ボクシングの人気階級はヘビー級とウェルター級、ミドル級。

かネロ・アルバレスが軸足を乗せるスーパーミドル級や、侵略意欲を失っていないライトヘビー級もメガファイトの可能性を孕んでいます。

ジュニアライト〜ライト〜ジュニアウェルター級は、人気階級への通行手形が発行される踏み台クラスですが、現在の米国市場ではこのゾーンに魅力的なタレントが結集しています。

意地の悪い言い方をすると、ヘビー級やウェルター級、ミドル級でスター選手が育っていない米国ボクシングの閉塞感がプロモーターや放送プラットフォームを、かつてのスターの踏み台・通過階級に目を向けさせているのでしょう。

この130〜140ポンドで注目されているのは24歳のデビン・ヘイニーとライアン・ガルシア、25歳のシャクール・スティーブンソン、テオフィモ・ロペス、28歳のガーボンタ・デービスという、メキシコ系とアフリカ系米国人がいい感じでモザイクを織りなし、34歳のワシル・ロマチェンコも控えています。

日本でも吉野修一郎や三代大訓、平岡アンディ、宇津木秀らが、このホットゾーンの世界戦線にスタンバイ。

人気階級に日本人がどこまで食い込めるか、ファンとしても目が離せない状況です。



さて、スティーブンソンが、同じ〝overweight〟仲間のデービスを「小さすぎる。あんなmidget(小人)に俺が負けるわけがない」とSNSで挑発。

かつて、166㎝の体重超過タンクはスパーリングで、170㎝の体重超過スティーブンソンを圧倒したと言われていますが、それがどこまで事実なのかは不明です。

来年4月15日にライアン・ガルシアとのビッグファイトが内定しているタンクはスパーリングで「ヘイニーもスパーリングでKO寸前まで追い詰めたら、ヘイニーの父親が止めに入った」と、練習自慢。

BOXINGNEWS 24は「スティーブンソンとデービスが来年激突する可能性は十分」と見ています。

デービスは1月のヘクター・ガルシア戦と、4月のライアン戦をクリア、ヘイニーvsロマチェンコとの勝者との対決が噂されるスティーブンソン。二人が、それぞれの試合をクリアすることが条件になります。

タフで無名の日本人ファイターは、彼らにとってビジネスとして分の悪い相手。

なかなかお鉢は回って来ないでしょうが、体重超過の輩に初黒星をなすりつけてやりたいですねぇ。