WBAジュニアフライ級タイトルマッチ

王者カルロス・カニサレスvs木村翔 

田口良一とスプリットドロー(2016年12月31日)を演じた強打のカニサレスが、チャイニーズドリームを掴んだ木村の挑戦を受けます。

カニサレスは空位のタイトルを獲得したのも小西怜弥を退けたもの(2018年3月18日)で、日本のボクシングファンにもお馴染みのベネズエラ人です。

内戦状態でハイパーインフレ、国家が破綻寸前のベネズエラのボクサー…ですが同情は禁物です。木村の喧嘩殺法で王座は明け渡して頂きます。

オッズは王者勝利が2/1(3倍)、木村が10/21(1.48倍)。さすがチャイニーズドリーマー、挑戦者が有利と出ています。
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試合前から中華ムード100%です。

コミッショナー宣言?長い、長すぎます…。しかし、すぐ隣の国なのに全く言葉がわからない…。良くないことですね、中国語、勉強しよう。と何度目かの中国語勉強するぞ、の誓い。
 
ムムム、前座のフェザー級6回戦が始まります…メインイベント まで4試合、木村の「Forever Young」を聞けるのは何時になるんだ?

中国人vsタイ人、中国人はこれがデビュ−3戦目、タイ人は14勝21敗1分。久しぶりにこのレベルの試合を見ると新鮮と言えば新鮮です。

中国人Hua Long Zhu、シュ・フアロンと発音すればいいのでしょうか?

イベントのタイトルは「拳威四海 」なんですね。

メインのCan Xu(WOWOWではシュー・ツァン/ボクマガではチャン・シュ) がゴールデンボーイプロモーション傘下、見慣れた広告ロゴを目にすると少しホッとします。

しかし、台湾プロ野球もそうですがアジアはうるさいですね、こんな大音響入りません。 私が慣れてないからでしょうけど。

あれ?タイ人は当初予定の選手から変更されてたんですね。なんとSDでシュは負けちゃいました。プロ初黒星2勝2KO1敗。

今度の試合はジュニアライト級、10回戦…早く終わってくれ…。今度のタイ人はノップ・クラティンデーンジムですね。中国人は3勝1分と浅い戦績で二階級下とはいえアジアの強豪と拳を交えています。

ガオ・シンチャオ(Shichao Gao)がユナニマスでノップを退けました。「WBAアジア」のチャンピオンベルトを巻いてます。
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えええーー?ハーフタイムショウが始まってもうた…。もう2時間以上も見てるのに…。

今度はWBAインターナショナルフライ級12回戦。

入場曲「アイ・オブ・ザ・タイガー 」が意外な感じな王者ウルアン・ツオレハジに、挑戦者はフィリピンのアルディン・ディアレ。

3年前、ディアレはOPBF王座を比嘉大吾の強打の前に強奪されています。比嘉がまだ「本物か?」と疑問符をつけられていた時期です。江藤光喜、ファン・フランシスコ・エストラーダ…13の敗北の多くは負けるべくして負けた相手。 

ウルアンにとっては世界で通用するのかどうかの試験です。

しかし、ディアレはグローブのテープが剥がれてるわ、トランクスのWBAワッペンも剥がれてプラプラするわ、本当に着付けの悪いやつです。 

どうにかならんのか。

2−0でウルアンが防衛成功。ディアレには可哀想な判定ですが、仕方がない。このレベルの地元判定は、ボクシングの一部です。

しかし、緊張感のない試合が続くと厳しいです、観る方も。 



え!久保隼とシュー・ツァン のWBAフェザー級戦がセミファイナルでしたか!

木村の人気はすごいな。

オッズは王者ツァン勝利が1/9(1.11倍)、久保33/4(9.25倍)。完全に雑魚挑戦者扱いです。

いい立ち上がりです。久保はよく見えてますね。でもここは中国、この程度ではポイントは取れてないと考えねばなりません。9−10です。
 
主導権は渡さないとツァンが打ち合いに。久保も応戦。お互い決め手に欠きます。9−10。

ツァンの手数、プレッシャーが目立った3ラウンド。両者の実力差はオッズほどはありませんが、このままでは勝てません。9−10。

セコンドの山下会長は「ジャブで距離とって」の指示。

4ラウンド。距離を取るジャブは打てず、王者のパンチが久保の顔面、ボディと散らされる。ダメージはほとんどないだろうが、判定で勝つには危険水域に。全部取られててもおかしくない。9−10。
 
5ラウンドも王者の土俵での戦い。「長いジャブで突き放す」セコンドの指示通りに動けない。まともにもらうシーンが増える。久保も必死に応戦するが、王者の左フックをまともにもらってダウン!8−10。

6ラウンド。 1分20秒過ぎ。久保はきかされていたが、応戦…しかしレフェリーがストップ。

ストップが早いよ。

ツァンは穴王者。久保のパンチも当たっていた。フェザー級のトップ相手ならとっくに倒されてる。

ただ、中国という楼閣に守られている限りはやりにくい王者。 礼儀正しくて、ルックス通りの性格の良いボクサーですが。


さあ!!! 真打登場!!!

「フォーーエバぁ、ヤぁンー」竹原ピストル、最高です。

 初回。木村の激しいプレッシャーをかわしながら応戦するカニサレス。予想通りの展開です。クリーンヒットでカニサレス。9−10。

2ラウンド。木村の前進を徹底的に足を使っていなす王者。木村は正直すぎるが、これが木村。9−10。

3ラウンド。よくない展開。王者がペースを握った。木村の執拗なストークと、ボディが王者の心身にどこまできいているか。 9−10。

4ラウンドも完全に足を使う王者のペース。タフな木村でもコツコツ当てられてたら危ない。9−10。 

5ラウンドも同じパターン。木村も疲れてるが、王者も逃げ疲れている。このまま重圧をかけて、カニサレスが破綻するのを待つしかない。9−10。 

2分過ぎに木村のローブローで中断した6ラウンド、終了間際に王者の右クロスで木村が棒立ちに。ゴングに救われる。 

7アラウンド。この回も走ってコーナーを飛び出した木村。 ダメージが蓄積した木村が不用意に前進を繰り返す。もうプレッシャーはかかっていない。単なる前進。危険な展開。9−10。

8ラウンド。 木村の消耗は大きい。最後は木村が下がったところでゴング。下がったらおしまい。9−10。

9ラウンド、木村は自分のパンチでバランスを崩す場面がさらに増える。王者も疲れているが、木村はもっと疲弊してる。9−10。

10ラウンド。王者のパンチに木村が下がるシーンも。9−10。

インタバルで王者コーナーが「ベリークロスファイト」。本気か?

チャンピオンシップラウンド…じゃないですね、この展開では。偶然のバッティングで中断。王者が前に出る、木村が応戦。王者は接戦だと見てるのか?木村がコーナーに詰められるシーンも。9−10。

最終回。 マタドールと闘牛の試合。終了ゴングを聞いた王者は勝利を確信して、ひざまづく。

119−109×2/118−110。完敗でした。