甲子園だけを見てると、素晴らしいスポーツマンシップがキラキラしてますが、中高の野球なんて最も荒れくれたスポーツです。
互いのベンチから「おい、おい…」なヤジは当たり前。死球や、スライディングなどでの接触プレーで険悪な空気になるのは当たり前。私の貧弱な体験でも乱闘までいったことが2試合あります。

硬球では、死球は本当に怖い。まともに当たったら、石を直撃されたみたいに激痛です。まともに当たると、綺麗に縫い目が付きます。「120kmなら豪速球」「130kmはまずお目にかかれない超速球」という高校時代の私レベルでも、特に頭に向かって来るボールは恐怖でしかありません。
初めてスピードガンを見て触ったのは中学生のときでしたが、どこのポイントで〝撃つ〟かでスピードが変わるのも新鮮でした。
よく言われることですが、バッティングセンターで140km(一番近いとこには「堀内ボール」というのがありました)を、ちょっとぼやんとしてても2球目以降で完璧にミート出来ても、実戦での初球の130kmをバットに当てるのはものすごい集中力が要ります。打つことだけに100%の意識で、そのボールが体に向かってきたら、絶対に避けることは出来ません。
死球。その恐怖の発信先(相手投手と捕手)はハッキリしているわけです。投げる前と後の投手の目や顔を見れば、手元が狂ってしまったのか、それとも故意なのか、だいたいわかります。私みたいな底辺カス選手でもわかるのですから、プロならもっとわかるでしょう。
相手ベンチは「バッター、ビビッとんぞ!頭いったれ!」とかヤジってきて、ぶつけられたら…手元が狂ったとしても怒りは抑えられないのに、ましてや故意だったら…。そして、相手投手がニヤニヤして、その口元が「よけろや」と動いた日にゃ…。
昨年、ドジャースvsパドレスの死球合戦で殺伐としたフィールドで、大谷翔平が敵ベンチ歩み寄って笑顔で話しかけ〝停戦〟させたことがありました。見たことも聞いたこともない光景だったので、感動で泣いてしまいました。
しかし、高校時代にあんな殺気だった空気で私が敵ベンチに行ったら即・乱闘です。
それまで積み上げた尊敬するしかない行動と、何よりも圧倒的な実力がある、MLBでも〝神〟に近い大谷だから出来たことです。
そういえば、私の時代はぶつけたら投手は帽子を取って謝るなんて倫理道徳は徹底されていませんでした。
落合博満は「昔のパリーグなんて相手の4番をつぶそうと頭に投げてくるのは当たり前。それが、体を開く(逃す)フォームになった大きな理由の一つ」と語ってましたが、打者は「打つ」というだけでなく「死球をよける」という意識も頭から消せない生き物です。
東尾修なんて、あのスタイルでは現代なら1発退場。何度も同じことするから出場停止処分もあったでしょう。まあ、今の時代でどうするのか、話を聞いてみたいグレートですが。
勇敢な打者が思い切り踏み込んで、そのボール(死球)が頭に来たら取り返しのつかない悲劇につながります。
前置きが長くなりました。
昨夜の虎と燕の首位攻防戦。
燕の監督の出身校は市立尼崎で、私がやってた当時は県立尼崎などと並んで全国レベルの強豪校で、むちゃくちゃガラが悪かったですが、喧嘩はまったくもって弱かったですね(野球でボロ負けして、売られた喧嘩まで負けてられるか!という、あくまで個人の感想です)。
燕の投手の内角攻め。阪神の打線を抑えるにはそこを厳しく攻めなければ勝てないのですから、当然です。おそらく「ぶつけてもいいくらいでないと厳しくいけないぞ」という意識があったのは、容易に想像できます。
そこまでは、ギリで許容範囲だと思います。ボクシングでいえばレフが注意して続行させるローブローやホールディング、故意のバッティングやラビットパンチまではいってないかな。
ただ、あの藤川球児が怒るのは理解できます。
「議論を呼ぶ殺気だったフィールド」でした。
