カテゴリ: プロ野球

◾️◾️◾️高市早苗首相が昨日、国会で党首討論に臨みました。

中道改革連合の小川淳也代表が下を向きながら「読み物(メモ)を読んでいるのは残念だ。事前に通告しているのに。できるだけ自身の言葉で咀嚼してダイレクトに答えてほしい」と読み上げると、首相は「(小川氏)ご自身もメモを見ていたので。ここはできるだけ正確にということでメモを用意してきた」とカウンター。

この手の質問をするのにメモを読み上げる小川の神経にひっくり返りました。この質問のときだけでいいから、下を向かないで前を向くでしょう、まともな感覚があれば。東大で何を勉強したんだ?いや、しかしどこまでバカなのか?

かつて、赤塚不二夫を送る弔辞を読み上げたタモリ。手元のペーパーは全くの白紙だったという洒落っ気とは全く異質の党首討論、魔空間でした。

国会には「私の父は小泉純一郎です。意外にこれ知られてない」「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」「地元がホームタウンなんです」「このプレゼント、実は頂き物なんです」「力をパワーにしたい」…と恐るべき進次郎構文を駆使する手練もいますから、メモを読みながら「メモを読むな」という高度な禅問答もありなのかもしれませんが…そんなもん、国民には全く伝わりません。

いや…もしかして、さすがにここまでくるとわざとやってるのか?だとしたら小川の目的は何だ…?



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◾️◾️◾️やはり昨日、NHKをはじめ複数の日本メディアが「佐々木麟太郎がマーリンズ入りを決断した」と報じました。

しかし、一夜明けて佐々木をマネジメントするナイスガイ・パートナーズ(NGPS)の木下博之代表は自身のXで「報道見て驚いております。まだ選択肢のどれかに決めた事実はありません」と報道を完全否定しました。

佐々木を昨秋ドラフトで1位指名しているソフトバンクの三笠杉彦GMも「マネジメント事務所から『今のところ決まったことはない』と報告されている。何も言えることはない」と、一連の報道に不快感を示しました。

全てのメディアが「関係者への取材でわかった」と取材源が関係者だとしていますが、この関係者が各社に一斉に情報を送ったとは考えにくく、最初に共同通信から配信された記事を大手新聞、メディアもそのまま一斉に報じたと考えられます。

共同が出所だと「自分たちでちゃんと取材しろ!」とは言い難いものの、地方紙以外のほとんどのメディアが記事に「共同通信(発)」と書かずに垂れ流したのは問題です。

「共同通信(発)」と一言入れておけば良いことでしたが、変なプライドがあったのでしょうか。いずれにしてもバカです。

もちろん、マネジメント会社が把握する前段階、佐々木と非常に近しい家族やあるいは本人から確実な情報として取材したのなら十分に裏付けのあることでしたが…そうではないように思えます。




◾️◾️◾️佐々木麟太郎について、ご本人には何の責任もないことで恐縮ですが、史上最多の「高校通算本塁打」。

これは練習試合なども含めた数字で、これだけで強打者の物差しにはなりえません。「甲子園」でくくってしまうと常連校が有利になるので、これまた怪しい物差しでしかありません。

いずれにしても、高校通算本塁打で史上最強の佐々木が、歴史上最も優れた高校生のホームラン打者と評価する人はどこにもいないでしょう。



「高校通算本塁打」よりもさらにアテにならない数字が、ボクシングの「アマチュア◯冠」です。

一昨日も各社が「アマチュア13冠の堤駿斗がフェリックス・バティスタにTKO勝ちした。WBA王者アンソニー・カケーチェへの挑戦を表明した」と報じました。

このブログで何度繰り返しても意味がないことですが、もうそろそろ「アマチュア◯冠」はやめましょう…。

ボクシングの場合、それを言い出すと、現代の「◯階級制覇」「世界戦◯勝」もきわめて怪しい数字になってしまいますが…。





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HOMERUN DERBY、ホームラン競争です。

村神様、日本人初のチャンピオンへ!

