井上尚弥vs井岡一翔。

21世紀最高のマッチアップです。

二人のキャリア、階級を大雑把に振り返ります。

軽量級史上最高選手と評価しても差し支えないローマン・ゴンザレスもまた、同じ時代の小さな巨人です。

井上は1993年4月10日生まれの28歳。井岡は 1989年3月24日生まれ、32歳。ロマゴンは1987年6月17日生まれ、34歳。

この3人がラウンド・ロビン(総当たり)を繰り広げていても、不思議な年齢差ではありませんでしたが、それこそが米国にあって日本に欠落している「面白ければ何でもやろう!」という生粋のエンターテイナー精神です。

トーマス・ハーンズ=1958年10月18日(63歳)、シュガー・レイ・レナード=1956年5月17日(65歳)、マービン・ハグラー=1954年5月23日(享年66歳)、ロベルト・デュラン=1951年6月16日(70歳)。

ファン・マヌエル・マルケス=1973年8月23日(48歳)、マルコ・アントニオ・バレラ=1974年1月17日(48歳)、エリック・モラレス=1976年9月1日(45歳)、マニー・パッキャオ=1978年12月17日(43歳)。

面白ければ何でもやっちゃえ!階級が違う?そんなの関係ねぇ!

大事なのは、ちゃんとしたファンがちゃんと見て面白いかどうか、それが全て。
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※現実にはカレンダーイヤーで転級するわけではありませんが、ざっくり切り取ってます。

面白いかどうか?

ユーチューバーの茶番劇や、過去のレジェンドの猿芝居(exhibition)が面白いという人もいるのかもしれませんが、それは別の惑星でやってくれ。野次馬は不味い料理が大好きかもしれないけど、そんなのにカネや時間は使いたくない。

さて、美味しい料理、井上と井岡、ロマゴンは、ほぼ同じ階級をなぞりながらも、その時期はすれ違い。

2013年、108ポンド・Jr.フライ級で3人がオーバーラップするものの、激突することは叶いませんでした。
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2013年当時のリング誌Jr.フライ級ランキング。

ロマゴン1位、井岡が4位、無冠ながら井上も10位に喰い込んでいます。

2位のドニー・ニエテスとロマゴンの激突、これもまた10年来のファン垂涎です。どんな展開になるでしょうか?

そして、6位にジョンリール・カシメロの名前も。 

このときのJr.フライ級、充実してます。そうか、フェリックス・アルバラードがまだ無敗。トーナメントしたら、相当に面白かったでしょう。

あらためて考えると、やっぱりボクシングという競技は「誰と誰が戦うのか」が最も大きなファンの関心であり、選手評価で最も重要なのは「誰に勝ったのか」 です。

井上は誰に勝ったのか?そして井岡は誰に勝ったのか?…。

「井上vs井岡」、いくらでも議題が噴き出て来ます。