初めてスポーツイラストレイテッド誌を手にしたのは、もしかしたら中学生の頃だったのかもしれません。

しかし、毎週貪り読むようになったのは高校時代。

図書館に届けられる1ヶ月分の雑誌類の分厚い包装紙を破る時の感動は、この年になってもまだはっきり覚えています。

当時のスポイラは週刊、1ヶ月分だと4冊、多いときには5冊が梱包されていました。

5冊の月は、もうとんでもない幸運に浴した気分に浸っていたものです。

一方、リング誌を初めて手にしたのは、中学生のときに覗いた大阪のボクシングジム。

リング誌を見たのは、スポイラよりも早いはずですが、そのインパクトは米国を代表する総合スポーツ誌のスポイラの方が上でした。

大好きな米国ボクシングについて、リング誌は専門誌だから当然しっかりカバーしていましたが、当時は今ほどボクシングの没落が酷くなかった時代、信じられないかもしれませんがスポイラでも大きく扱われることが珍しくなかったのです。

最近では2015年のメイウェザーvsパッキャオがダブルカバーで大特集されましたが、あれは例外中の例外。スポイラでボクシングの記事を目にすることは、めっきり少なくなりました。

スポイラの定期購読をやめたのは2年前だったか3年前だったか…。なんとなく、更新しなかったのです。

先日、所用で大阪に立ち寄ったとき、紀伊国屋書店の洋書コーナーでスポイラが目に入って、即購入。

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女子ワールドカップ特集号。

今の米国で、アレックス・モーガンより人気のあるボクサーは一人もいないかもしれません。

「なでしこ」のことも「ダークホース」と警戒されているかもと期待して買いました。

しかし、40ページにわたる特集にもかかわらず、なでしこは残念ながらグループ紹介でふれられただけ。

それをいうと、井上尚弥ら日本の現役ボクサーはスポイラにとりあげられたことは一度もないかもしれませんが、ファイティング原田を〝Frantic Windmill〟(狂った風車)と名付けたのがこの雑誌です。

それにしても、なめんなよ、モー。久しぶりに米国女子代表に悪夢を見せてやるときがやって来ました。

さて、なでしこは〝空振り〟に終わりましたが、トレバー・バウアー登場。

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バウアーを熱烈歓迎する様子を「他国のリーグをよく知っている」と日本の野球ファンを称賛、そして「この国で大谷翔平が生まれた」。

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大谷は、各チームの本塁打を打ったときのセレブレーションを特集する記事に登場。筆頭はもちろん、エンゼルスの「サムライ・ヘルメット(兜)」。



・・・・いつものように、ボクシングの記事は一文字もありませんでしたが、女子ワールドカップの特集は面白かったです。

それにしても。私がスポイラと出会った高校時代では考えられないサッカー特集、しかも女子。隔世の感があります。

米国こそが世界と勘違いしている、あの国のスポーツファンは、女子サッカーで本当の意味での世界体験をしたのかもしれません。

近いうちに、ここでもご紹介します。