June 4: Melbourne (ESPN)


12 rounds, for the undisputed lightweight title

 リング誌/WBA/IBF/WBO王者ジョージ・カンボソスJr.と、WBC王者デビン・ヘイニーの激突。この試合の勝者が「 Undisputed Lightweight champion=議論する余地のない世界王者」の座に就きます。

さて、前日計量。

28歳のオージーが135.36ポンドで、まさかの体重超過。

「これは心理戦。もう試合は始まってるんだぜ」と、体重超過は陽動作戦だというカンボソスですが、だったら言っちゃダメでしょう。

わずか0.36ポンドとはいえ、わざと体重超過するなんて考えられません。

2度目の計量は134.49ポンド、余裕でクリアしました。

134.92ポンド、一発クリアで秤を降りた23歳のWBC王者は「彼が脱水症状だとか、それは心理戦だとかどうでも良いこと。私が真のチャンピオン。彼と戦って勝つ、それだけのこと」。

無敗対決でUndisputed  championが決まる。最高のシチュエーションのはずですが、その高揚が物足りなく感じるのは私だけではないでしょう。

現在のライト級はベルトをコレクションするだけでは形式上のUndisputed championにはなれても、議論する余地が残された強豪が残されているからです。

本当ならヘイニーではなく、カンボソスの相手はワシル・ロマチェンコでした。34歳のウクライナ人が今なおクラス最強と信じている専門家やファンは少数派ではありません。

セカンドタイトルホルダーながら、27歳のタンク・デービスも最強候補の一人。人気だけなら23歳の〝キング・ライアン〟ガルシアが最右翼に陣取っています。
 
ライト級、130ポンド61.2㎏。

今日のBoxRecデータによると日本人の競技人口はちょうど100人。フライ級が81人、ジュニアバンタム級が114人、バンタム級が117人という数字と比べても、日本人が世界戦線に食い込んで欲しいクラスです。

もちろん、世界のレベルはフェザー以下の階級とは次元が違います。注目度やファイトマネーの風景も、ライト級から変わってきます。

現在、アルファベット団体のランキングでは吉野修一郎が食い込んでいますが、リング誌やESPNのまともなランキングでは日本人の名前はありません。

人気階級で旋風を巻き起こす日本人の登場を熱望しています。