6月13日(月)軽量級の聖地・後楽園ホール IBF世界フライ級タイトルマッチ 

王者モルティ・ムザラネvs
黒田雅之
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7月に33歳になる黒田はキャリア14年の苦労人。

2005年のデビューから40試合をこなして、7つの敗北を乗り越えて来ました。週明けの月曜日〝七転び八起き〟を実現できるか?


IBFフライ級王座は二度目の治世となるムザラネも36歳、軽量級としては異例の年齢です。

最初の挑戦は2008年。ノニト・ドネアに挑戦するも6ラウンドで粉砕されてしまいますが、ドネアが返上して空位となったタイトルをフリオ・セサール・ミランダを競り落として獲得。

初防衛戦では打たれ弱いゾラニ・テテを倒して快勝。

五度目の防衛戦(アムナット・ルエンロン戦)を前に、ファイトマネーがあまりに安すぎると試合をキャンセル、タイトルを返上しますが昨年7月のパッキャオvsマティセのビッグイベントの前座でやはり空位となっていたIBFのベルトを取り戻します。

ドネアに負けてからは14連勝中、加齢による衰えは懸念されるものの、その実力評価は非常に高いものがあります。

予想は王者に傾いていますが…。

この階級には階級最強と目される田中恒成がWBOのストラップを握っていますし、無敗の強豪王者(WBA)アラテム・ダラキアン、英国のチャーリー・エドワーズ(WBC王者)も控えており、黒田がIBFバージョンを掴むと、日本のボクシングファンにとってわくわくする展開となるのですが…。



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7月13日(月)カリフォルニア州カーソン デグニティ・ヘルス・スポーツパーク

WBC世界ジュニアフェザー級タイトルマッチ 


王者レイ・バルガスvs亀田和毅

こちらも、日本人が不利と見られている一戦です。

リング誌のBest10には7位に和毅、8位に岩佐亮佑、10位に分氣慎吾と3人もランクイン。

リング誌王座は空位ですが、1位ダニエル・ローマン(IBF/WBA統一王者)、2位がバルガス(WBC)
、3位がギレルモ・リゴンドーと上位3人は日本人とも拳を交えています。

WBOのピースはエマヌエル・ナバレッテがアイザック・ドグボエから番狂わせで奪ったものですが、どの王者も統一を意識した〝ハングリーな無名〟です。

さて、バルガスです。33戦全勝無敗22KOの数字通りに強いボクサーではありません。

ギャビン・マクドネルとの王者決定戦を2−0で拾ってから、四度の防衛戦はいずれも判定までもつれ込むグダグダ王者です。

ダウンを盛り返した直近のフランクリン・マンサニジャ戦も酷い出来でした。

どの試合でも挑戦者が大健闘してしまうのです。「これなら勝てると頑張った」(マンサニジャ)と手応えを感じさせてしまうのがバルガスなのです。その怪しい実力と、ガラスの顎にはつけいる隙が十分あります。

それでも、穴王者と言われないのは「強くはない…でも背が高いしリーチも長くて攻めきれなかった」(マクドネル)という独特のやり辛さがあるからでしょう。

ただ、間違っても強豪王者ではありません。その低報酬からもメキシコでも大きな期待がかけられた王者ではありません。

それでも、残念ながら和毅もまた決定力のないボクサーなのです。スピードとテクニックは標準以上ですが、パワーは標準を大きく下回り、引き出しは少ない。それでも根性はあるから、バルガス同様に対戦相手にとってはやりにくいボクサーですが…。