ジェイミー・マクドネルが相変わらず見苦しい言い訳を吐き続けています。

今回は英国ボクシングニューズ誌から。

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1ラウンドも持たずにノックアウトされたボクサーが「本当なら勝つことが出来た」と言い出すことは滅多にない。

そんな滅多にないサンプルの一人が、ジェイミー・マクドネルだ。

「井上尚弥の欠点はわかっていた。しかし、減量に失敗した私は重篤な病人状態でとても戦える状態じゃなかった。再戦したら全く違う結果になっていたはずだ」。

マクドネルは去年5月の対戦前から「井上の対戦相手を見れば一目瞭然だが、彼は強い相手には一人も勝っていない。それなのになぜかPFPファイターに数えられている、典型的な過大評価のボクサー。負ける理由が見当たらない」と自信を見せていた。

>>>「強い相手=PFPファイター」という定義なら井上は確かに誰にも勝っていません。それどころか推定階級最強にも勝っていません。

しかし、それを言い出すとPFP10傑(リング誌)でPFPファイターに勝利経験がるのはカネロ・アルバレス(ゲンナディ・ゴロフキン)、エロール・スペンスJr.(マイキー・ガルシア)、シーサケット・ソールンビサイ(ローマン・ゴンザレスに2連勝)の3人だけです。

1位のワシル・ロマチェンコも2位のテレンス・クロフォードも4位のオレクサンダー・ウシクも6位のゴロフキンもPFPファイターに勝っていません。


ーー何を言ってもあなたが1ラウンドでKOされたのは事実だ。

「あの日あの夜の私は誰が相手でも3分間持たなかっただろう。バンタム級の118ポンドを作ることが出来た2年前に対戦していたら、あんな隙だらけのボクサーに負けるなんてありえなかった」

「健康な私なら彼を倒すことが出来た。こう言うと誰もが笑うが、あの夜の私がまともに戦える状態ではなかったことを否定する人は誰もいない。あの時の私は、パンチをもらわなくても倒れていた」。

>>>前日計量で老人のように萎みきった肉体を晒し、自力で座ることも、上着を着ることすら出来なかったマクドネルが「誰が相手でも1ラウンドKO負けの結果しかなかった」というのは事実でしょう。

「タイトル剥奪されても体重超過で試合に臨む」という予定だったと言われていますが、折悪くJBCは体重超過に最も敏感なタイミングで「体重超過なら井上は試合に応じない」と伝えられ、エディ・ハーンからも「リミットまで落とすか棄権するしかない」と迫られたと聞きます。

「重病人状態でない体重超過で戦っていれば勝っていた」と確信してるようですが、そんなに減量が苦しいならヘビー級で戦えばいいだけです。

英国で不人気のため国外の〝ドサ回り〟を強いられていたマクドネルにとって井上戦は評価を上げる起死回生のチャンスでした。そこでコンディションを作れなかったのはボクサーとして最低、なるほど英国のファンはよく見てると思いました。


ーー井上はバンタム級で頂点に立てるか?

「おそらく、そうなるだろう。彼はそんなに悪い選手じゃない」。

ーージュニアフェザー級転向の第1戦が迫っているが?

「そう!私のことを引退したと勘違いしてる人が多いが、先週33歳になったばかりだ。あと3年は戦える」。

ーーもう一度世界王者になれるか?

「もちろん。弟(ギャビン)を倒したダニエル・ローマンには勝てるだろう。調整試合を挟んで、ローマンに挑戦したい」。

「6月に復帰戦を予定している、今年中に世界に挑戦できることを望んでいる」。

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井上を「 強い相手と戦っていない」と批判するのは簡単ですが、軽量級で誰もが知ってる強い相手を探すのは至難の技です。

エマニュエル・ロドリゲスは未知の強豪の域を出ませんし、ゾラニ・テテはグラスジョーの〝砂上の楼閣〟。ノニト・ドネアは峠を越えたロートルです。

厳しい言い方になりますが、WBSSで優勝したとしても「強い相手に勝っていない」という批判は憑きまとうでしょう。

気の早い話ですが、優勝後は… ウシクのように名誉を求めて冒険の航海に舵をとって欲しいのですが…。