世界中のボクシングファンを幻滅の谷底に叩き落としたパックメイの2015年5月2日から、4年半が経ちました。


この間、PFPの座はアンドレ・ウォード(引退)→ローマン・ゴンサレス(敗退)→ゲンナディ・ゴロフキン(敗退)→ワシル・ロマチェンコと変遷しましたが、いずれも満場一致には程遠い「議論を呼ぶ多数決」のキングでした。
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パッキャオvsメイウェザー直前のPFPランキング。ウラジミール・クリチコが2位、GGGはまだ9位でした。

そして!6位ティモシー・ブラッドリー、7位ファン・マヌエル・マルケス、8位カール・フロッチとPFPファイターがごっそりリングを去る追い風に乗って、ついに日本人ボクサーがリング誌PFPの重い扉をこじ開けます。しかし、2015年7月。山中慎介と内山高志がその強打でついにPFPの扉を打ち破りました。

もちろん山中と内山の実力が認められた結果ですが、長谷川と西岡が激しくノックした音もリング誌ボードのメンバーの耳にまだ生々しく残っていたはずです。

そして、2017年5月。長谷川と西岡がノックし、山中と内山がこじ開けたPFPの門を大手を振って入場する日本人が現れました。

かつて「未知の強豪」の域を出なかった長谷川穂積や西岡利晃が、対立王者など世界基準の相手に一勝を挙げればランクインと〝王手〟をかけた状況でした。しかし、二人にはその扉は開いてくれませんでした。
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しかし、2015年7月。山中慎介と内山高志がその強打でついにPFPの扉を打ち破りました。

もちろん山中と内山の実力が認められた結果ですが、長谷川と西岡が激しくノックした音もリング誌ボードのメンバーの耳にまだ生々しく残っていたはずです。

そして、2017年5月。長谷川と西岡がノックし、山中と内山がこじ開けたPFPの門を大手を振って入場する日本人が現れました。
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井上尚弥の登場です。

「長谷川と西岡よりも技術的に優れ、山中と内山よりも強い拳を持つ23歳の日本人」は、軽量級史上初のPFPキングに就いたローマン・ゴンザレスとのビッグファイトが待望される存在になります。

そして、日本のボクシングファンは長谷川と西岡、山中、内山がついに届かなかった「世界的強豪から勝利を収める」という悲願を井上なら叶えてくれるのではないかと期待します。

最初は淡かった期待は、一戦ごとにその色合いを確信という極彩に濃くしてゆくのでした。