ストロー級の無敗同士の団体統一戦は、予想通りの一方的な内容になりました。

WBO王者オスカー・コラーゾは早々にWBA王者ノックアウト・CPフレッシュマートを支配、第6ラウンドに最初のダウンを奪います。

続く第7ラウンド、サウスポーのプエルトリコ人は右のボディショットから左アッパーでタイ人をフィニッシュ。

無敗レコードを11戦全勝8KOに伸ばした27歳のコラーゾは「次も統一戦を希望する。プエルトリコ史上初の4団体統一王者になる」と宣言。

10年間も王者に君臨、16連続防衛中だった34歳のノックアウトは、キャリア初黒星。戦績は25勝9KO1敗となりました。

欧米での関心が低いが故にスター選手が生まれにくい軽量級ですが、メキシカンとプエルトリカンで優れたパフォーマンスを見せる王者は人気階級には及ばないものの一定の人気を博します。

ここ10年ではレオ・サンタクルス、現在ならバム・ロドリゲスがその代表格ですが、日本人が絡むことはできませんでした。

この〝世にも珍しい〟軽量級のスターにコラーゾが仲間入りしつつあります。

倒さねばなりません。

「軽量級のビッグファイトは日本」と相場が決まっていましたが、リディアシーズンに斬り込んだコラーゾとの激突はサウジアラビアの異様な静けさ、よく言えば完全ニュートラルな空気の中で行うことになるかもしれません。