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BS NHKでは9時からですが、今回はすでに解説・前フリが始まってるNetflixで観ます。

WBCの一件に、ボクシングでも大きな興行は掻っ攫っていくNetflix、…なんて書いてると「アンソニー・ジョシュアvsタイソン・フューリー」を独占配信するとCMが入りました。

まだ契約成立前、日時も、会場も発表されていませんが、この試合が「フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ」をはるかに上回る巨大興行になるのは間違いなさそうです。

HOMERUN DERBY、今年の会場はフィリーズのホーム、シチズンズ・バンク・パーク。ボクシングの聖地の一つ、フィラデルフィアです。ロッキー像が何度も映されています。

ジョー・フレイジャー、バーナード・ホプキンスらの根城です。

ホームベース型のリングに登場したのはマイケル・バッファー。最高の演出です。
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コレがいつ生まれたのか誰も知らない。


暗い(いや、めっちゃ明るいけど下品にギラギラの)音の無い(いやこれ以上騒がしい場所などないほどやかましい)世界で……

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世の中には、同じ日本でも誰にも理解されない摩訶不思議な世界が確かに存在する。

そして、そのほとんど全てが、日本でも卓越して民度が低い阪神地区に集中している。尼崎中央三番街もまた、そんな摩訶不思議な異空間である。

先日、京都大学が東北大、東京科学大に続いて3校目の国際卓越大に認定されたところだが、民度の低さを競う国際卓越エリアに日本で最初に認定されるのはここになるはずだ。


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このあたり一帯は、ある特定のプロ野球チームだけを崇める偏狭にもほどがある一神教が支配している。他の宗教は一切認められない。

価値観が多様化しているはずの21世紀だが、ここでは他の価値観が完全に排除されているのだ。


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さて…商店街のアーケード天井に電動ケーブルで吊るされ、不気味に往来しているのが⬆︎コレである。〝アレ〟ではない、コレである。

全国ニュースでも「日本一早いマジックナンバー」でときどきネタにされているコレだが、信者たちは至って真剣なのだ。

マジックナンバーとは「他の全チームに自力優勝の可能性がなくなった時点であと何勝したら優勝が確定するかという数字」だから、上の画像のような「75」なんて大きな数字はありえない。

しかし、このあたり一帯に住む人々は算数が苦手というか、おそろしいほど頭が悪いので、ある特定の野球チームの「残り試合の数」を電光掲示板に点灯させ「マジック75やーッ!やーッ!!やーッ!!!」と喜んでいるのである。

開幕前はレギュラーシーズンの総試合数「143」が表示され、信者たちはそれを見上げて「もうマジック143か、早いなあ。今年も強いなあ」と呪文を唱えている。

マジックは点灯したり消滅するからマジックと呼ばれるのだが、ここのマジックは点灯したまま、減る一方だ。あらゆる意味で、コレはマジックではないのだが、そんな疑問を口にしようものなら、この街では生きていけない。異端と見なされ、火あぶりの刑にされる。


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世の中には、同じ日本でも誰にも理解されない摩訶不思議な世界が確かに存在する…。



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Bob Horner, who never played a game in the Minors and experienced the rare thrill of hitting four home runs in a Major League game, passed away at the age of 68.

アトランタ・ブレーブスは26日(日本時間27日)、公式HPでボブ・ホーナーが死去したと発表しました。68歳。

球団の象徴的存在だった元監督のボビー・コックス、名物オーナーだったテッド・ターナーが亡くなってまだ2週間余りのことでした。

ホーナーは1978年にドラフト1巡目、全体1位指名でブレーブスに入団したその年の世界最高評価ルーキー。さらに「マイナー経験がないままMLBデビュー、MLBで1試合4本塁打をマークした稀有な才能」でした。

怪我に悩まされながらもMLB10シーズンで通算1020試合に出場、打率.277、218本塁打、OPS.839という成績を残します。1978年にはナショナルリーグ新人王。唯一のオールスター選出は、ブレーブスがナショナルリーグ西地区優勝を果たした、栄光の1982年シーズンでした。

彼の最初のメジャーリーグ監督が、後に殿堂入りを果たすことになる監督キャリアの1年目だったコックス。そのときの球団オーナーはターナー。伝説の時代の秘蔵っ子だったのです。

「ターナーとホーナーは何度も衝突しながら、アトランタの三塁手はターナーのWTBS衛星放送を通じて全米に放映された70年代後半から80年代前半のブレーブスで最も有名な選手の1人として、デール・マーフィーやフィル・ニークロと並んで永遠に記憶されるだろう」。

