Weight-Classe


5月7日、日曜日にセットされたWBO/WBC世界ジュニアフェザー級タイトルマッチ。 

昨年12月、バンタム級で50年ぶりにUndisputed Championとなった井上でしたが、翌月には全てのベルトを返上。この意思表示を受けて、35年ぶりに復活させたバンタム級のLineal Championの座も空位になってしまいました。

バンタム級では2018年5月にジェイミー・マクドネルからWBAセカンド王座を奪ってから、5年7ヶ月をかけて4つのベルトのコレクションをコンプリートしましたが、今回はフルトン戦に勝利するとジュニアフェザー級の初戦で二つのベルトを獲得することになります。

今回もネット配信になりますが、日曜日開催。注目度は過去最高になりそうです。

あとは、MLBで大谷翔平が歴史的な大暴れをしてもいいから、この日前後は避けるように祈るばかりです。

さて、井上も憧憬する米国市場、世界のボクシングシーンを見渡すと、日本時間で同じ5月7日にカネロ・アルバレスがジョン・ライダーを迎えてスーパーミドル級のUndisuputed Titleの防衛戦を行います。

ただでさえ、注目度の低い軽量級で、ESPN+で生放送されるとはいえ時間は明け方…これまで以上によほどのカルトマニアでないと見ません。

相手はカネロ、そもそも勝負になる相手ではありません。

さらに、2週間前の4月22日にはラスベガスの巨大スタジアムでガーボンタ・デービスとライアン・ガルシアが激突します。これも井上とフルトンでは足元にも及ばないメガファイト。

米国での注目度という点では4月8日の「シャクール・スティーブンソンvs吉野修一郎」の方がはるかに大きな注目とメディアの扱い、視聴者数を集めるのは疑いようもありません。

同じ4月8日にDAZN配信で行われるジェシー・ロドリゲスvsクリスチャン・ゴンサレスのWBOフライ級王者決定戦にも惨敗でしょう。

6月10日にはWBOジュニアウェルター級王者ジョシュ・テイラーが、テオフィモ・ロペスを迎える防衛戦が予定され得ています。この舞台も井上vsフルトンではあり得ないマディソン・スクエア・ガーデン。

井上は信者が幻覚した「もう日本では見れない」なんてことは恥ずかしい勘違いで、現実は「日本でしか見れない」ファイターです。もっと正確にいうなら「日本で見るべきファイター」です。

「軽量級のアジア人でも、米国市場で大きな需要がある」。そんなフェイクニュースを信じる馬鹿も馬鹿ですが、誤解を招く記事を垂れ流すメディアや帝拳、大橋秀行らも悪い。

日本を軽量級のメッカにして、シンガポールやタイ、中国、韓国の大都市と提携しながら軽量級のW杯のようなイベントを成功させたら、ラスベガスやニューヨークも興味を持ってイベントを招聘するでしょう。

井上尚弥や西岡利晃がやってしまったことは、単なる押し売り(というかカモネギだから押し売りとは言わないか)でした。

もう2度と繰り返してはいけません。