当たり前なのですが、人間が全てを正確に知り尽くしているわけではありません。

子供たちが学ぶ教科書も頻繁に更新されています。

私が中高時代を過ごした1980年代、人間の歴史、人類の進化は「猿人→原人→旧人→新人」と言う直線的で単純な構図で語られていました。

それぞれの人類は全く違う生物で、交配することはなかった、性交しても子孫を残すことは出来なかったと考えられていました。

2010年、DNA研究が進む中で、現代人のゲノム(全遺伝情報)にネアンデルタール人の遺伝子が受け継がれていたことがわかりました。 

この事実を証明したスバンテ・ペーボ博士は、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

ネアンデルタール人といえば、私たちの教科書にも死者を埋葬、哀悼する習慣があったこと、埋葬された遺体の周囲から大量のヤグルマギクの花粉が検出されていることが書かれていました。

先日、中学生たちとの勉強会でめったにしない世界史の教科書を開くことがありました。そのあと「ヤグルマギクが近所に生えてないか?」と、全く何も期待せず、公園に繰り出しました。

…いきなり、見つけました。

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嘘みたいな話ですが、本当です。

こういうことって、けっこうよくあります。単なる偶然ですが。 

もし、いつものように英語や数学の勉強ですませていたら、矢車菊に誰も気を止めなかったでしょう。

もし、別の公園に行っていたら、矢車菊はなかったかもしれません。

にし「矢車菊 育てています」の立て札がなければ、あの花を見て「ヤグルマギクだ!」と、誰一人気づかなかったでしょう。

いろんな偶然や幸運や出会いって、けっこうあちこちに転がっているものです。