ブレーブスとの契約がもつれた1987年にヤクルト・スワローズに電撃入団。マイナー経験のないエリート、直近シーズンで27本塁打を放った現役バリバリのMLB選手の日本上陸、日本の野球ファンは最近のトレバー・バウアーのベイスターズ入団どころではない騒ぎになりました。

日本では初出場の試合でいきなり本塁打、翌日には3本塁打を放って、本物がどれほど凄いかを小さな神宮球場で見せつけました。このシーズン、規定打席に届かなかったにもかかわらず31本塁打をマーク。

翌年、カージナルスでMLB復帰しますが、この年で引退しました。

ホーナー旋風を巻き起こした一方で、NPBを侮辱するような言動もあり、その著書「地球の裏側にもうひとつの野球があった」は日本のファンは好意的には受け止めませんでした。

来日前の大騒ぎと、実戦でのファーストインパクトでホーナーを上回る選手は2度と出現することはないでしょう。

ブレーブスの発表では死因はわかりませんが、68歳ですか…。

さようなら、ありがとうございます。ホーナー旋風の鮮烈は一生忘れることはできません。



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日本の社会、スポーツシーンの中で、1980年代まではっきり感じられた「巨人 大鵬 卵焼き」の色はどんどん抜け落ちて、今では強くて人気があって金満なジャイアンツにアレルギー反応を起こす野球ファンは少なくなってしまいました。

もはや、ジャイアンツは野球ファンにとってアレルゲンとは呼ばなくなっています。

「勝ったー、勝ったー、また勝った!よーわい巨人に!また勝ったー!」…タイガースファンの合唱はもはや弱いものイジメの領域に入り、「その言い方は酷くないか?」「ごめん、また勝ってもうた。スポーツやから許してな、巨人も明日からまた頑張ってな。陰ながら応援してるから」という同情の色が濃くなっています。

それでも、まだ日本全国ではNo.1の人気球団です。関西でもタイガースと人気を分け合ってきました。

ジャイアンツへのアレルゲンは「強い、人気がある、金満」だけではなく「紳士たれ」という格好つけも目障りでした。

強くて人気があって金満で紳士ヅラする…だからアレルギーを引き起こしてきたというのに…。

今年はドラゴンズも応援しようと名古屋方面にもちょっと目を向けていましたが、まさかあのジャイアンツまで…。

誰でも知ってる選手、元選手が不祥事を起こすことは今までもありましたが、あの人が…という意外さ、そしてその内容がショックです。

今日から、セ・リーグにとって鬼門の交流戦が始まります。

ジャイアンツもがんばれ。


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昨日の「ミルウォーキー・ブルワーズvsロスアンゼルス・ドジャース」を見た方はお気づきでしょうが、MLBのデータ解析でこれまで「スプリッター」で一括りにされていた球種を「スプリッター」と「フォークボール」に分類されるようになりました。

この分類を促した投手は、佐々木朗希でした。

MLB公式のBaseball Savant Gamefeedによると「スプリッターを投げる投手は急激に増加しているが、フォークボールを投げるのは佐々木と"Ghost Fork"(おばけフォーク)の千賀滉大の2人だけ」。

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Baseball Savantの分類基準はグリップでは挟んだ指の深さ、球質において「急速が速く、回転数が多いのがスプリッター」です。

2026年、今シーズンの佐々木を例にすると「球速85マイル(136.79km)/回転数578/垂直落下41インチ(104.14cm)/水平変化3インチ(7.62㎝)」がフォークで「佐々木のフォークは回転数が少ないのが特徴的で、今シーズンは578、昨シーズンは492で、ナックルボールを除くと最も回転数が少ない」。

スプリッターは「球速90.3マイル(145.32km)/回転数1026/垂直落下32インチ(81.28cm/水平変化9インチ(22.86㎝)」で「フォークよりも速いだけでなく、回転数が跳ね上がる」。「これは大谷翔平や山本由伸のパワー・スプリッターに非常に近い球種だ」。

佐々木が投じるスプリット系のボールは、日本ではフォークとスプリッターの2種類でしたが、MLBではフォークだけになっていました。今年に入って、MLBでもスプリッターを投げるようになったのです。

