当初の企画「PFP定点観測」は後ろ倒しにして、軽量級でリング誌PFP1位に輝いた井上尚弥と〝唯一の先輩〟ローマン・ゴンサレス、PFPを巡る経緯などもろもろ比較ひながらチョコラティト越えにはあと何が必要かを考えてゆきます。
そして、マニー・パッキャオのラスベガス征服まで長らくアジア最高と評価され、今なお日本最高と見られているファイティング原田のBWAAのプロフィールを書き換えるには何が必要か?も突き詰めてゆきます。
チョコラティトが順調に階段を駆け上がってPFPキングになったのに対して、意外にもモンスターは紆余曲折を経ての頂上制圧でした。
「PFPキングへの道」という点では、2人の軽量級はまったく対照的な道程を歩むのです。
※ご紹介するのはリング誌電子版のPFPに連動した雑誌のランキングです(電子版の記録はさすがにありません)。また、リング誌の年間表彰にも組み込まれていた投票制の年間PFP=The Best Fighter Poll(2017年で惜しまれながら廃止)とは異なります。
ローマン・ゴンザレスがリング誌PFPに突入したのは2015年1月号↑。第9位にランクイン。
ヘビー級に冷たいリング誌で3位のウラジミール・クリチコは、本当に強かった。米国では人気が上がりませんでしたが、PFPの見方として純粋ヘビー級で上位評価されているファイターへのリスペクトは特別です。
逆に言うと、マイケル・スピンクスやイベンダー・ホリフィールド、ロイ・ジョーンズJr.、オレクサンダー・ウシクのようなボクサーは「階級支配度」の評価基準を緩和され「ヘビー級を獲るなんて凄い!」枠で高い評価を得ました。
ロイに至っては1試合限定の〝ピンポンダッシュ〟。ボクシングの神様の怒りを買うのは当然でした。
これは「結局はヘビー級なんじゃん」ということ。チマリ、PFP本来の「どの階級も平等」という大前提から逸脱しているのです。
激しいトラッシュトークや予告KO、ダウンを奪うとギロンチンポーズがデフォルト、ちょいワル時代のドネア。「ドネアは人格者」と信じている最近ボクシングを見始めた方には目の毒かも知れません。
パックマンを必死で追いかけていた「ちょいワル時代」と〝ドーピング教祖〟の異名をとるビクター・コンテを迎え入れた聖人君子ドネア…あなたはどっち派でしょうか?
ちなみにこの号では、ニコラス・ウォータースに破壊されたノニト・ドネアについて「(ギレルモ・リゴンドーにレッスンを受けてウォータースに惨敗では)さすがに引退すべき」と指摘されていました。
それが、まさか7年後に、井上尚弥とバンタム級最強決戦を戦っているとは、当時は誰も想像できなかったでしょう。
このときのランキングを見ると、8位までのグレートはいずれもキャリア晩年。多くのボクシングファンが、9位のチョコラティト、10位のカネロ・アルバレスが新時代の鐘を鳴らすと予感していました。
そして、2017年1月号。
フロイド・メイウェザーとアンドレ・ウォードが無敗のまま引退。クリチコやパッキャオらが敗北する〝グレートたちの地滑り〟を受けて、芸術的なコンビネーションを紡ぐチョコラティトがついにトップに立ちます。
そして、もう一目瞭然ですが↑、この号で日本人が初めてリング誌PFPに登場。神の左、山中慎介です。9位にランクイン!
