ポカポカ陽気に誘われて、昼休みのお散歩。
隅田川テラスのソメイヨシノは何輪かほころんでいました。
風が最高に気持ち良いです。
Breeze is nice,ってやつです。
このまま、ビール飲んで焼き鳥でもかじって昼寝したい…。
ただ、最初から誰もが応援してくれる、ブーイングとは無縁のエリートに自分を重ね合わせて共感出来る人なんて、ごく少数派でしょう(晩年のレナードは罵声を浴びましたが、あれは自業自得)。
そして、誰もが憧れるエリートの頂点に立つまでにどれほどの努力と才能がのたうち回ったのか、凡人には想像も出来ません。
モハメド・アリやマニー・パッキャオは凄いと思います、誰だって。しかし、やっぱり共感は出来ません。
アリやパッキャオに「人生代わってやる」と言われても絶対にイヤです。あんな境遇に置かれたら、逃げるしかありません、名前変えて整形して行方くらませます、失踪します。
マーベラス・マービン・ハグラーの人生には共感出来る…なんて言うとおこがましいですが、彼は恵まれた環境の中で、容量良く、抜け目なく生きたわけではありません。
レナードやデラホーヤ、村田とは違い、ハグラーには誰も温室を用意したり、線路も敷いてくれませんでした。
それなのに、ブーイングを浴びながら、奴らが綺麗に整えた線路に強引に乗り入れ、エリートのために建てた豪奢な駅舎に呼ばれてもないのに図々しく居座り、次々に送り込まれる刺客を撃退し続けたのです。
当時のファンの多数意見は「憎らしいほど強いハグラー、愛想の無いハグラーが負けるところが見たい」というものでした。
誰がハグラーを倒すのか?
招かれざる客がパーティの主役に厚かましく居座る…その構図は強打のサウスポーという共通点も相まって、パッキャオと酷似していますが、中身は全く違いました。
パッキャオという嵐は大番狂わせを起こしながらの下克上で、いつの間にか敵のファンまで飲み込みながらベビーフェイスになりました。
一方で、ハグラーは大番狂わせを狙う強敵をことごとく返り討ちにした、首尾一貫の大魔王でした。
マーベラスはパックマンにはない、王者の威厳をまとっていたのです。
さあてと、シュガー・レイとの因縁の戦いです。




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