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左がスプリッター、右がフォーク。コントロールに明白な差があります。


制球という観点では「ストライクゾーンへの投球率でフォークは33%、スプリッターは44%」と、速くて落ちるスプリッターはどんな場面でも使えます。一方で「フォークは打者を追い込んだときに強力な威力を発揮する」。「回転数が少ない打者の手元で大きく落ちるフォークでも、2ストライクに追い込まれた打者にとってはスイングをかけなければならない最も厄介な変化球だ」。

「制球の難しいフォークボールは佐々木にとって諸刃の剣だったが、スプリッターと併用することを習得しつつあるのは大きな成長だ」。

「日本時代の佐々木は、信じられない数字がスカウティングレポートに並べられたが、MLBのフィールドではまだそれを見せていない」。

「しかし、投球パターン、投球術をマスターした佐々木が日本時代の球速と制球力を取り戻したら…サイ・ヤング賞争いの予想は、佐々木が健康にシーズンを過ごしてしまうと本当につまらない、無意味なものになってしまうだろう」。



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本文とは関係ありません。


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20代の前半頃までは、それこそいろんな本を乱読しました。今の自分が年に20冊も本を読まくなっているなんて信じられません。

それを言い出すと、映画や現場のボクシングはもっと見なくなってしまいました。

高校時代から強烈な興味をそそられたテーマの一つに、Unsolved Problems In Mathematics(数学上の未解決問題)があります。

ムラムラする数式に「なんか、これ、もしかして、俺が解決できるぞ…」と一瞬体を震わせても、全然ダメダメだったりするアレである。

先月、知り合いのヤブ医者がわざわざ大阪まで遊びに来たのですが、この男が私が初めて会った「私なんかよりもはるかに数学が出来る、数学的感性の鋭いヤツ」で「私以外で高校時代からUnsolved Problems In Mathematics に惹きつけられていた変態」です。

私が「ちょっと前に会ったばかりやないか。まだ(居酒屋など)なんも開拓してへんのに」と言っても、「なかなか時間とれないから、行ける時に行っとこうと思って」と大量の酒と食べものを持って我が家に上がり込むのでした。

こいつには前に飲んだ時に「南極にまだ人類が見たことのない貴金属が眠っている可能性がある。そこに行ってみないか?」と囁いたアホです。

中学時代に「巨大古墳の森の中にサッカーボールみたいなダイアモンドが転がっている」と探検に誘われ、アルジェリア短期赴任で助手の男が「松茸が群生している山脈がある。日本で売ったらとんでもないことになるんじゃないか?」と儲け話を囁かれ、「そんなんあるわけない!行ったらアカン!」と叫んでくれた心の中の〝常識の俺〟が何十年周期かの眠りから覚めて、やはり叫んでくれるのです。

〝常識の俺〟は「こいつは大病院勤務のエリートかもしれんが、精神年齢は4歳くらいで止まってる。そもそも南極に未知の貴金属があったら中国やロシア、アメリカがなんかがとっくの昔に特殊部隊を派遣して採掘しているはず。高いカネ使って南極まで行って『南極の氷で飲むウイスキーは美味いのう』とか言って帰ってくるのがオチだ!」と、私の心の中で理路整然と説得してくれるのでした。

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私は、まだ住み慣れぬ社宅で「もしかして南極貴金属探検の話を具体的にしに来たんちゃうやろな?」と戦慄していましたが、話は「兵庫県の阪神エリアあたりに住んでるやつは『どこから来た?』と聞かれてどうして『大阪』と答えるのか?」「横浜に住んでるやつが同じ質問に神奈川ではなく横浜と答えるのは間違っていないが、阪神に住んでいるのに大阪とこたえるのは詐称にあたる」というどうでもいい話、「最も偉い肉、美味い肉は牛肉なんかではなく羊ではないか?!」というくだらない自説、「手術前の患者の家族から贈られる高級なお酒や現金などはどうやって断れば良いのか?あるいはいただいちゃうべきなのか?」という下品な話、「巨乳の女は頭が悪いというのには医学的根拠がある」という公然と口にするとリスキーな話を、個々の体験を交えながら煮詰めていく中で Unsolved Problems In Mathematics の話題にも。

