岡本和真が今日、契約更改交渉に臨み、今季から1億5千万円増の4億2千万円でサインしました。

この数字はあくまで推定で、ほとんどのプロ野球選手は正確な金額を明らかにしていません。

報酬を正確に発表しない大きな理由は、同じような実績の選手と比較して契約交渉が揉めることを避けるため。

読売でタイトルを獲るのと、広島でタイトルを獲るのでは金額が違うのは誰もが理解していますが、それでも推定が〝ワンクッション〟になると考えられているのです。

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プロボクシングの世界では、重岡優大がファイトマネーの遅配があったことでワタナベジムと3150ファイトへの不信感をSNSで爆発させました。

重岡兄弟のファイトマネーの支払いが大幅に遅れたことは悪意があったわけではなく、事務手続きにルーズだっただけなのでしょうが、それにしても、です。

ファイトマネーは優大の投稿からすぐに支払われたということです。

しかし、まず渡辺均会長に直接「どうなってるんですか?」と問い糺さなかったことは少し残念な気もします。といっても、それはファンの勝手な期待であって、ビジネスの世界、優大にはなんの罪もありません。

プロ野球の場合は岡本が「両手(6億円以上)じゃないですよ、片手のどれか」とヒントを与えたように、記者との掛け合いの中で大体正確な金額が推定されていると言われています。

一方で、プロボクサーのファイトマネーは推定以上に推定です。さらに、カネの出所がプロモーターも兼ねる所属ジムであることがほとんどで、重岡兄弟のように専業プロモーターから支払われるケースは稀です。

このカネの出所が不透明な理由は、プロ野球と同じように「あっちのジムの方が高い」という揉め事が起きないようにということや、世界王者や何かしらの王者になるとジムからの支払いにスポンサー収入も加算した金額をそのまま明らかにしてしまうと、ファイトマネーの約3%とされる認定団体に支払う承認料が増えてしまうこともあるでしょう。

さらに、世界戦でも無名の挑戦者となるとファイトマネーが非常に低いことも公表しにくい一因でしょう。

プロボクサーも報酬を明らかにすべきか、それとも公表しない方が業界の発展につながるのか?

これから、野球やサッカーに追いつけ、追い越せでメジャースポーツを目指すなら公表した方がいいに決まっています。将来「日本王者になれば何不自由なく生活できる」という日が来るなら。

もし、そうでないなら、ファイトマネーは明らかにする必要はないのかもしれません…。