長らく工事中で猥雑だった地下鉄銀座駅構内もようやくきれいに刷新。

東京メトロの歴史を伝える動画が流れています。

本当なら東京五輪前の6月には完成してたはずでした。

予定通りなら五輪がらみの華やかな広告も色とりどりに流されていたのでしょう…。

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さて、先日の、テオフィモ・ロペスが圧倒的不利予想を覆してワシル・ロマチェンコを破った「スター誕生」のその後。

公約通りにTakeOverを果たしたロペスは、確かにスターダムの門をくぐりました。

それはめでたいことですが「ロマチェンコのWBA・WBOとロペスのIBFの3団体統一戦」とされてきた話が、試合直前の会見あたりから雲行きが変わって来ました。

両者の間にベルトを挟んだ〝無記者〟会見では、3つのベルトに加えて、WBCのベルトも並べられ「4つのベルトがステイクされる」と説明されました。
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ロマチェンコはWBCが最上位と主張するものの防衛義務のないフランチャイズ王者に〝昇格〟したため、WBCの正統王者はデビン・ハニーとされていました。

しかし、ロペス戦にフランチャイズのタイトルがステイクされると、トップランクが発表。

さらに、やはり試合直前になってマウリシオ・スライマン会長が「WBCの最上位はフランチャイズでタイトルマッチも行う」とあらためて声明、「フランチャイズがWBCのUndisputed Champion」とまで言い切りました。

「WBCのUndisputed Champion」。スライマンにまともな言語感覚など期待すべくもありませんが、それにしても酷い。

世界王者は同一階級で各承認団体につき一人だけ、という原理原則から、世界的には暫定王者は認められませんし、WBAのように防衛義務のある上位タイトル(スーパー)に王者が就いている場合、通常王者はセカンド王者と見なされNo.1とは認められません。

村田諒太が未だにセカンド王者であり、井上尚弥が最初に獲ったバンタムはIBF、スーパー王者ノニト・ドネアに勝利して二団体統一したというのが、世界認識です。

「このフランチャイズがWBCの正統王者」の理屈ではミドル級ではカネロ・アルバレスが正統王者、ジャーモル・チャーロはセカンド王者となります。

このご時世に使命試合を無神経に突きつけ、使命試合を行わないと問答無用でタイトル剥奪、という偽善の承認団体IBFに、後付けで上位タイトルを変更するWBC、もはや何がスーパーなのかまったく意味不明となっているWBA…王座のディスカウント団体WBO…。

承認団体の生業はまさに承認することですから、王座を増やすのは企業として当然の行いです。彼らは「タイトル製造業」というメーカーなのですから。

ファンやメディアから「混乱を招くだけのタイトル量産はやめろ」と批判されても、そもそも彼らはIOCやFIFAのような世界統括団体ではありません。

IOCやFIFAが自らの権威も貶める「フランチャイズ・金メダル」「スーパーW杯サッカー」や「バンタム級100m走」「ジュニアフェザー級W杯サッカー」などを作る訳がありません。

それを創設してくれたら、日本人でも100m金メダル、W杯優勝の栄光を、楽しむことができるのですが…。

「サッカー日本代表がジュニアフェザー級W杯優勝ーーッ!これで前回大会のバンタム級と合わせて二階級で世界制覇です!」…何だかなぁ、です。

いずれにしても世界王者は「一団体一階級で一人まで」。

この原理原則をなし崩しにして、上位タイトルの後出しが続出すると、ただでさえ何が何だかわからないボクシング界をますます混乱させるだけです。

かつて、西岡利晃がジュニアフェザー級で当時のWBC最上位&防衛義務無しの「名誉王者」に認定されましたが、あのタイトルも最近聞かなくなりました。

そう言えば、パッキャオvsコットで横槍的にWBCが製作・贈呈した、かつての最上位タイトルWBCダイアモンドも、フランチャイズが最上位となると、その存在意義がよく分からなくなります。
マネー
↑原価だけなら最上位のWBCベルトは「マネーベルト」…。


井上尚弥のバンタム級完全統一、その行手を遮る最大の障壁はライバル王者ではなく、承認団体の身勝手な剥奪や、上位タイトルへの〝昇格〟かもしれません。