そして、AIがUnsolved Problems In Mathematicsについて完璧に美しい回答を完成させたというニュースから、私の名古屋の悪口に、そして「根尾昂はUnsolved Problems In Mathematicsではないか?」という問題提起に至りました。

「根尾は MathematicsではないがUnsolved Problems かもしれない」というのは、そうかも。

「18歳時点でトップの中のトップの一人であったことは事実」だが、「その時点でプロに通用する実力がないというのもあらかじめわかっていた事実」。

となると、高校生がプロで通用するには「どれだけ上積みできるか」がポイントになります。

プロのドラフトは実力はもちろんですが、清宮幸太郎と村上宗隆のように「高校時代にメディアでどれだけ騒がれたか」も評価の一部、+αです。清宮が村上と同じような結果を出していたなら、村上よりももっと大きな人気を集めていたのは間違いありません。

その意味で、根尾昂は+αの付加価値が非常に大きいな才能だったといえます。もし、彼が1年目から立浪和義のようにレギュラーを獲得していたら、東海地区のトップヒーローになっていたはず。

また、彼が村上レベルの+α、人気付加価値しか持ち合わせていなければ、いまでも東海地区でこれほど多くのファンから心配される存在になっておらず、忘れられていたでしょう。

「いきあたりばったりの中日の育成が悪い」「日ハムなら才能を開花できていたんじゃないか」という声もありますが、根尾は注目されたドラ1で野手としても投手としても、もう十分すぎるほどチャンスが与えられました。それは、他の選手ではあり得ないレベルでした。

そこで明らかになったのは、プロになってからの「上積み」の衝撃的な薄さです。

「エリートコースを走り続けた選手は、潜在能力が枯れているケースが多い」…そういうこともあるでしょう。

しかし、小学校時代からゆったりとしたスケジュールでリトルリーグで土日の練習と試合が待ち遠しくてワクワクしていた大谷翔平は別次元にしても、野球一辺倒ではなく東京大学野球部のスカウトが注目するほどの文武両道でした。

「東大・京大出身のプロ野球選手は大成しない。『俺には野球しかない』という覚悟がないから。いろんな物事を科学的・論理的に考えることに秀で過ぎていることは、ときに剥き出しの野生が求められるプロスポーツでは邪魔にしかならない。科学的・論理的に考えることが求められるのは野球についてだけ」…そういうこともあるでしょう。

受験勉強の知能と野球IQが別物であるのは当然ですが、東大・京大のプロ選手が大成しないように見えるのは、サンプルが少なすぎるからでもあります。

いずれにしても、甲子園であれほど輝いた根尾がプロで大きな壁と格闘しているのは、プロ入り後の「上積み」がほとんどないからに尽きます。

精神的な構えはより高く、練習環境も格段に良いはずなのに「上積み」が薄いのは致命的にも思えてきます。

2年目の村上をどんなに打てなくても、どんなに三振しても1年間使い続けたスワローズのようなことは、ビッグクラブ(もはや微妙ですが、ファンベースが固いのはビッグクラブ)のドラゴンズには難しい上に、根尾には村上の長打力のように「使い続けたくなる」目に見える傑出した才能は見当たりません。

ヤブ医者は断言します。「そこだ、そこ!。上積みが薄いというのは見た目だけで、才能と幅広い頭脳を持つまだ26歳の若者だよ。7年間でいつか爆発する時限爆弾のような上積みを温めているかもしれないじゃないか。落合が三冠王獲ったの30歳?(ほんとは28歳)まだ4年もある。山本昌なんて45歳くらいでノーヒットノーランしたよな?(ほんとは41歳)まだ15年もある。可能性しかない」。

確かに、スポーツにおける実力の「上積み」など、数学のように式にして目に見えるものではありません。そして、その潜在能力などUnsolved Problems In Mathematicsほどに文字通り計り知れないものです。


昨日、根尾昂が一軍登録を抹消されました。

がんばれ!!!




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これ食って、徹夜で野球の試合に行くのだが(もちろん選手としてではない)、全く眠くないし、めっちゃ元気(な気がする)…大丈夫か?俺?





