★11月17日(水):WBOアジア・パシフック/WBOグローバル ジュニアミドル級12回戦★

ティム・ジューvs井上岳志

WBOの地域タイトルが二つ同時にステイクされる〝アジア最強決定戦〟。

ジューは伝説の140パウンダー、コンスタンチンの息子で豪州のスポーツセレブ。19戦全勝15KOという綺麗な数字は全て豪州で作られたもの。

強靭なフィジカルと慎重なメッチメイクで、強豪ひしめく154ポンドの世界戦線に急浮上してきました。

例えてみれば〝豪州版・村田諒太〟。

しかし、アマチュア実績は豪州チャンピオン止まりと、五輪金メダリストの〝本家・村田〟とは全く違います。

一方の井上は来月32歳になる叩き上げ。2019年1月26日にWBO王者ハイメ・ムンギアと激闘、判定まで粘ったタフガイです。

試合まであと2日と迫って、現在のオッズはジューが1/10(1.1倍)、井上8倍。

ムンギア戦では井上勝利は20倍が付けられていましたから、あの試合の2倍以上の健闘が期待できます。勝ちますね、これ。
images.ashx

会場は、シドニー五輪公園内のクードスバンク・アリーナ。「シドニー スーパードーム」といった方が通りがいいかもしれません。

最大キャパは2万1000人。井上は360度アウエーのリングに上がります。カッコいーッ!




★11月21日(日):WBO世界ウェルター級12回戦★ 

王者テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター


様々な階級で「陸の孤島」と化しているトップランクのクロフォードが、ついにPBCのポーターと激突。

PBCのTGB Promotionsとトップランクの共催で、PBCがポーターをレンタルした形でESPNがPPVで全米生中継するといいます。

PBCが大幅に譲歩したようにも見えますが、没落一方のトップランクをクロフォードが見限って、この試合後にPBCと大型契約を結ぶ、という噂も流れています。

ボクシングにおいて「誰に勝ったのか?」という最も大切な要素だけが欠落していたクロフォードが、キャリア最強の相手を迎えて、どんなパフォーマンスを見せるのか?

両者の報酬はクロフォード600万ドル、ポーター400万ドル。これはともにキャリア最高でしょう。

パッキャオ・ロスに沈むウェルター級戦線ですが、マンダレイベイ・イベンツセンターの大勝負まで、あと6日。

オッズはクロフォード1/6(1.17倍)、ポーター4倍。試合が近づくにつれて、じわじわ広がってきています。

個人的には、今回は逆張りで、クロフォードがグダグダの持久戦に巻き込まれてジリ貧、ポーターの終盤ストップ勝ちを予想します。