少し気になるニュースが立て続けに入ってきました。

「米大リーグのマンフレッド・コミッショナーとクリーブランド・インディアンス球団は1月29日、来季のユニホームから「先住民族の長」をあしらったロゴを取り除くと発表した。人種差別にあたるとして、近年ネイティブアメリカンの人権を主張する団体などから撤廃を要求されていた。」
…おそらく世界中で最も愛らしいチームキャラクター「チーフワフー」がNGなら、アトランタ・ブレーブスの「トマホーク」(インディアンが使う斧)も無くなる運命なのでしょうね。
「1月31日にモータースポーツの最高峰であるフォーミュラー1は、公式サイトで「グリッドガール(レースクイーン)の廃止を決定する」というオフィシャルコメントを発表した。F1の興行オーナーであるリバティ・メディアは「グリッドガールの存在は今日の道徳規範では性差別的で時代遅れだと多くの人々からみなされている」と昨年から主張、廃止を検討していた。」
…ということは、ボクシングのラウンドガールも近い将来、廃止されるのでしょうか?
2年前の2015年、北海道日本ハムファイターズが、新千歳空港にある巨大バナー広告を取り下げるという事件もありました。「北海道は、開拓者の大地だ。」の文言があり、アイヌ民族の最大組織「北海道アイヌ協会」から、先住民族の権利を害する不適切な表現だと指摘されたことに対応したものでした。
最優先されるべきは、被差別者の感情であることは言うまでもありません。
かつて、ウガンダの世界王者ジョン・ムガビは自らに付けられた「ザ・ビースト」という異名を毛嫌いしていました。「私は獣なんかじゃない」と。
ジョセフ・アグベコはキングコングのニックネームを気に入って正式の戸籍名にもミドルネームとして申請しました。
しかし、もしもそういう背景が無かったとして、観客席からアグベコに「キングコング!」のヤジが飛んだとしたら…これは微妙ですね
インディアンカジノでインディアンの末裔がそのロゴマークを使う、黒人ラッパーが唇の厚い黒人イラストを描くのは当然、差別とはみなされません。
最優先されるべきは被差別者、被害者の感情であることは言うまでもありません。
ムガビが悲しむ名前を付けるヤツは最低です。
昔が異常だったのです。
原子爆弾を投下された敗戦から、わずか6年後の1951年に「鉄腕アトム」が誕生しました。
アトム、原子です。お兄さんの名前はコバルト、妹はウランちゃんです。まだ時間が経ってないのに生々し過ぎます。
原子力で動くAIが大暴れするなんて設定、現代ではいろんな意味で危なっかしくて、間違いなく許されません。
さらに一年早い1950年、強打の松竹ロビンス打線は水爆打線と呼ばれていました。今なら絶対にアウトです。

【ベースボール・マガジン社「プロ野球80周年企画 写真で見る日本プロ野球の歴史 セントラルリーグ編」より…「松竹ロビンス=水爆打線」まではわかってましたが、てっきりパ・リーグだと思い込んでいました。自宅に帰って何とはなしに「パシフィックリーグ編」を開いても見当たらず…。そもそも私が生まれるはるか前の出来事、活字や画像で後から見聞きした記憶は曖昧になりがちです、というかオンタイムなら忘れるわけが無いことを欠落しがちです、、と言い訳。】
1953年に岩波書店から日本に紹介された「ちびくろサンボ」や、長らく愛されたカルピスの黒人キャラクターもまた〝絶滅〟に追いやられました。
また、田中角栄をはじめ大政治家の多くは妾を囲っていましたが、誰もそれを糾弾したりしませんでした。
今、安倍晋三が不倫したら大ニュースです。
誰かを傷つける、誰かを不愉快にさせる可能性があるものは、徹底的に滅菌、絶滅させなければいけません。
ボクシングのラウンドガールも余命いくばくも無い状況でしょう。
そういえば、4、5年前までリング誌が毎号掲載していたラウンドガールを紹介するグラビアページもいつのまにか姿を消していました。
ボクシング禁止論の根拠には、単に「危険なスポーツ」「故意に相手の急所を狙う悪辣な蛮行」というだけでなく、「例えボクサー本人の自由意志で行われているとしても、その存在を不愉快に思う善良な人が多く存在する」という主張もあります。
ラウンドガールどころか、ボクシングも近い将来は絶滅してしまって「無知蒙昧の野蛮人が殴り合うスポーツがあったなんて信じられない」と、未来人に眉をひそめられる運命なのかもしれません。
人を傷つけるような言動は絶滅に許されるものではありません。
アトムが空を飛び、水爆打線が猛威を振るい、子供たちは、サンボが虎を出し抜いて作ったバターの味を想像してヨダレを流し、黒人キャラクターの真似をしてストローで飲みたいとカルピスをねだる、そんな時代よりも、弱者にしっかり目を向ける今の方が遥かに良いに決まっています。
それにしても…。
〝アトムが飛べない時代〟…皆様はどう思いますか?

