海外では「名勝負」。日本では「議論を呼ぶ一戦」になった矢吹正道vs寺地拳四朗の再戦が、3月19日に京都市体育館行われることになりました。

初戦はリング誌などが「one of the best fights of 2021.」と年間最高試合の候補と評価する激闘でした。

日本では一部のファンが騒いでいましたが、確かにテレビでも寺地の出血がバッティングに見えたにもかかわらず「パンチによるもの」と 一旦発表したジャッジはいただけませんでした。

ただし、問題はそれ以前にあります。

オープンスコアリングです。4ラウンドの採点発表が、寺地を「どつき合いのBプラン」に追い込んだのは間違いありません。

採点発表がなければ?

リードしていると思い込んだ寺地があのままのスタイルで12ラウンドを戦って、スコアを聞いて驚く?

あるいは、総合力で上回る寺地が徐々に矢吹を追い詰めて終盤ストップしていた?

それは誰にもわかりません。

しかし、ファン目線からはオープンスコアは百害あって一利なしです。どうして、海外の重要な試合でWBCの馬鹿ルールが採用されていないのかはすでに、言い尽くされています。

どうして、JBCは馬鹿ルールを採用するのか?それは、もう全くわかりません。想像もつきません。

気を取り直して、矢吹vs寺地2です。

初戦の寺地は、コロナ陽性で十分な調整ができなかったり、作戦ミスが祟ったりで、矢吹の勝利は幸運なフロックだったのか?

もちろん、寺地の実力は何度も見せつけられています。矢吹の大番狂わせが、いくつもの幸運に味方されたものであることは明らかです。

それだけで矢吹が勝ったのなら、再戦では雪辱を許して完敗、惨敗でしょう。

しかし、それだけでなく、矢吹が寺地にとって徹底的に相性の悪いジョーカーであるなら…話は変わってきます。

いずれにしても、非常に面白い試合になりそうです。