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甲子園だけを見てると、素晴らしいスポーツマンシップがキラキラしてますが、中高の野球なんて最も荒れくれたスポーツです。

互いのベンチから「おい、おい…」なヤジは当たり前。死球や、スライディングなどでの接触プレーで険悪な空気になるのは当たり前。私の貧弱な体験でも乱闘までいったことが2試合あります。

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硬球では、死球は本当に怖い。まともに当たったら、石を直撃されたみたいに激痛です。まともに当たると、綺麗に縫い目が付きます。「120kmなら豪速球」「130kmはまずお目にかかれない超速球」という高校時代の私レベルでも、特に頭に向かって来るボールは恐怖でしかありません。

初めてスピードガンを見て触ったのは中学生のときでしたが、どこのポイントで〝撃つ〟かでスピードが変わるのも新鮮でした。

よく言われることですが、バッティングセンターで140km(一番近いとこには「堀内ボール」というのがありました)を、ちょっとぼやんとしてても2球目以降で完璧にミート出来ても、実戦での初球の130kmをバットに当てるのはものすごい集中力が要ります。打つことだけに100%の意識で、そのボールが体に向かってきたら、絶対に避けることは出来ません。

死球。その恐怖の発信先(相手投手と捕手)はハッキリしているわけです。投げる前と後の投手の目や顔を見れば、手元が狂ってしまったのか、それとも故意なのか、だいたいわかります。私みたいな底辺カス選手でもわかるのですから、プロならもっとわかるでしょう。

相手ベンチは「バッター、ビビッとんぞ!頭いったれ!」とかヤジってきて、ぶつけられたら…手元が狂ったとしても怒りは抑えられないのに、ましてや故意だったら…。そして、相手投手がニヤニヤして、その口元が「よけろや」と動いた日にゃ…。

昨年、ドジャースvsパドレスの死球合戦で殺伐としたフィールドで、大谷翔平が敵ベンチ歩み寄って笑顔で話しかけ〝停戦〟させたことがありました。見たことも聞いたこともない光景だったので、感動で泣いてしまいました。

しかし、高校時代にあんな殺気だった空気で私が敵ベンチに行ったら即・乱闘です。

それまで積み上げた尊敬するしかない行動と、何よりも圧倒的な実力がある、MLBでも〝神〟に近い大谷だから出来たことです。

そういえば、私の時代はぶつけたら投手は帽子を取って謝るなんて倫理道徳は徹底されていませんでした。

落合博満は「昔のパリーグなんて相手の4番をつぶそうと頭に投げてくるのは当たり前。それが、体を開く(逃す)フォームになった大きな理由の一つ」と語ってましたが、打者は「打つ」というだけでなく「死球をよける」という意識も頭から消せない生き物です。

東尾修なんて、あのスタイルでは現代なら1発退場。何度も同じことするから出場停止処分もあったでしょう。まあ、今の時代でどうするのか、話を聞いてみたいグレートですが。

勇敢な打者が思い切り踏み込んで、そのボール(死球)が頭に来たら取り返しのつかない悲劇につながります。



前置きが長くなりました。

昨夜の虎と燕の首位攻防戦。

燕の監督の出身校は市立尼崎で、私がやってた当時は県立尼崎などと並んで全国レベルの強豪校で、むちゃくちゃガラが悪かったですが、喧嘩はまったくもって弱かったですね(野球でボロ負けして、売られた喧嘩まで負けてられるか!という、あくまで個人の感想です)。

燕の投手の内角攻め。阪神の打線を抑えるにはそこを厳しく攻めなければ勝てないのですから、当然です。おそらく「ぶつけてもいいくらいでないと厳しくいけないぞ」という意識があったのは、容易に想像できます。

そこまでは、ギリで許容範囲だと思います。ボクシングでいえばレフが注意して続行させるローブローやホールディング、故意のバッティングやラビットパンチまではいってないかな。

ただ、あの藤川球児が怒るのは理解できます。

「議論を呼ぶ殺気だったフィールド」でした。












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MLB公式のデータ分析企業Baseball sevant(ベースボール・サーバント)が村上宗隆を開幕早々に「ホワイトソックスはもう1人のカイル・シュワーバーを手に入れたのかもしれない」と評しましたが「ふざけるな」です。

「打率が極端に低いが当たればホームラン」ということでしょうが、フィリーズの一発屋よりも確実性があり足が速い。

今日までのチーム24試合で打率.256/10本塁打/19打点/OPS .992。2割そこそこが指定席のフィリーズの巨大間歇泉は.198/8/15打点/OPS .847。

