【読売新聞】
最近、驚いたことといえば「那須川天心vs武尊」のPPVが50万件以上売れたというニュースでした。
「50万」という数字は、いまだに半信半疑です。
本当なら素晴らしい、と信じているのが半分、あり得ないというのが半分です。
PPVをはじめとした有料のテレビ、ネット配信において、日本は〝後進国〟です。
「動画はテレビよりもネットで見る」のは20代の若者の間では強い傾向ですが、その多くはYouTubeなどの無料メディアだけを利用しています。
そして、ダゾーンのもたつきからも明らかなように「有料メディアが成長する気配も薄い」(砂川浩慶・立教大学教授)のが現状です。
「非正規雇用の労働者が増え続ける日本では、多くの若者が貧しい。就職や結婚の見通しもなく生活する彼らが、会員料や視聴料をメディアに払うようになるだろうか」という砂川教授は「国民の多くが見たがるサッカーW杯や五輪競技などの日本代表選については、国と競技団体が協力し、無料放送する環境を整える必要がある」と提言しています。
「ユニバーサルアクセス権の法整備は急務」とも。
「スポーツは文化」であるから有料放送による囲い込みは、国が予算を割いてでも無料放送して守るべき、というのはその通りです。
サッカーW杯予選の大勝負や、本戦の熾烈な戦いなど、メジャースポーツには日本列島を沸騰させるパワーがあります。
その重大な役割を「普及率が低いネット有料配信に期待するのは無理がある」というのも納得です。
さっきまでいた酒場で、飲み友達の「〝海老蔵〟のような公僕とは思えない愚劣がはびこる能や歌舞伎は国の援助を止めて滅して良い」「 若者を中心に多くの国民が興味を持たない大相撲に税金を投入すべきではない。相撲こそPPVにしろ」「税金を投入する延命処置を施さなければならない、放っておいたら滅びるものは文化じゃない」という意見も、ある意味正論です。
「スポーツは文化」であるといっても、それは「サッカー男子日本代表の重要な試合」は「文化」で、「カバディ日本代表の世界大会決勝」は「文化ではない」という帰結を迎えるのは明らかです。
そして、ボクシングやキックボクシング、総合格闘技は間違いなく〝カバディ〟グループに入れられてしまうでしょう。
**********
【日本経済新聞】
日経はリング誌好きです。
リング誌は、もっと日経が好きです。「日本最高のクオリティペーパーにリング誌が紹介された!」と狂喜する始末です。
今夜は、井上がPFP1位になった記事をご紹介。
仕事関係、会社の中でもスポーツ好きは多くて、米国をはじめ海外での赴任経験が豊富な先輩もいます。
そんな、おじさん(おじいさん)が私に「ザ・リングって雑誌知ってるか?米国では見たことも聞いたこともなかったんだが」とか聞いてくるわけです。
私は「雑誌スタンドに置いてることもあるけど、そもそもの雑誌の数が多いし、ボクシングがマイナーだから。西海岸の南部だと見つけることができるかも」くらいにはぐらかします。
「実は最新号、今持ってるんです」とか言うと、「見せて」とか面倒な話にしかなりませんから。
日経に取り上げられると、老若男女ならぬ老男老女が仕事中でも平気で電話してくるんです。
勤め人の間での影響力大。
「米国で仕事してたときザ・リングって見たことあるか?ボクシングの雑誌で体重差がないランキング作ってるとこ」とか、あっちに赴任してたジジイが聞いてくるんです。
「御大の知らないこと僕が知ってるわけありません」と、ピシッと話を終わらせます。
サシで飲んだことが一度もない英国通のジジイ・ババアに「グラスゴーの良さげなパブを教えて」とか「スコットランドの裏道」を聞かれたこともありますが「僕、イギリス一回も行ったことないですよ」と、やんわり笑って話を終わらせます
そもそも「ザ・リング」って聞いてくる人は私の場合、老いも若きも、間違いなく〝日経新聞経由〟の人です。
日本での会話だと普通に「リングマガジン」「リンマガ」です。ここでは短く「リング誌」にしてますが。
仕事で絡んでいない会社の人から電話があると「悪い知らせか?」と一瞬こわばりますが、たいていはこんなくだらない話です。
俺が何でも知ってると過大評価されてるのか、酒とか「どうでもいい話」はあいつに聞け、と過小評価されてるのかどうかわかりませんが、しばらく顔も見ていない、長いこと声も聞いてない会社の人が「どうでもいいこと」を私に問い合わせて来るのは嫌いじゃありません、実は。
特に、大事な商談中にそんな電話が入ると「すみません、緊急の用事で」と中座して、席に戻ってその話をすると結構盛り上がります。商談の話がずれまくって長引いて、会議室を追い出されることもありますが…。
そんなことが日常茶飯事だったのに、このパンデミックでリアルの商談や会議は激減。
ようやく、復活しつつあったのに、また感染者数が激増の雰囲気です。
こんな場末の酔っ払い日記を読んでくれてる奇特な方の中には、コロナの影響を深刻に受けてる方もいるかもしれません。
がんばりましょう。タフに行きましょう。
番狂わせを起こしてやりましょう。
最近、驚いたことといえば「那須川天心vs武尊」のPPVが50万件以上売れたというニュースでした。
「50万」という数字は、いまだに半信半疑です。
本当なら素晴らしい、と信じているのが半分、あり得ないというのが半分です。
PPVをはじめとした有料のテレビ、ネット配信において、日本は〝後進国〟です。
「動画はテレビよりもネットで見る」のは20代の若者の間では強い傾向ですが、その多くはYouTubeなどの無料メディアだけを利用しています。
そして、ダゾーンのもたつきからも明らかなように「有料メディアが成長する気配も薄い」(砂川浩慶・立教大学教授)のが現状です。
