しかし、日本シリーズ、面白い。

3戦終了時点では、大阪で雌雄が決してしまう空気も濃厚だったのが、バッファローズが先に王手をかけるとは。

失策から勝負が決まってしまったのが残念ですが、明日はツバメが逆襲するでしょう。



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それにしても、ボクマガ廃刊を悼んで始めたこのシリーズ、まさかリング誌まで廃刊になるとは…。

2022年はボクシングファンにとって、辛い1年として記憶されることになりました。

今夜はリング誌2012年1月号と、ボクシングマガジン特別編集2012ボクシングパーフェクトガイドから、10年前のボクシングシーンを振り返ります。

日米二つの雑誌がフォーカスしているのは「実現へ最後のチャンス?」「WILL IT HAPPEN?」。

もちろん、マニー・パッキャオvsフロイド・メイウェザーのメガファイトのことです。

現実に試合が行われるのは、2015年5月2日ですからさらに3年半も待たされることになりました。

PFP10傑は、パーフェクトガイドが©メイウェザー、①パッキャオ、②ノニト・ドネア、③セルヒオ・マルチネス、④ファン・マヌエル・マルケス、⑤ユリオルキス・ガンボア、⑥ウラジミール・クリチコ、⑦アミール・カーン、⑧ビタリ・クリチコ、⑨ローマン・ゴンサレス、⑩ルシアン・ビュテ。

パーフェクトガイドはチャンピオンを設けてたんですね。

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リング誌は①パッキャオ、②メイウェザー、③マルチネス、④ドネア、⑤マルケス、⑥ウラジミール、⑦ポンサクレック・ウォンジョンカム、⑧ティモシー・ブラッドリー、⑨ジョバンニ・セグラ、⑩アンドレ・ウォード。

どっちのランキングも、妄想だけに突っ込みどころはたくさんありますが、ジス・イズ・PFPです。
 
この頃もリング誌は経営難で、Yahoo!Sportsからも見放されて、廃刊が噂されていましたが、総ページ数は114ページと今より1.5倍ほど厚く、内容も充実していました。

1月号はRanking issue(ランキング特集号)で、毎年「The Ring100」を企画、いわゆるPFP100位までを格付けしていました。

通常では発表されない(というか議論もされていない)11位から100位を発表する、ある意味おバカな企画ですが、そもそもPFP自体がおバカなランキングです。個人的には大好きでした。

日本人は長谷川穂積の29位が最高。西岡利晃(36位)、亀田興毅(38位)、亀田大毅(59位)、内山高志(93位)。

リング誌の揚げ足を後出しで取ると、KOダイナマイトの解説でジュニアライト級は激戦区なので「Uchiyama may not be on our list next year.(来年は圏外だろう)」。

現実には、その後の内山は圧倒的な内容で防衛回数を二桁に伸ばし、PFP10傑入りを果たしました。 

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この頃のリング誌はまだ充実していて、「The Ring100」と「パックvsメイ」を中心に、大きな連載ものだけでも、VADAの創始者マーガレット・グッドマンによる「Fight Doctor」(この号はブラッドリーらが使うヘッドバットの罪について)、「YOU Be Judge(あなたが裁判官)」(アブネル・マレスのジョセフ・アグベコに対する度重なるローブローを看過したラッセル・モーラ主審を糾弾)、「Sweet Science」(当時世界最高の女子ボクサー、ホーリー・ホルム=のちにUFC史上最大の番狂わせを起こすあのホルムです=の強さを分析)など、改めて読み直しても面白い記事が並んでいました。

さらに「10 ON THE CUSP(青田買いすべき10人:2012年にブレークスルーする期待の若手)」では、TOP10にデメトリアス・アンドラーデ、ゲイリー・ラッセルJr.、ジェシー・バルガスらを挙げ、その他有力候補の中に亀田和毅やレオ・サンタクルスの名前も。

さらに、佳境を迎えたスーパーミドル級最強トーナメント、Super six World Boxing Classicまで特集。

もちろん、主要な試合結果レポートも掲載されていました。 

過去のグレートを回顧する焼き直し記事もありません…今更何を書いても虚しいですが、10年前のリング誌は非常に面白かったです。