「(MGMグランドガーデンアリーナのような大舞台に上がるには)最低でもフェザー」(井上尚弥)。

その通りです。「最低でも」です。


しかし、フェザーでも極めて難しいのが現実です。

厳しい言い方になりますが、ライト級のワシル・ロマチェンコやミドル級のゲンナディ・ゴロフキンですら西海岸と東海岸を行ったり来たりのタライ回し、どちらかの大舞台をホームにすることは叶いませんでした。

井上のいう「MGMグランドガーデンアリーナ」はラスベガスならMGM系最大のハコであるT-Mobileアリーナはもちろん、4月に上がるやはりMGM系のマンダレイベイ・イベンツセンター、ロサンゼルスのステイプルズセンターも含めた〝著名な大会場の総称〟と考えても差し支えないでしょう。


当然、東海岸のニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンとバークレイズセンターも井上の憧れる〝著名な大会場〟の一つのはずです。


ヤンキースタジアムなどの巨大スタジアムも〝著名な大会場〟でしょう。


しかし…。


そんな大会場で日本人の軽量級選手がメインを張るなんて、想像も出来ません。


日本人でありえるとしたら、村田諒太がカネロ・アルバレス を東京で撃破し、カネロが再戦条項を行使してホームのT-Mobileアリーナに引っ張り込まれることです。


もし、村田vsカネロが実現しても初戦は、ビジネス的に考えて東京になるのは間違いありません。


ミドル級の村田でもラスベガスの大会場には2ステップ必要なのです。


しかも、相手がカネロ以外、たとえゲンナディ・ゴロフキン相手でも、やはり初戦勝利が大前提の再戦の舞台は東京になるはずです。



最低でもフェザー級であること、メキシカンの人気者であることーーこれを満たすフェザー級はいません。

ジュニアライト級まで見上げて、ようやくレオ・サンタクルスの名前が見つかりますが、サンタクルスもキャリア的にも階級的にも完全に黄昏時のファイターです。 


さらに、ライト級まで上げると「メキシカンの呪縛」を外れることが許されそうな実力者ロマチェンコや人気者のテオフィモ・ロペスとライアン・ガルシア、ガーボンタ・デービス、テビン・ハニーとようやく複数の光が差し込み始めます。


では、井上がライトまで上げるか?


もちろん、慌てる必要はありません。2028年、35歳でグローブを吊すという宣言通りにキャリアを走ることが出来るなら、ライトまで登らなくても、いつかは本物の強敵が現れるでしょう。


ただ、プライムタイムを考えるとあと 10年なんて言ってられません。

本気で「MGM」なら、本気で「パッキャオ」なら、いつかは、翔ばなければなりません。

その「いつか」まで、残された時間は実は多くはありません。

あれれ…。

秘密の居酒屋(全然秘密じゃない有名店ですが)で『118ポンド、53.52kg。とにかく、だからバンタム級は凄いのだ!【最強はジョフレ、本当にそれで文句なし?】』のテーマで、バンタム級の歴代最強論とMythcal Match-up(仮装対決)を書くつもりでしたが、脱線…。

『正月気分が抜けないうちに、めでたいストーリーを真面目に夢見てみました』の内容になってしまいました…。井上がどうしたら、ラスベガスやニューヨークの大会場でメインを張れるか?は、また次回の機会に…きっと本能的にはこっちを考えたいのですが、難しい問題です、宿題です。

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ミナミマグロの赤身、中トロ、ハラミの3階級制覇。650円。「マグロは好きじゃ無い、なんて言いながらいつも注文するんですね」という大学生バイトらしきお姉さんに言われ「今日もマズイかどうか確認してんねん」と開き直り。
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高級蒲鉾の材料にも使われるソイ。430円は安い!

というわけで『118ポンド、53.52kg。とにかく、だからバンタム級は凄いのだ!【最強はジョフレ、本当にそれで文句なし?】』。

ここでは、バンタム級歴代10傑を独断と偏見で決定、井上尚弥と過去のグレートの仮装対決も妄想してみます。

「井上が歴代10傑に入るか?」という声はもっともですが、入らなくても仮装対決はありです。

「歴代10傑に入る実績が無いのにグレートと仮装対決しても惨敗するだけじゃん」という信者の心配は無用です。そうならない意図的なバイアスはかけて考えます。