アーロンジャッジは.242 /9 /17打点/OPS .932。大谷翔平が.258/5/11打点/OPS .854。

「アーロン・ジャッジを超えてゆけ」…というかもう超えてるぞ。

まあ、もちろん。162試合のシーズンで、まだ30試合にも達していません。マラソンでいうと最初の5キロを通過して10キロ手前。

野球でいうとまだ2回の攻防。先は長い。…のですがBaseball sevant の示す打球速度やバレル率などの数値は両リーグ合わせてもトップ5。

この〝検査結果〟から、MLBでも紛うことなき長距離砲であることが証明されました。


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シーズン前の評価は「順応力のある岡本和真は健闘するだろうが、自分の型を完成している村上は適応するのに苦労する」というものでした。


岡本はこれからその順応力を見せるでしょう。そして、MLBを自分の型にハメた村上は、これからMLBの順応(研究)の風に晒されるでしょうが、はっきりした自信をつかんだはず。

がんばれ、村上様!

がんばれ!奈良のジョニー!


【現在のシーズン本塁打ペース】村神様:67.5本/ジョニー・デップ:20.25本
※2人ともチーム24試合目

◎村神様 
打率.256  本塁打10  打点19

◎ジョニー・デップ 
打率.207 本塁打3 打点8
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21試合4勝17敗。勝率1割9分。
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ついに勝率1割台である。このままシーズンを終えたNPB球団は歴史上存在しない。

ちなみに、142試合を勝率1割9分のハイペースで走り抜けると27勝115敗。唯一の三桁敗戦をマークした1961年の近鉄(6位140試36勝103敗
1分、勝率.261)が65年間も守り続けた孤高の記録を大幅に更新することになる。

20世紀と比較してプロ野球の戦力が均等化された現代において、勝率19%の衝撃は計り知れない。

大谷翔平を「もう2度と見ることができない」というなら、もしちゅにどらがこのままのペースでシーズンを終えると、やはりもう2度と見ることのできない、歴史上誰も見たことがない光景を我々は目の当たりにすることになる。

その意味で、我々はいま、日米同時進行でとんでもない超常現象が巻き起こっていることをしっかり認識すべきだろう。

ただし、ちゅにどらについてはまだまだ序盤。27勝115敗という驚天動地の記録を打ち建てるためには、あと10勝しかできない。1割9分という目を疑う数字にしても、明日のヤクルト戦でひょんなことから勝ってしまうと5勝17敗、2割2分7厘と一気に2割ラインをオーバーしてしまうのだ。

そうなると、そのあと2連敗しても5勝19敗、2割8厘。当たり前だが、軽はずみで1勝してしまうと4連敗しないと2割ラインに戻せない。何かの間違いで2連勝でもしてしまった日にゃ、8連敗が必要になる。

たった一つの勝利で全てが瓦解しかねない、毎日が剣ヶ峰、土俵際である。

ちゅにどらが現在、突っ走っているペースはそれほどまでに過酷で、タイトロープをスキップで渡るような曲芸ですらあるのだ。

現実的には、終わってみたら勝率3割を大きくオーバーなんて平凡な数字で終わっているだろうが、可能性はゼロではない。

記録更新には「2割ライン」なんてぬるいことを言っていたらダメ、絶対に。

勝率1割台はNPBではまだどのチームも成し遂げていないが、世界に目を向けると上には上がいる。1899年にクリーブランド・スパイダーズは20勝134敗、勝率1割2分9厘7毛という金字塔を打ち建てている。

スパイダーズの大記録を前にしては、2割ラインをうろうろしているちゅにどらの1割9分なんて、ひよっこ以下だ。スパイダーズの1割2分9厘7毛を22試合で換算すると、アバウト2.8勝19.2敗。この世界記録と比較すると、ちゅにどらは勝ち星で一つ以上、黒星で二つ以上も〝借金〟していることになる。

気持ちの持ち方だ。2割ラインを守るのではなく、1割へ向けて攻め抜いて欲しい。

ちゅにどらには変に余裕を持たずに「連勝しなければ1勝くらいなら大丈夫」ではなく「もう1勝もできない」という崖っぷちの悲壮感を持って道なき道を突き進んで欲しい。

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