SATURDAY, OCT. 29
■Vasiliy Lomachenko (No. 1, No. 6 P4P)
vs.
Jamaine Ortiz
12 rounds – lightweights
ヘビー級のオレクサンダー・ウシクと、ライト級のワシル・ロマチェンコ。
その共通点は、ウクライナ・ネイティブです。
それが、プロボクサーにとって何を意味するのか?
西側諸国から見て、圧倒的に共感・応援する条件が揃っている「ウクライナ」というキーワード。さらに、二人はボクシングファンが一目惚れするような超絶のテクニシャンです。二人のアスリート価値は頭抜けています。
しかし…はるかに雑な技術しかないライアン・ガルシアや、メキシカン以外ではアンチも多いカネロ・アルバレスの方が、はるかに商業的価値が高いのが悲しい現実です。
ウクライナ・ネイティブとは、ボクシング界ではそういうことです。
もし、バンタム級の井上尚弥がウクライナ人なら、米国でメガファイトの前座を務め、今の10分の1の報酬にもありつけない、大会場のメインなど夢のまた夢という、やはり無名の存在に甘んじていたでしょう。
人気階級で戦うロマチェンコですら、MSGのアリーナは〝お呼びじゃない〟というのが、ボクシング界の悲しい現実です。
もし、ライアン戦となれば、ニューヨークならMSGのアリーナ、あるいはバークレイズセンター、ラスベガスならT-Mobileアリーナが確定でしょうが…。
いや、もう、ロマがライアンをノマスチェンコしてくれたら最高なんですが 、ライアンに差し出される頃のロマは見る影もない状態なんでしょう。
さて、明日の試合をウィリアム・ヒルに占ってもらうと…ロマの勝利は1/14(1.07倍)、ジャーメイン・オルティスが8/1(9倍)。
ジャーメル・へリングを番狂わせで下したオルティスは16勝8KO無敗1分の26歳。
アマチュアではテオフィモ・ロペスやジャロン・エニス、アブラハム・ノバ らと戦っていますが、いずれも敗北。
プロでは無敗とはいえ、落ち目のへリングに判定勝ちしたのが最大の星。 ロマチェンコが9割の出来なら、負ける要素は見当たりません。
「ずっと大きな舞台を夢見てきた。私はロマチェンコのチューンナップの相手だと見下されているけど、絶対に簡単には負けない」。いい面構えしてます。根性ありそうです。
この試合、ボクシングファンの注目は以下でも、私たちは応援しています。
そして、明日の舞台はニューヨークです。
ウシクがアンソニー・ジョシュアとの再戦に勝利したときのように、ニューヨークタイムズやCNNがウクライナへのエールとともに報道するでしょう。
明日は、久しぶりに落ち着いて自宅でネット配信を観戦できそうなので楽しみです。
コメント