「非正規雇用の労働者が増え続ける日本では、多くの若者が貧しい。就職や結婚の見通しもなく生活する彼らが、会員料や視聴料をメディアに払うようになるだろうか」という砂川教授は「国民の多くが見たがるサッカーW杯や五輪競技などの日本代表選については、国と競技団体が協力し、無料放送する環境を整える必要がある」と提言しています。
「ユニバーサルアクセス権の法整備は急務」とも。
「スポーツは文化」であるから有料放送による囲い込みは、国が予算を割いてでも無料放送して守るべき、というのはその通りです。
サッカーW杯予選の大勝負や、本戦の熾烈な戦いなど、メジャースポーツには日本列島を沸騰させるパワーがあります。
その重大な役割を「普及率が低いネット有料配信に期待するのは無理がある」というのも納得です。
さっきまでいた酒場で、飲み友達の「〝海老蔵〟のような公僕とは思えない愚劣がはびこる能や歌舞伎は国の援助を止めて滅して良い」「 若者を中心に多くの国民が興味を持たない大相撲に税金を投入すべきではない。相撲こそPPVにしろ」「税金を投入する延命処置を施さなければならない、放っておいたら滅びるものは文化じゃない」という意見も、ある意味正論です。
「スポーツは文化」であるといっても、それは「サッカー男子日本代表の重要な試合」は「文化」で、「カバディ日本代表の世界大会決勝」は「文化ではない」という帰結を迎えるのは明らかです。
そして、ボクシングやキックボクシング、総合格闘技は間違いなく〝カバディ〟グループに入れられてしまうでしょう。
**********
【日本経済新聞】
日経はリング誌好きです。
リング誌は、もっと日経が好きです。「日本最高のクオリティペーパーにリング誌が紹介された!」と狂喜する始末です。
今夜は、井上がPFP1位になった記事をご紹介。
仕事関係、会社の中でもスポーツ好きは多くて、米国をはじめ海外での赴任経験が豊富な先輩もいます。
そんな、おじさん(おじいさん)が私に「ザ・リングって雑誌知ってるか?米国では見たことも聞いたこともなかったんだが」とか聞いてくるわけです。
私は「雑誌スタンドに置いてることもあるけど、そもそもの雑誌の数が多いし、ボクシングがマイナーだから。西海岸の南部だと見つけることができるかも」くらいにはぐらかします。
「実は最新号、今持ってるんです」とか言うと、「見せて」とか面倒な話にしかなりませんから。
日経に取り上げられると、老若男女ならぬ老男老女が仕事中でも平気で電話してくるんです。
勤め人の間での影響力大。
「米国で仕事してたときザ・リングって見たことあるか?ボクシングの雑誌で体重差がないランキング作ってるとこ」とか、あっちに赴任してたジジイが聞いてくるんです。
「御大の知らないこと僕が知ってるわけありません」と、ピシッと話を終わらせます。
サシで飲んだことが一度もない英国通のジジイ・ババアに「グラスゴーの良さげなパブを教えて」とか「スコットランドの裏道」を聞かれたこともありますが「僕、イギリス一回も行ったことないですよ」と、やんわり笑って話を終わらせます
そもそも「ザ・リング」って聞いてくる人は私の場合、老いも若きも、間違いなく〝日経新聞経由〟の人です。
日本での会話だと普通に「リングマガジン」「リンマガ」です。ここでは短く「リング誌」にしてますが。
仕事で絡んでいない会社の人から電話があると「悪い知らせか?」と一瞬こわばりますが、たいていはこんなくだらない話です。
俺が何でも知ってると過大評価されてるのか、酒とか「どうでもいい話」はあいつに聞け、と過小評価されてるのかどうかわかりませんが、しばらく顔も見ていない、長いこと声も聞いてない会社の人が「どうでもいいこと」を私に問い合わせて来るのは嫌いじゃありません、実は。
特に、大事な商談中にそんな電話が入ると「すみません、緊急の用事で」と中座して、席に戻ってその話をすると結構盛り上がります。商談の話がずれまくって長引いて、会議室を追い出されることもありますが…。
そんなことが日常茶飯事だったのに、このパンデミックでリアルの商談や会議は激減。
ようやく、復活しつつあったのに、また感染者数が激増の雰囲気です。
こんな場末の酔っ払い日記を読んでくれてる奇特な方の中には、コロナの影響を深刻に受けてる方もいるかもしれません。
がんばりましょう。タフに行きましょう。
番狂わせを起こしてやりましょう。

コメント
コメント一覧 (3)
企業やマスコミが興行をして広告を載せる媒介と思ってます
ならお金があまり動かないマイナー競技は文化か?
と言ってもそれらはその競技の関係者だけや一部のファンで閉じてしまった村社会だから、
それを文化といって公金を投入するのもどうか思いますし
今は五輪があるからそれでいいんですが、五輪がなかったらどうなるかですよね
フシ穴の眼
が
しました
鵜呑みに信じてはいけない。
(もちろん、しんじていないでしょうが)
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、は国民を洗脳する
ものです。
井上の実力は素晴らしいのですが、PFP1位は????
いるんじゃないの?もっとすごいの
バンタム級興味ない米国ボクシングが、
日本の軽量級にここまで持ち上げるなんて??
井上が、ジョフレ、サラテ、オリバレスのレベルに
勝利したのならともかく 、
隠れた強豪いるのではないかと思うのですが
バンタム級ってこんなレベルだったけ?
リング誌が、東スポレベルだと、
お金あげてランクを上げるとか?
井上強すぎるのか?
フシ穴の眼
が
しました
井上vs那須川だったらアベマは100万件と発表するのでしょう。
フシ穴の眼
が
しました