フェザー級。

日本のボクシングファンの目に耳に「フェザー級」はどんな風に見えて、どんな風に聞こえてるのでしょうか?

時代やその時々の世界シーン、強い王者が君臨しているか?人気スターがいるか?にも左右されますが〝夢を見ることのできる最重量階級〟かもしれません。

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米国では「軽量級は不人気」が常識です。しかし、どんな常識でも、例外があります。軽量級にも関かかわらず、米国で人気を沸騰させた、のちに3人とも一発殿堂を果たすメキシカン。彼らのプライムタイムにオーバーラップしたパッキャオは至福の幸運を手にします。どんなことにも、例外はあるのです。パッキャオは存在自体が例外でした。

フェザー級の一つ上、ジュニアライト級の方が競技人口も多くレベルも高い傾向があるのは間違いありませんが「どちらが難関階級か?」と聞かれると、答えに迷う人もいるでしょう。

ヘビー級はもちろん、ウェルター級やミドル級が〝夢を見ることが出来ない階級〟なのに対して、ジュニアフェザー級とジュニアライト級という日本でも馴染みのある階級にサンドイッチされたフェザー級は手が届きそうで、なかなか届かない階級です。

1968年に〝シンデレラボーイ〟西城正三が日本人で初めてWBAのベルトを巻いてから、柴田国明、越本隆志、長谷川穂積、粟生隆寛の5人が世界フェザー級王者になっています。

一方でジュニアライトは沼田義明、小林弘、柴田国明、上原康恒、畑山隆則、粟生隆寛、内山高志、三浦隆司、伊藤雅雪、尾川堅一と、フェザー級の2倍となる10人が世界王者に。

ジュニアフェザー級もロイヤル小林、畑中清詞、佐藤修、西岡利晃、長谷川穂積、李冽理、下田昭文、亀田和毅、小國以載、久保隼、岩佐亮佑と11人が世界王者になっています。

階級難易度が同じなら、歴史の長いフェザー級が最も多くの世界王者を輩出しているはずなのに、そうではありません。

競技人口ではジュニアライト級の方がフェザー級よりも多く、レベルとタレントでも上と見られていますが、ボクシングは〝オプションビジネス〟で、王者になった階級ではタイトルを失っても契約的な影響力が残るのが一般的。

ウェルター級で、いまだに一人のアルファベット王者も生み出せていない最大の原因は「レベルが高いから」ではありません。「チャンスが少ないから」に尽きます。

軽量級と同じくらいのチャンスがあれば、日本人の世界ウェルター級王者は、すでに生まれていたはずです。もちろん、レベルが高いことは否定できません。軽量級のように量産は出来ません。

※3月2日現在の競技人口は「ジュニアフェザー級:1217人」「フェザー級:1531人」「ジュニアライト級:1592人」。

前置きが長くなりました。WBCフェザー級暫定王者決定戦が、日本時間の明後日に迫りました。

Saturday 4, March 2023
  
Toyota Arena, Ontario, California, USA
commission:California State Athletic Commission

promoter:Tom Brown (TGB Promotions), 
     Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing)
matchmaker:Tom Brown, Whitfield Haydon
doctor:Tony Hicks, Jeff Roberts, Paul Wallace
inspector:Mark Relyea
media:Showtime,Panama RPC Channel 4 




フィゲロア勝利が1.43倍、マグサヨ勝利は4倍。ハートブレーカーの2階級制覇が濃厚というのが大方の予想。


WBCフェザー級ストラップの紆余曲折の流転を振り返りながら、人気者フィゲロアの勝利と、日本のエースとのメガファイト実現を願ってゆきます。