誰もが同じように思ってることを、改めて書くことはちょっと憚られますが、今夜のTBSのボクシング中継は酷かった。

今夜「も」ですが。

あれだけ「ボクシングの地上波絶滅は由々しき事態」とか「TBS、よくやった!」とか、散々書いてきた気もしますが、21時から1時間尺、試合開始ゴングが21時30分頃「延長の場合あり」とテレビ欄にもありましたが、井上尚弥の試合じゃないんだから序盤で終わることはそもそも想定できないはず。

さらに、試合をするのが誰あろう、井岡一翔とドニー・ニエテス。KOが起きるほうが事故、というマッチアップです。 

インタバルごとにCMを挟むのは、仕方がないにせよ、ラウンドガールの水着も趣味が悪すぎ。

36分間フルラウンドの攻防が繰り広げられ、早足で尻切れとんぼ感溢れるエンディング。

地上波の魅力は誰もが気軽に見れること。そんな「誰も」が今日、この試合を見て「ボクシングって面白い!」となるのは難しい気がします。

それは現代屈指の難解なパズルボクシングが持ち味の「井岡vsニエテス」という組み合わせだからじゃありません。

井岡やニエテスの紹介にしても、見せ方があると思います。

かつてのHBOのPVなどは「強そうだな」「格好いいな」「見てみようかな」という尊敬や好奇心を揺さぶってきました。優秀な映像監督が参加して作る米国メガファイトのPVと、TBSでは予算も人材も全く違うのはわかります。

トップランク制作の井上尚弥のポスターなどは本当にお粗末ですから、米国のセンスが優れてるなんて言いません。

それにしても、です。せっかく地上波で生中継してくれたのに、やっつけ仕事感がハンパなくって。
勿体無い…。