互いのベンチから「おい、おい…」なヤジは当たり前。死球や、スライディングなどでの接触プレーで険悪な空気になるのは当たり前。私の貧弱な体験でも乱闘までいったことが2試合あります。

硬球では、死球は本当に怖い。まともに当たったら、石を直撃されたみたいに激痛です。まともに当たると、綺麗に縫い目が付きます。「120kmなら豪速球」「130kmはまずお目にかかれない超速球」という高校時代の私レベルでも、特に頭に向かって来るボールは恐怖でしかありません。
初めてスピードガンを見て触ったのは中学生のときでしたが、どこのポイントで〝撃つ〟かでスピードが変わるのも新鮮でした。
よく言われることですが、バッティングセンターで140km(一番近いとこには「堀内ボール」というのがありました)を、ちょっとぼやんとしてても2球目以降で完璧にミート出来ても、実戦での初球の130kmをバットに当てるのはものすごい集中力が要ります。打つことだけに100%の意識で、そのボールが体に向かってきたら、絶対に避けることは出来ません。
死球。その恐怖の発信先(相手投手と捕手)はハッキリしているわけです。投げる前と後の投手の目や顔を見れば、手元が狂ってしまったのか、それとも故意なのか、だいたいわかります。私みたいな底辺カス選手でもわかるのですから、プロならもっとわかるでしょう。
相手ベンチは「バッター、ビビッとんぞ!頭いったれ!」とかヤジってきて、ぶつけられたら…手元が狂ったとしても怒りは抑えられないのに、ましてや故意だったら…。そして、相手投手がニヤニヤして、その口元が「よけろや」と動いた日にゃ…。
昨年、ドジャースvsパドレスの死球合戦で殺伐としたフィールドで、大谷翔平が敵ベンチ歩み寄って笑顔で話しかけ〝停戦〟させたことがありました。見たことも聞いたこともない光景だったので、感動で泣いてしまいました。
しかし、高校時代にあんな殺気だった空気で私が敵ベンチに行ったら即・乱闘です。
それまで積み上げた尊敬するしかない行動と、何よりも圧倒的な実力がある、MLBでも〝神〟に近い大谷だから出来たことです。
そういえば、私の時代はぶつけたら投手は帽子を取って謝るなんて倫理道徳は徹底されていませんでした。
落合博満は「昔のパリーグなんて相手の4番をつぶそうと頭に投げてくるのは当たり前。それが、体を開く(逃す)フォームになった大きな理由の一つ」と語ってましたが、打者は「打つ」というだけでなく「死球をよける」という意識も頭から消せない生き物です。
東尾修なんて、あのスタイルでは現代なら1発退場。何度も同じことするから出場停止処分もあったでしょう。まあ、今の時代でどうするのか、話を聞いてみたいグレートですが。
勇敢な打者が思い切り踏み込んで、そのボール(死球)が頭に来たら取り返しのつかない悲劇につながります。
前置きが長くなりました。
昨夜の虎と燕の首位攻防戦。
燕の監督の出身校は市立尼崎で、私がやってた当時は県立尼崎などと並んで全国レベルの強豪校で、むちゃくちゃガラが悪かったですが、喧嘩はまったくもって弱かったですね(野球でボロ負けして、売られた喧嘩まで負けてられるか!という、あくまで個人の感想です)。
燕の投手の内角攻め。阪神の打線を抑えるにはそこを厳しく攻めなければ勝てないのですから、当然です。おそらく「ぶつけてもいいくらいでないと厳しくいけないぞ」という意識があったのは、容易に想像できます。
そこまでは、ギリで許容範囲だと思います。ボクシングでいえばレフが注意して続行させるローブローやホールディング、故意のバッティングやラビットパンチまではいってないかな。
ただ、あの藤川球児が怒るのは理解できます。
「議論を呼ぶ殺気だったフィールド」でした。
コメント
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フシ穴の眼
が
しました