まだ23歳のバム・ロドリゲスが、この10年スパンで軽量級に現れた最高のスター選手であることは間違いありません。

これで階級がジュニアフェザー級やフェザー級なら、対戦相手に全く恵まれないまま30歳を迎えてしまった井上尚弥にとって極上の御馳走が登場!となるのですが「ジュニアライト級でも王者になれる」と豪語するサウスポーのテキサンのロードマップに、井上尚弥戦が仕込まれていても全く不思議ではありません。

バムにとっても「過大評価」と批判れれる理由は対戦相手の質。

【直近の試合でファン・フランシスコ・エストラーダに2度ダウンを奪われTKO負けしている33歳の】カルロス・クアドラス(12ラウンド判定)
★元PFP10位


【エストラーダ第二戦に敗北、完全にキャリア末期の35歳】シーサケット・ソールンビサイ(8ラウンドTKO)
★元PFP5位


PUNCHESRODRIGUEZ EDWARDS
Total landed238138
Total thrown533504
Percent45%27%
Jabs landed5863
Jabs thrown243274
Percent24%23%
Power landed18075
Power thrown290230
Percent62%33%

【フライ級の対立王者無敗、IBFストラップを4連続防衛中の27歳】サニー・エドワーズ(10ラウンドTKO)

唯一の旬の強豪エドワーズも対羽扇相手の質には疑問符しか湧いてきません。

エドワーズの最高の勝利は、タイトルを奪ったモルティ・ムザラネ戦。あのムザラネです。

ただし、当時16ヶ月もリングを離れていた38歳。ドネアをして「今日の結果はムザラネに不運。再戦する」と言わしめた2008年バージョンの最強王者ムザラネではありません。

エドワーズは「穴王者」ではありませんが、4団体17階級時代でなければどんなポジションに付いていたでしょうか?

井岡もバムも対戦相手として真っ先に名前を挙げたエストラーダは、まさにそういうこと、誰と戦ったのか?対戦相手の質が際立っているのです。

そのガジョも激闘の上に、激闘続きで、来年4月で34歳。リング誌ジュニアバンタム級王者ながら、1年以上も試合から遠ざかり、次戦の予定も入っていません。PFPは多くのメディアでランクアウトBoXRecでもinactive、現役扱いされていません。

対戦を熱望しているバムや井岡一翔はブランド大好きなのでしょうが、試合が決まれば色々根回しが期待されることも含めて、彼らが有利とみられるでしょう。

それならバムも井岡も中谷潤人とやった方が株が上がります。オッズはアンダードッグになるでしょうけど。