マーベラス・マービン・ハグラーが天国に召されたことで、地上のPFP=存命PFP10傑に空席が出来ました。

5年前、2016年のリング誌が発表した存命PFPは以下の通りです。

1位:シュガー・レイ・レナード

2位:ロベルト・デュラン

3位:パーネル・ウイテカー 1964年1月2日〜2019年7月14日(55歳)

4位:イベンダー・ホリフィールド

5位:マーベラス・マービン・ハグラー 1954年5月23日〜2021年3月13日(66歳)

6位:フリオ・セサール・チャベス

7位:フロイド・メイウェザー

8位:ジェイク・ラモッタ 1922年7月10日〜2017年9月19日(95歳)

9位:マニー・パッキャオ

10位:ラリー・ホームズ
 


この5年で多くのグレートが旅立ちました。このリストからも三人が天国に召されました。

リング誌を基本に常識的な現時点の存命PFPを考えると,こんな感じでしょうか。

1位:シュガー・レイ・レナード

2位:ロベルト・デュラン

3位:イベンダー・ホリフィールド

4位:フリオ・セサール・チャベス

5位:フロイド・メイウェザー

6位:マニー・パッキャオ

7位:ラリー・ホームズ

8位:エデル・ジョフレ→繰り上がり
 
9位:バーナード・ホプキンス→繰り上がり

10位:オスカー・デラホーヤ→繰り上がり


でも、これでは面白くないランキングです。妄想の分際で面白くないなんて、致命的です。

 

階級や時間など本来は超えることの出来ない壁を打ち破ったとして、ありえない仮定を妄想するのがPFPです。

PFPを原理主義的に捉えると「井上尚弥やローマン・ゴンザレスはそのままヘビー級化してタイソン・フューリーやアンソニー・ジョシュアを駆逐してしまう」ことになります。

もちろん、そんな不公平な話はありません。2m、100kgを超える肉体を動かすエネルギーは人間の生理の限界を超えています。

ネズミのように動ける象など存在しないのです。PFPはヘビー級だけが、強化補正の恩恵を受けない、実は不平等な考え方です。

ヘビー級への過剰な注目から、シュガー・レイ・ロビンソンの偉業を見直すための道具として広く知られるようになったPFPですが「ヘビー級が動くが如くボクシングは動く」の時代はとうの昔に去りました。

今やヘビー級が割りを食う時代です。

本気でPFPと向き合うなら、この概念が妄想であることにしっかりと立ち返るべきです。

PFPとは、現実ではあり得ない階級を超えた戦いや、時代が離れてるが故に同じリングで交わることのない拳を夢想する戯れ事、お遊びです。

であるとするなら。

ありえない階級制覇を成し遂げた化け物や、時代を超えて出現した亡霊こそがPFPであるはずです。

ホッピーでアップ、黒霧島でウィンドスプリント、サントリーオールドで完全に出来上がった状態で、わしもついに悟りを開きました。

存命PFPの正解をついに見つけたのです。

ご覧あそばせ。


1位:マニー・パッキャオ=理由は化け物だから。

2位:ジョージ・フォアマン=亡霊だから。

3位:バーナード・ホプキンス=年を取らないエイリアンだから。

4位:フリオ・セサール・チャベス=どう考えても強いから。

5位;トーマス・ハーンズ=ウェルターからクルーザーまでスタイルを変えずに突き進んだ男の中の男だから。

6位:ロベルト・デュラン=石の拳だから。

7位:シュガー・レイ・レナード=ペテンの5階級制覇だが、愛読しているリング誌が評価してるようなので、とりあえず7位に。

8位:フロイド・メイウェザー=パッキャオにタッチボクシングで一応勝ったから。何百億円稼いでも誰からも「いつかまた破産する」と信じられているDQNだから。
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9位:ピタリ・クリチコ=リングでも強かったが、キエフ市長としてロシア相手に肉弾で戦うイカレチンポだから。「レノックスのパンチと比べたら催涙弾なんてたいしたことない」。

10位:イベンダー・ホリフィールド=ど根性の塊だから。

11位:マイク・タイソン=「強い相手にはたったの一度も勝てなかった」と評価は低く、こういうランキングでは無縁だが、ボクシング界への貢献度はバックメイ以上。専門家評価が低いだけで、素人評価ではPFPキング。

そして、なによりもファンの嫌な予感を跳ね返して、今も元気に幸せそうに生きてくれているから。