石川は毎年ではありませんが、長いことお仕事が続いている土地です。

金沢なんかは、やっぱり〝お高い〟店が多くて、ちょっと面倒くさい町ですが、加賀百万石、まあ素晴らしい土地であります。

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公式HPでは「炊き立てご飯を連想する香ばしさとバナナを連想する甘い芳香が穏やかに感じられ、小気味よい酸味と柔らかな旨味によって喉をスルスルと通っていきます」と商品説明がありますが、「バナナを連想する」以外はその通り。

「やさしい酔い心地で、『まず一杯』のつもりでも、どんどん杯が進みます」というのが、まさにその通り。

一升酒なんて滅多に飲まない私ですが「菊姫 先一杯」も何回かあるなぁ…。

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磨き抜かれた吟醸ではなく、磨かないが故に何も削いでいないことは、稲穂の黄金が乗り移ったような酒色にも表れています。

誰でも知ってることですが、お酒って見た目の色や、グラスや蛇の目に馴染んだオイリーから、鼻からの香り、舌の上での転がりの良さ、喉を通る滑らかさ、そこまでの香り、食道をゆっくり滑り落ちる味わい…チェックポイントが多いんです。

「菊姫 先一杯」は、すべてのポイントを80点以上でパスする万能型の酒です。

一発強打はないものの、文句なし、日本酒のオレクサンデル・ウシクです。

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一升瓶のクビをくくる紐も、さすが加賀です、着物の柄のようでオシャレです。

後ろに転がってるのは、捨てられない野球の硬球。

中学だけでなく、高校の野球部でもときどき遊んでもらってるのですが、硬球はやっぱりいいです、大好きです。

もう長いこと硬球で野球をしてませんが、もうこいつを真剣に投げたり打ったりすることはないと思うと、高校生たちが羨ましいを通り越して妬ましくなってきます。

というわけで、酔っ払ってくると、酒の話が硬球の話になることだって、あるのです。