学生スポーツのトップのセミプロ化が「大学は学問を学ぶところ」という本分から離れてしまっているのは明らかです。

一方で、私立大学にとってスポーツで注目を浴びることが有効な広報宣伝活動であることを考えると、例えば青山学院の長距離選手は広報宣伝部に所属していると見なすことが出来ます。

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箱根駅伝でお馴染みの青学や駒沢は助っ人外人を採用していませんが、駅伝チームが〝一般学生〟で構成されているわけなどないことは誰にでもわかります。
もちろん、「広報宣伝部」と名乗らないことや、「ケニアからの交換留学生」なんてワード等に、違和感を覚える人もいるかもしれませんが、彼らが勉学最優先の学生だとは誰も思ってないのですから、方便と受け止めるのが常識、というか良識です。

彼らが最優先しているのは、スポーツです。それも非常に高いレベルで戦っています。

女の子に乱暴するのが目的の半分(以上?)みたいなナンパサークルが犯罪を犯したのなら、それは犯罪組織ですから解体するのは当たり前。

しかし、日大アメフト部はドラッグを服用するのが目的ではありません。

アメフトが大好きで真面目にアメフトに打ち込んでいる学生も、たくさんいるはずです。

一番重要なのは、なぜこんな犯罪が起きてしまったのかを明らかにして、再発防止に努めることです。世間の顔色を窺って、右往左往することではありません。

そして、一番守らなければならないのは真面目な学生たちです。

今回の廃部が、世間の顔色を窺って右往左往して行き着いた「これで許して」という生贄であることは明らかです。

その生贄が真面目な学生たちだとしたら、これほど理不尽な話はありません。

この大学からは「なぜこんな犯罪が起きてしまったのかを明らかにして、再発防止に努める」という、喫緊の最優先事項への取り組みが見えてこないのです。

…続きます。