スポーツは蹴球一色な日本列島ですが、年末にかけてボクシングの大勝負も続々ゴングが打ち鳴らされます。

Let's get ready to rumble〜〜〜〜!!!

3日は韓国仁川、パタダイスシティで「赤穂亮 vs ジョンリール・カシメロ」が迫っていますが、今日は13日のバンタム級 Undisputed championship の話から。

オッズ(ウィリアム・ヒル)は立ち上がりから変わらず、井上vsバトラーは1/33(1.03倍)、バトラー10/1(11倍)。

見た限りで最も極端なオッズを出しているのは v bet です。

井上勝利は1/100(1.01倍)…1万円賭けて1万100円払い戻されます。誰が井上に賭けるねん???そしてバトラー勝利は54/5(11.8倍)。

他にbet affairはバトラー勝利は34/1(35倍)でベット出来るようですが、井上勝利は賭けられない状況。
 
井上の23戦のキャリアでも、ここまで圧倒的な数字は初めてでしょう。



29歳のPFPファイターの充実ぶりはもちろんですが、34歳バトラーも前戦(vsジョナス・スルタン)でキャリア最高のパフォーマンスを見せたばかり。

とはいえ、急遽リングに上がったスルタン相手で、戦前は不利予想。WBO王者は36戦して2敗しかしていない戦績は立派ですが、その評価の低さには戦慄を覚えるほどです。

いくら4団体17階級の時代とはいえ、ここまで低評価の世界王者は滅多にお目にかかれません。

井上もバトラーも旬の強豪から勝利した経験はないものの、世界戦の戦績は井上の18戦全勝16KOに対して、バトラーは1勝0KO2敗。



もちろん、リングの中では何が起きても不思議ではありません。

井上の一瞬の隙を突いてバトラーのビッグパンチが炸裂する可能性も、ゼロとは言い切れません。

バトラーのパンチで井上の右目上の古傷が開いて、今度は大量出血、レフェリーストップなんてことが起こり得ないとは言い切れません。



ただ、いざグローブを合わせてみると、バトラーにとって相性抜群だった、というStyles meke fightsな展開は考えられません。

Styles meke fightsというのは、実力がある程度拮抗している場合の話です。

トーマス・ハーンズに対するアイラン・バークレーでも、あの時代にミドル、スーパーミドル、ライトヘビーを3階級制覇、何よりも意外性のあるパンチャーでした。



「オッズやメディアの予想通りの結果が現実になるなら、私はここに座ってあなた方の質問を受けていない」(マニー・パッキャオ)。

リングの中では何が起きても不思議はない。

それを、何度も見てきたはずの私たちでも、今回に限ってはバトラーの勝機はアクシデント的な要素以外は全く思いつきません。

v betやbet affairが叩いた掛け率、ギャンブラーの購買意欲を根こそぎ消失してしまうような数字も、当然に思えてしまいます。