さて、クルーザー級を加えた9階級。

さらに追加する価値のあるクラスはあるのでしょうか?

以下の赤字の8階級で、残すべき階級があるとしたら…?

ストロー級105
ジュニアフライ級108

フライ級    112
ジュニアバンタム級115
バンタム級 118
ジュニアフェザー級122
フェザー級 126
ジュニアライト級130
ライト級     135
ジュニアウエルター級140
ウエルター級146
ジュニアミドル級154
ミドル機     160
スーパーミドル級168
ライトヘビー級175
クルーザー級200
ヘビー級     200〜

特に、日本人にはなんの思い入れもありませんが、ボクシング発祥の国イギリスには「ストーン(石)」という重さの単位があります。

英連邦内の試合でリングアナウンサーが「ストーン」でウエイトを紹介するのを聞いたり、WOWOWでジョー小泉が説明してくれているのを見た人も多いと思います。

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日本のファンからは「相撲」と揶揄されたスタイルの10ストーンファイター、リッキー・ハットンは、イギリスではワーキング・ヒーロー。たとえ相手がメイウェザーでもパッキャオでも正面から立ち向かう姿は、負けてなお、彼らの誇りそのものでした。

1ストーンは14ポンド、6.35kg。

イギリスで10ストーン(140ポンド=ジュニアウエルター級)、12ストーン(168ポンド=スーパーミドル級)の人気が高いのは、このストーン単位でキレが良いこともあるのでしょう。

他にもキレの良いクラスは8ストーン(112ポンド=フライ級)、フェザー級(9ストーン=126ポンド)、11ストーン(154ポンド=ジュニアミドル級)。

そして、カネロ・アルバレスが主戦場にしているのが12ストーン級、スーパーミドル級です。

この思い入れのあるクラスでロッキー・フィールディングやカラム・スミス、ビリー・ジョー・サンダースがカネロの軍門に降ってタイトルを奪われる悔しさは「他のクラスでは味わえない苦さ」(英国ボクシングニューズ誌)なのです。

逆に考えると、もしカネロから全てのベルトを奪って英国に持ち帰るファイターが出現したら、とんでもない人気を集めることになるでしょう。

さて、もしジュニアウエルター級がなければライト級とウエルター級の体重差は11ポンド。

また、もしジュニアミドル級がなければウエルター級とミドル級の体重差は13ポンド。

ジュニアウエルター級とジュニアミドル級は、日本人にとっては問答無用の重量級ですが、個性的な世界王者を輩出してきた馴染みのあるクラスです。

それを言い出すと、ストーン単位のキレは悪いもののジュニアライト級も、フェザー級とライト級の9ポンドを埋める〝伝統〟のクラス、やはり日本人王者が数多く生まれてきました。

さて、この三つのジュニアクラスは、残すべきなのでしょうか?

それとも、そんなこと言ってるから階級が増えるんだ、そもそも日本人に馴染みのある階級ってことはレベルが低くて、日本で好き放題できる階級ってこと、そんなの要らない…のでしょうか?