8月14日に予定されていた「ジョンリール・カシメロvsノニト・ドネア」の大一番が、中止の危機にさらされています。

WBO王者カシメロがVADAのドーピング検査プログラムへの参加を拒否したことを受けて、WBC王者ドネアが「そんなやつとは試合できない」と辞退を表明したというものですが、正式には何も発表されていません。
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BoxRecのスケジュールも削除されていません。 

ドーピング疑惑が根強いドネア陣営が仕掛けた駆け引きという見方もされていますが、この種のゴタゴタがおきるのはボクシングの世界では慣れっこです。

米国では各州のコミッションが試合を統括、薬物検査も義務付けていますが、多くの場合試合前後にしか検体採取は行われません。 

検査のタイミングがわかっていたら、禁止物質を隠蔽するマスキング作業も容易になりますが、それがボクシングの現状です。

ドネアの栄養コンディション管理を担当する、ドーピングの専門家ビクター・コンテも「ドネアはカシメロとの試合を拒否する」と語っていますが、カシメロ陣営の声は聞こえてきません。

日本ではドネア=良い人、カシメロ=悪者ですが、世界のボクシングマニアの間では、過去にドーピング犯罪にどっぷりつかっていたコンテと組んでいるドネアのドーピング 疑惑は以前から指摘されてきました。

VADAの検査は義務ではありません。短期でも1万ドル以上のコストがかかり、相手を参加させたいのなら、こっちがその費用を負担する提案をしてからの話です。帝拳がルイス・ネリの検査料を全額負担したように。

どっちにしても、楽しみなカードだけに実現して欲しいのですが…。