井上尚弥の100点満点のラスベガスデビュー。

あえてケチをつけるとすると、入場シーンでしょうか。無名の軽量級ボクサーが、異国でアピールするには全く物足りませんでした。

もちろん「派手なことはリングの中で見せてやるから黙って見てろ」ということなんでしょうが、それでもボクシングの歴史においてコテコテの演出は人の目を引いて来ました。

日本でも三度笠に股旅のガッツ石松、武蔵坊弁慶の亀田大毅らが、派手な仮装でリングインしています。
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あまりにも凝った入場に時間がかかり「俺を待たせたらリングから降りる」(アントニオ・マルコ・バレラ)と威嚇されたナジーム・ハメドの場合は、対戦相手にとっては「いい加減にしろ」という怒りの対象かもしれませんが、ファンは十分楽しめました。

もちろん、全てのボクサーがハメドだらけになるとファンも「いい加減にしろ」ですが。

さらに「被りモノとコスチュームが重くて試合前に疲れてしまった」と敗北の言い訳にしたデオンティ・ワイルダー の場合は、幻滅しかありません。

それでも〝被りモノ〟がこの殺戮的なスポーツにコミカルなエンタテイメントのスパイスを効かせてくれていることに、多くの人が楽しんでいるはずです。

というわけで、独断と偏見から〝被りモノ〟ファイター10傑を数えてゆきます。