4団体17階級時代の荒れまくる大海原、PFPはその羅針盤の一つでしたが、長谷川穂積も西岡利晃も10傑に名前を刻むことが許されませんでした。
山中に続いて内山高志もランクイン。日本人2人体制になり「そのドアをノックしている」(リング誌)井上尚弥のランク入りも時間の問題と見られていました。
日本人3人体制!の期待もむなしく、内山がジェスレス・コラレスにまさかの番狂わせに散ります。
そして、2017年5月にPFPの扉がモンスターに開かれます。
そして、ここからモンスターのPFPキングへの疾走が始まるのです…というわけにはいきませんでした。
井上は、ランクアウトを余儀なくされてしまうのです。
そして、マニー・パッキャオのラスベガス征服まで長らくアジア最高と評価され、今なお日本最高と見られているファイティング原田のBWAAのプロフィールを書き換えるには何が必要か?も突き詰めてゆきます。
チョコラティトが順調に階段を駆け上がってPFPキングになったのに対して、意外にもモンスターは紆余曲折を経ての頂上制圧でした。
「PFPキングへの道」という点では、2人の軽量級はまったく対照的な道程を歩むのです。
※ご紹介するのはリング誌電子版のPFPに連動した雑誌のランキングです(電子版の記録はさすがにありません)。また、リング誌の年間表彰にも組み込まれていた投票制の年間PFP=The Best Fighter Poll(2017年で惜しまれながら廃止)とは異なります。
【THE BEGINNING〜初めの一歩】
ローマン・ゴンザレスがリング誌PFPに突入したのは2015年1月号↑。第9位にランクイン。
ヘビー級に冷たいリング誌で3位のウラジミール・クリチコは、本当に強かった。米国では人気が上がりませんでしたが、PFPの見方として純粋ヘビー級で上位評価されているファイターへのリスペクトは特別です。
逆に言うと、マイケル・スピンクスやイベンダー・ホリフィールド、ロイ・ジョーンズJr.、オレクサンダー・ウシクのようなボクサーは「階級支配度」の評価基準を緩和され「ヘビー級を獲るなんて凄い!」枠で高い評価を得ました。
ロイに至っては1試合限定の〝ピンポンダッシュ〟。ボクシングの神様の怒りを買うのは当然でした。
これは「結局はヘビー級なんじゃん」ということ。チマリ、PFP本来の「どの階級も平等」という大前提から逸脱しているのです。
激しいトラッシュトークや予告KO、ダウンを奪うとギロンチンポーズがデフォルト、ちょいワル時代のドネア。「ドネアは人格者」と信じている最近ボクシングを見始めた方には目の毒かも知れません。
パックマンを必死で追いかけていた「ちょいワル時代」と〝ドーピング教祖〟の異名をとるビクター・コンテを迎え入れた聖人君子ドネア…あなたはどっち派でしょうか?
ちなみにこの号では、ニコラス・ウォータースに破壊されたノニト・ドネアについて「(ギレルモ・リゴンドーにレッスンを受けてウォータースに惨敗では)さすがに引退すべき」と指摘されていました。
それが、まさか7年後に、井上尚弥とバンタム級最強決戦を戦っているとは、当時は誰も想像できなかったでしょう。
このときのランキングを見ると、8位までのグレートはいずれもキャリア晩年。多くのボクシングファンが、9位のチョコラティト、10位のカネロ・アルバレスが新時代の鐘を鳴らすと予感していました。
そして、2017年1月号。
フロイド・メイウェザーとアンドレ・ウォードが無敗のまま引退。クリチコやパッキャオらが敗北する〝グレートたちの地滑り〟を受けて、芸術的なコンビネーションを紡ぐチョコラティトがついにトップに立ちます。
そして、もう一目瞭然ですが↑、この号で日本人が初めてリング誌PFPに登場。神の左、山中慎介です。9位にランクイン!
4団体17階級時代の荒れまくる大海原、PFPはその羅針盤の一つでしたが、長谷川穂積も西岡利晃も10傑に名前を刻むことが許されませんでした。
山中に続いて内山高志もランクイン。日本人2人体制になり「そのドアをノックしている」(リング誌)井上尚弥のランク入りも時間の問題と見られていました。
日本人3人体制!の期待もむなしく、内山がジェスレス・コラレスにまさかの番狂わせに散ります。
そして、2017年5月にPFPの扉がモンスターに開かれます。
そして、ここからモンスターのPFPキングへの疾走が始まるのです…というわけにはいきませんでした。
井上は、ランクアウトを余儀なくされてしまうのです。




コメント
コメント一覧 (3)
他にIBOもあるようですが。
ロペス、ガンボソス、ヘイニーもクロフォードもテイラーもチャーロも一つずつ集めていない。バーナードポプキンスがいましたが、彼は過去にロイ・ジョーンズにやぶれて無敗ではなかった。
フシ穴の眼
が
しました
それでもこうしてリング誌1位は格別ですね。
90年代のロイジョーンズがベルトを沢山抱えている光景を見た時は別世界の競技と思っていましたが、アレを日本人がやる時がくるとは、感無量です。
フシ穴の眼
が
しました