50歳前後の年齢、それは大人です。間違いなく、分別をわきまえた大人でなければなりません。

しかし、どんなことにも例外があるように、大人になれない50歳もいます…。

少し前に、そんな分別をわきまえない50歳前後のアホどもとの飲み会がありました。

「バカは死ななきゃ治らない」。格言です。俺たちは治りません。

しかし、アホでもバカでも、結構、鋭いというか、「よくよく考えてみたら、そういうのって、どうなってるの?」なテーマを見つけたりします。

先日は「アスリートの肉体」でした。

アスリートの肉体は例外なく、美しい(強い)。

ボディビルでは、肉体の美しさの絶対基準があります。

では、他のスポーツでもそうでしょうか?

陸上中長距離のように、軽量と筋肉を二元的に求めるスポーツでは、肉体の美しさ(強さ)に絶対基準はありません。

何を今更ですが、ボクサーの場合ももちろん美しいのですが、それには〝審美眼〟が求められます。

アンディ・ルイスJr.の肉体も美しいのか?その答えは、もちろん、Yesです。

それがわからない奴は、審美眼を持ってないということです。アンソニー・ジョシュアを沈めたルイスJr.のスピードとダイナミズムは、誰が見ても美しかったはずです。

前日計量でルイスJr.の胴体を見て失笑した奴は、審美眼など持ち合わせていないフシ穴です。

ボクサーの肉体は、すべからく美しい。
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しかし、その美しさには絶対基準はありません。

もし、ボクシングがボディビル選手権なら、以下のマッチアップの赤字ファイターは全員惨敗です。

マービン・ハグラーvsロベルト・デュラン

フランク・ブルーノvs マイク・タイソン

イベンダー・ホリフィールドvsマイク・タイソン

フロイド・メイウェザーvsマルコス・マイダナ

デオンティ・ワイルダーvsタイソン・フューリー

井上尚弥vsノニト・ドネア

田中恒成vs井岡一翔

ティム・ブラッドリー vsルスラン・プロボドニコフ


泥酔しながら挙げた上記のサンプルで「マッスルだからハードパンチャー」の明らかな例外はブラッドリーくらいでしょうか?

一方「見た目ゆるゆるでもハードパンチャー」の明らかな例外は井岡くらいでしょうか?

そういえばゲンナディ・ゴロフキンも「ゆるゆる属・破格のハードパンチャー科」の生物です。

もちろん、これは「見た目」で、マニー・パッキャオは「ボディビルダーみたいな相手は舐めてしまう。遅くて硬いから」と語っていましたが、そのパッキャオもボディビルダー型でした。

パッキャオは速くて柔らかかったですが。

ボディビルダー型でも、井上や田中をはじめ、多くのボクサーはスピードがあります。パックの「ボディビル型は遅い」というのは、完全に自分基準で見てるのでしょう。

パック視点では「ゆるゆる型も遅い」でしょう、きっと。

完全に個体差、個性です。



フューリーがもっと絞ってボディビル型に近づいたら、史上最強。ブルーノが肩の力を抜いて、筋トレを控えてもっと柔らかく動けばタイソンに勝ってた。ドネアが筋トレに集中していたらなら、フェザーでも通用した。

なんて、思う人はいません。