ESPNが、日本代表と現地に詰めかけたファンの〝ギャップ〟を面白い記事に仕上げてくれています。

ヘッドラインは「While their fans help to clean up off the pitch, Japan are looking to make a mess of their own at FIFA World Cup 」。

「ピッチの外では、日本のファンは観客席を綺麗に掃除してスタジアムを去る。しかし、ピッチの中での日本代表は大暴れして、W杯の秩序を乱す」。


▶︎日本人メジャーリーガーが、ベンチやロッカールームを美しく使い、大谷翔平がフィールドに落ちたゴミを拾うように、日本人が公共の場所を、自分たちが出したゴミでなくても自主的に掃除することは珍しいことではありません。


Even the Samurai Blue are famous for leaving their dressing rooms in a spotless condition. Perhaps even cleaner than when it received them.

「サムライブルーが控え室を掃除して去るのも有名な話。もしかしたら、彼らが入る前よりも去った後の方がきれいになっているかもしれない」。


That is not to say that the Japanese footballers are not making a mess in Qatar.

「ところが、ファンの行儀の良さとは反対に、日本代表はピッチの中では序列を守らず、混乱を引き起こしている」。

1938年まで遡っても、アジアの国が勝利したのは108試合でわずか17勝。

しかし、カタールでは第1週ですでに3勝しているのだ。

そして、日本代表は厚かましいことに、ベスト8進出を公言している。


To be one of the last eight teams at a World Cup would indeed be upsetting the established order, with the competition usually dominated by the European and South American nations.

アジアの島国がベスト8に入るということは、欧州と南米が作り上げてきた、せっかくの秩序を乱すことに他ならない。

観客席を隅々までゴミ拾いしてスタジアムを去るファンと、ピッチの上では整理整頓の心掛けを微塵も見せないプレーヤー。

それが、日本だ。


Come 6 p.m. local time at Ahmad bin Ali Stadium in Al Rayyan on Sunday, there are things that will definitely happen, are likely to happen and could just happen.

今日の現地時間午後6時、アフマド・ビン・アリ・スタジアムで行われるコスタリカ戦では「確実に起こること」「起こるであろうこと」「起こるかもしれないこと」がある。

「確実に起こる」のは、試合結果がどうあれ、日本のファンが観客席をきれいに掃除、試合が始まる前の状態に現場復帰してスタジアムを去ること。

「起こるであろうこと」は、サムライ・ブルーの英雄たちがコスタリカを撃退し、2連勝を飾ること。

そして「起こるかもしれない」のは、スペイン対ドイツ戦の結果次第で、日本が世界の秩序を乱す大きな一歩を、1試合残して早々に踏み出すことになるかもしれないということ、だ。



▶︎日本のファンが自分たちのゴミだけでなく、観戦していた一帯のゴミを拾って帰ることに「掃除を職業とする人から仕事を奪うことになる」と、以前から間抜けで的外れな指摘が散見されています。

「そんなことが定着」するというなら、MLBの清掃スタッフは仕事を失っているのか?

W杯の運営は日本のファンの振る舞いが美徳として報道され、伝播することを見込んで清掃スタッフのリストラを検討・実施する未来があると、本気で考えているのか?

大馬鹿にも程がある。

ESPNが示唆しているように、ピッチの内外で見られる日本人の対照的で二重人格的な行動は、いずれも〝大番狂せ〟。

常識では考えられないことです。

大番狂せは、誰にでも真似できることではありません。

また、勝利の歓喜や敗北の幻滅を抱えながら、観客席を掃除して帰る真似なんて誰もやろうとしません、彼らがそんなことをするわけがありません。

「MOTTAINAI」も「おもてなし」も、外国人からすると「そんなもん知るか」です。

遠い外国の清掃スタッフが失業すると心配している馬鹿どもは、安心しろ。清掃スタッフがリストラされることはないから。