「米大リーグのマンフレッド・コミッショナーとクリーブランド・インディアンス球団は1月29日、来季のユニホームから「先住民族の長」をあしらったロゴを取り除くと発表した。人種差別にあたるとして、近年ネイティブアメリカンの人権を主張する団体などから撤廃を要求されていた。」
…おそらく世界中で最も愛らしいチームキャラクター「チーフワフー」がNGなら、アトランタ・ブレーブスの「トマホーク」(インディアンが使う斧)も無くなる運命なのでしょうね。
「1月31日にモータースポーツの最高峰であるフォーミュラー1は、公式サイトで「グリッドガール(レースクイーン)の廃止を決定する」というオフィシャルコメントを発表した。F1の興行オーナーであるリバティ・メディアは「グリッドガールの存在は今日の道徳規範では性差別的で時代遅れだと多くの人々からみなされている」と昨年から主張、廃止を検討していた。」
…ということは、ボクシングのラウンドガールも近い将来、廃止されるのでしょうか?
2年前の2015年、北海道日本ハムファイターズが、新千歳空港にある巨大バナー広告を取り下げるという事件もありました。「北海道は、開拓者の大地だ。」の文言があり、アイヌ民族の最大組織「北海道アイヌ協会」から、先住民族の権利を害する不適切な表現だと指摘されたことに対応したものでした。
最優先されるべきは、被差別者の感情であることは言うまでもありません。
かつて、ウガンダの世界王者ジョン・ムガビは自らに付けられた「ザ・ビースト」という異名を毛嫌いしていました。「私は獣なんかじゃない」と。
ジョセフ・アグベコはキングコングのニックネームを気に入って正式の戸籍名にもミドルネームとして申請しました。
しかし、もしもそういう背景が無かったとして、観客席からアグベコに「キングコング!」のヤジが飛んだとしたら…これは微妙ですね
インディアンカジノでインディアンの末裔がそのロゴマークを使う、黒人ラッパーが唇の厚い黒人イラストを描くのは当然、差別とはみなされません。
最優先されるべきは被差別者、被害者の感情であることは言うまでもありません。
ムガビが悲しむ名前を付けるヤツは最低です。
昔が異常だったのです。
原子爆弾を投下された敗戦から、わずか6年後の1951年に「鉄腕アトム」が誕生しました。
アトム、原子です。お兄さんの名前はコバルト、妹はウランちゃんです。まだ時間が経ってないのに生々し過ぎます。
原子力で動くAIが大暴れするなんて設定、現代ではいろんな意味で危なっかしくて、間違いなく許されません。
さらに一年早い1950年、強打の松竹ロビンス打線は水爆打線と呼ばれていました。今なら絶対にアウトです。

【ベースボール・マガジン社「プロ野球80周年企画 写真で見る日本プロ野球の歴史 セントラルリーグ編」より…「松竹ロビンス=水爆打線」まではわかってましたが、てっきりパ・リーグだと思い込んでいました。自宅に帰って何とはなしに「パシフィックリーグ編」を開いても見当たらず…。そもそも私が生まれるはるか前の出来事、活字や画像で後から見聞きした記憶は曖昧になりがちです、というかオンタイムなら忘れるわけが無いことを欠落しがちです、、と言い訳。】
1953年に岩波書店から日本に紹介された「ちびくろサンボ」や、長らく愛されたカルピスの黒人キャラクターもまた〝絶滅〟に追いやられました。
また、田中角栄をはじめ大政治家の多くは妾を囲っていましたが、誰もそれを糾弾したりしませんでした。
今、安倍晋三が不倫したら大ニュースです。
誰かを傷つける、誰かを不愉快にさせる可能性があるものは、徹底的に滅菌、絶滅させなければいけません。
ボクシングのラウンドガールも余命いくばくも無い状況でしょう。
そういえば、4、5年前までリング誌が毎号掲載していたラウンドガールを紹介するグラビアページもいつのまにか姿を消していました。
ボクシング禁止論の根拠には、単に「危険なスポーツ」「故意に相手の急所を狙う悪辣な蛮行」というだけでなく、「例えボクサー本人の自由意志で行われているとしても、その存在を不愉快に思う善良な人が多く存在する」という主張もあります。
ラウンドガールどころか、ボクシングも近い将来は絶滅してしまって「無知蒙昧の野蛮人が殴り合うスポーツがあったなんて信じられない」と、未来人に眉をひそめられる運命なのかもしれません。
人を傷つけるような言動は絶滅に許されるものではありません。
アトムが空を飛び、水爆打線が猛威を振るい、子供たちは、サンボが虎を出し抜いて作ったバターの味を想像してヨダレを流し、黒人キャラクターの真似をしてストローで飲みたいとカルピスをねだる、そんな時代よりも、弱者にしっかり目を向ける今の方が遥かに良いに決まっています。
それにしても…。
〝アトムが飛べない時代〟…皆様はどう思いますか?
コメント
コメント一覧 (3)
本来なら市民一人一人によって違うものでそれを尊重してこその民主主義だと思うのですが。
20世紀に蔓延した「政治的な正しさ」を極一部の人間が決定する恐ろしい2つの思想の轍を踏まないことを祈ってます。
まぁ山ほどいる王者、使命試合の度重なる不履行等を鑑みるとボクシングにも「正しさ」は必要なのは間違いありませんが(笑)
弱者が泣き寝入りするしかない時代は絶対暗黒時代ですが…過剰反応する現代の方が素晴らしい時代なのでしょう。
今でも、サッカーファンが差別発言を繰り返してますが、あのほとんどは許してはいけない暴言暴挙です。
とはいえ、過剰に滅菌殺菌するのは…難しい問題です。
レースクイーンやラウンドガールは良いと思いますけどね。キレイでゴージャスな女の子を見るのがダメなら、ボクサーはシャツを
着て肉体美を隠さなければいけないのかしら?
しかし、個人的には気が付かない事が多くありますが、嫌な思いをするがわの意見をないがしろにしてはいけませんよね❗