一覧 (4)
息子はともかく、甥っ子はセンスがありすぎです。
14歳という年齢も、メイウェザーを小さい頃から近くで観てたのもあるでしょうけど、にしてもですよ。
すでにある程度の型ができてるのが恐ろしいです。
神経質で完璧主義なメイならトレーナーとしても一流になれそうですが、ガルシアのようなどの選手からも愛されるメンタル面において寄り添うトレーナーになるのか、ローチのような自分が認めた選手だけに愛情たっぷり注ぐトレーナーになるのか。
僕は後者だと思います。笑
でも人は変わるのでわからないですが。
フシ穴の眼
が
しました
真面目に取り組めば名トレーナーになるでしょう。
何回か逮捕はされるでしょうけど。
そして甥っ子!
是非ともボクシングの道に進んでほしい!
フシ穴の眼
が
しました