「世界のボクシング」とイコールだったHBOが、舞台から退場。

井上尚弥の美しい疾走にケチをつけるような、WBSSの報酬未払い問題。

年末に面白くない事件が続いてしまいましたが、無理やりにでも面白い話題を!

というわけで、

シャノン〝ザ・キャノン〟ブリッグスの愉快な?お話です。

身長6フィート4インチ(193㎝)、普段の体重は130kgを超える巨人は、デオンティ・ワイルダーが不名誉な〝空位〟に終止符を打つまで、米国人として「最後の世界ヘビー級チャンピオン」でした。

47歳になる今でも「世界チャンピオンになる。ワイルダーもアンソニー・ジョシュアも俺から逃げている」と、あちこちで喚き散らしていますが、2016年5月以来、もう2年半以上もリングから遠ざかっています。

とはいえ、現在9連勝、その内の7試合が1ラウンドKOと〝破竹の〟勢いです。

もちろん、今夜のお話はブリッグスの「再びの夢への応援歌」ではありません。

「まだ俺は現役で世界最強だ」と叫ぶ 47歳のThe Cannon(大砲)ですが、けっこうシッカリ者というか、副業で稼いでいる?のです。

Champ RX LLC。

ブリッグスが立ち上げたベンチャー企業です。カンナビジオールを主成分とするセラピー製品、ローションやジェル、クリームなどの製品を製造販売しているのです。

カンナビジオール…大麻(マリファナ)から抽出される癒し成分です。
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LEDの光で栽培されたマリファナ温室でポーズをとる、元世界ヘビー級リネラル王者。

まだこの後に及んで再び世界ヘビー級王者になることを夢見ているブリッグスですが、とりあえずはマリファナから作ったセラピー製品を売って一儲けを狙っているそうです。

〝お騒がせボクサー〟の典型、ブリッグスですが、なんか憎めないんですよねぇ。

この事業も、失敗しそうな匂いプンプンしてますし。

日本では違法の大麻、マリファナですが世界的には「アルコールよりも常習性も危険性も低い」(ニューヨークタイムス)と〝開放〟の動きが広がっています。

昨日も、たばこブランド「マールボロ」のアルトリア・グループが、大麻の製造や販売を手掛けるカナダのクロノス・グループに出資〝大麻ビジネス〟への参入を発表したばかりです。

ブリッグスは「この商売の美味しいところは、成長産業ってことだ。しかも現金ビジネス。米国の銀行はマリファナにまだまだ及び腰で、口座を開けないことが多いから現金取引が基本なんだ。日銭が入るってのは最高だぜ」と早くも〝成功体験〟を語っています。

「現役時代は報酬が口座に振り込まれるまでに、ツケで飲んだり爆買いしたりで、後から不当な〝利子〟まで払ってたけど、日銭が入るとそれはないからな…おっと、俺はまだ現役だ〝現役時代は…〟って下りは取り消すからな。世界チャンピオンの座を取り戻したら、マリファナ商売はやめるぜ」。

ブリッグス、世界王座の返り咲きはまずありえませんし、もしかしたらマリファナ商売はさらに悲惨な結末になりそうです。

京太郎にビッグネームのブリッグスとやって欲しいですが…なんだかブリッグスが圧勝しそうで、やめた方がよさそうですね…。