いつもは、都会のクリスマスやらハロウィンの前倒し装飾に「南蛮かぶれの馬鹿者どもめが!」と、暗かった青春時代をいつまでも逆恨みして八つ当たりする私ですが、今年の街はコロナの影響で派手な前倒し演出は控えている模様です。

というわけで…どういうわけだかわかりませんが、全米ボクシング記者協会(BWAA)のAnnual Awards(年間表彰)を、アメ公かぶれの大馬鹿者が独断と偏見で勝手に予想いたします。

おいおい、BWAAにはカムバックやら番狂わせの賞はないぞ!という声は私には聞こえません。

勝手に作りました。悪しからず。

それでは始まり、始まり。

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★Cus D'Amato Award(カス・ダマト賞=Manager of the Year 最優秀マネージャー賞)

セルゲイ・コバレフやワシル・ロマチェンコ、オレクサンダー・ウシクらBサイドの実力者をマネジメントするイジス・クリマスを推します。

ロマチェンコの復活、ウシクの快挙をサポートしました。

獲得なら2016-17の2年連続から4年ぶり3度目の受賞となります。


★ Futch–Condon Award(エディ・ファッチ賞=Trainer of the Year 最優秀トレーナー賞)

大本命のエディ・レイノソがドーピング問題の渦中にある中、この賞レースの行方は混沌としています。

ウシクのユーリ・テカチェンコは流石に単発1試合では評価出来ません。

ジョシュ・テイラーのベン・ダヴィソンに、井岡一翔とヨルデニス・ウガスを指導したイスマエル・サラスの名匠も有力候補。

デオンティ・ワイルダー との紆余曲折を経たマーク・ブリーランドも、ワイルダー がタイソン・フューリーに豪快に雪辱するようなら、再びの友情物語もスパイスにノミネートされるでしょう。

大穴は、今年登録したばかりのレイチェル・ドネア。もし、選出されると女性初、アジア初の選出。

レイチェルも単発1試合ですが、史上初の男子世界王者のトレーナー、話題性は十分ですが…。

レイチェルを含めてレイノソの対抗馬は誰が獲っても初受賞。


★ Muhammad Ali – Joe Frazier Award(モハメド・アリ–ジョー・フレイジャー賞=Fight of the Year 最高試合賞)

これは、激闘の展開、両者の技術レベルの高さ、どれを取っても「ファン・フランシスコ・エストラーダvsローマン・ゴンザレス」で決まりです。


★ George Foreman Award(ジョージ・フォアマン賞=Comeback of the Year=最優秀カムバック賞)

この賞レースも激戦区。

ロマチェンコ(vs中谷正義)は世界戦でない点が弱いか。

来月の試合フューリー戦でワイルダーが番狂わせを起こせば、アラバマのビッグパンチャーの目もあります。


★ Manny Pacquiao – Oscar De La Hoya Award(マニー・パッキャオ–オスカー・デラホーヤ賞=U pset of the Year 最大番狂わせ賞)

マウリシオ・ララ(vsジョシュ・ウォリントン)と、ウシク(vアンソニー・ジョシュア)のユニオンジャックを引き裂いた二人の一騎打ち。

ここに、オッズだけなら最大番狂わせの矢吹正道(vs寺地拳四朗)が「ちょっと待ったー!」をかけます。

矢吹のノミネートは間違いないでしょう。

とはいえ、11月にケイレブ・プラントがカネロ・アルバレスを下すようなことがあると、持っていかれそうですが…果たして?


★ Sugar Ray Robinson Award(シュガー・レイ・ロビンソン賞=FIGHTER OF THE YEAR 最優秀選手賞)

わけのわからないPFPとは違い、形(トロフィー)も歴史(権威)もあるボクサーにとって最高の栄誉。

ジョシュ・テイラーで決まり、と思っていましたが、ウシクが急浮上。

ウシク受賞なら2018年以来、2度目の受賞。

しかし、ここでも11月にカネロがスーパーミドル級を完全統一すると、ややこしい話になりそうです。

井上尚弥が来年、バンタム級完全統一を果たすと、Sugar Ray Robinson Awardへのノミネートは確実。

日本人初の受賞に向けてライバルを消すことを考えると、カネロが年内に完全統一するのは悪い話ではありません。

そうなると、もし来年ヘビー級完全統一が達成されるとすると、最強のライバルになります。それはウシクかフューリーか?

はたまた、ヘビー級もバンタム級も完全統一の舞台がセットされずに終わる…ファンとして最悪のケースにならないことを祈るだけです。


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一昨年、Sugar Ray Robinson Award にノミネートされていた井上ですが、正直なところ添え物、泡沫候補でした。

バンタム級完全統一なら有力候補です。

PFPは影も形もない妄想、ファイティング原田も1960年代の5位にランクされていますが、大きな意味はありません。

井上が2020年代ディケイドで5位に入るか?となると、非常に心許ない感じですが、Sugar Ray Robinson Awardは原田もジョフレも獲っていません。

アジアでもマニー・パッキャオ、ノニト・ドネアに続く史上3人目の快挙。

もちろん、日本人では初です。