ボクシングに興味を持った80年代から、もう40年以上の歳月が流れてしまいました .

数えきれないほどの個性豊かなファイターに魅了されてきました。

その中でも、フロイド・メイウェザーは「人気」とは何かに一定の答えを示してくれた「最高のビジネスマンでマーケッター」(Forbes誌)でした。

人気商売にとって最悪は無視されること、最高は人気者になることではなく、軽蔑されて「負ければいいのに」と憎まれることーーーメイウェザーは軽蔑されれば、されるほど〝人気〟が高まることを発見した稀代の天才でした。

軽蔑されるには①面白い試合は禁物、そして「負ければいいのに」という思いを爆発させるには②勝ち続けることが不可欠。

①と②は相反するどころか、全く同じベクトルにあることを見出したのです。

面白い試合はできないけど負けないアンドレ・ウォードは、軽蔑されるための下劣な振る舞いが出来ませんでした。もちろん、本人は「自分を貶めてまで金儲けしたくない」と考えてのことでしょうが。

亀田興毅は、軽蔑されることを散々やり尽くしたのに、メイやウォードのような「強さ」とは、呆れ果てるほど全く無縁の不思議ちゃんで終わってしまいました。

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前置きが長くなってしまいました。泣き虫メイの話です。