今夜はBoxingScene .comの、「The Inoue Auditions〜軽量級の金脈に群がるファイターたち〜」から徒然に。


▶︎▶︎▶︎ボクシングの世界で100万ドルファイターは珍しいことではない。

シュガー・レイ・レナード、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ、そして現在のカネロ・アルバレスは「100万ドルファイター」の枠組みからもはみ出た存在だ。

Multi-million dollar rainmakers are nothing new, but they often come in the form of welterweights and higher. 


しかし、彼らはもちろん、100万ドルファイターもウェルター級以上のクラスでよく見られるが、軽量級ではほとんど確認できない存在だった。

かつてのナジーム・ハメドがそうだった。そして、今は日本の井上尚弥だ。

井上が米国のPPVで大きな数字を稼げるわけはない。しかし、プロボクサーとしては米国にこだわる必要はどこにもない。

井上とスティーブン・フルトンの試合には800万ドルがファイトマネーとして用意されたという。

ジュニアフェザー級では、ちょうど10年前、2013年に行われたノニト・ドネアとギレルモ・リゴンドーの試合は約200万ドル、2008年のイスラエル・バスケスとラファエル・マルケスはラバーマッチで100万ドルを分け合った。

軽量級で100万ドルが取り沙汰されることは珍しい。つまり、井上の前にはオーディションの列ができるということ。

WBOフェザー級王者ロベイシ・ラミレスは「井上を将来的な対戦相手とは考えていない、優先すべきは目の前の敵を倒すだけ」と語っていますが、本音は別のところにあるはず。

予定通りにマーロン・タパレスを撃破した井上は、行列の先頭にいるルイス・ネリやサム・グッドマンを選ぶかもしれないが、トップランクがラミレスやIBF王者ルイス・アルベルト・ロペスを抱え、オタベク・コルマトフとレイモンド・フォードのWBAフェザー級王者決定戦を落札したことは、このクラスで大きな戦争を予定しているとしか考えられない。

人気階級のタレントを確保するパワーを失ったトップランクが軽量級の金脈に目をつけているのは明らかだ。▶︎▶︎▶︎




2010年頃、マニー・パッキャオに気切りをつけられていなかった頃のトップランクは世界をリードするプロモーターでした。

当時、ファンマ・ロペスとユリオルキス・ガンボアの〝決勝戦〟を見越して、トップランクによるフェザー級ウォーズが画策されていましたが、フェザー級の壁にファンマが苦しみ頓挫。

今回は「井上がフェザーにいつ上がるのか?」が最大の焦点。その頃、フェザー級がどこまで活性化しているかが気になります。