ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペスのライト級頂上決戦。
ステイクされるベルトはロマチェンコが保持するリング誌とWBA、WBO 、そしてWBCが「最上位」と格付けするWBCフランチャイズに、テオフィモ・ロペスが腰に巻くIBFのストラップ。
本来「防衛義務がない」とWBCが表明して創設されたフランチャイズは、WBCの正統な王者とは認められていません。WBCの正統な王者はテビン・ハニーです。
このため、この試合の勝者は議論する余地の無い王者=完全統一王者(The Undisputed Champion)と見なされません。
ロマチェンコがフランチャイズ王者に「昇格」するために返上した王座を決定戦で勝ち獲ったハニーが正統な王者…理屈ではそうですが、ハニーはロマチェンコに勝ったわけではなく、ロマチェンコは誰にも負けたわけでも無いというのに正統王座でないなんて、やはり不条理しか感じません。
フランチャイズは「昇格」なんかではなく、事実上の「降格」です。
前置きが長くなる前に、日本時間の早朝に前日計量が行われ、両者ともリミット一杯135ポンドで一発クリアしました。
“I tested negative, he tested negavite, let’s do it. I’m going to play it smart and now everyone gets to see it. We’re going to take over.”
「私もロマチェンコも新型コロナ検査で陰性だった。頭脳戦になる、それをみんなが目撃するだろう。我々は王位を継承する」(ロペス)
「リングの中でどう戦うべきかはわかっている。12ラウンドを戦う。早いラウンドで試合を終わらせるつもりはない。12ラウンドを目一杯使ってじっくり料理する」。 (ロマチェンコ)
「頭脳戦」「12ラウンド」。決戦前の両者が口にした言葉を真に受けて「チェスゲームになる」(ロマチェンコ)と予想する人は少数派でしょう。
今回、ESPNで生中継されますが「視聴者は200万人に届かないのではないか」(ルウ・ディベラ)と悲観的です。
この季節はメジャースポーツもメジャーリーグのプレーオフや、大学アメフト、NFLのファイナル4などが目白押しで、ESPN のHPを見るまでもなくマイナースポーツのボクシングは脇役以下です。
この状況下で、ESPNは+ESPNでのPPV配信など様々な施策を考えましたが、結論は放映権料を大幅に引き上げてボクシング界を盛り上げること、でした。
もちろん、フューリーという超大駒を持つトップランクとの関係をこじらせつ必要はないという打算ですが、ボブ・アラムは「ESPNは我々の要望を全て受け入れてくれた。感謝しか無い。ボクシングを救済する選択をしてくれた」と感激。
「視聴者300万人」とぶち上げていた強気の数字についてアラムは「メジャースポーツがクライマックスを迎えているこの時期に、私の希望的観測はかなわないだろう。しかし、誰もが視聴できるESPNで放送されることに大きな意味がある。この試合がきっかけでボクシングファンになる人もいるだろう」。
今年に入ってからのESPNボクシングで最も多くの視聴者を記録したのは2月22日の「タイソン・フューリーvsデオンティ・ワイルダー」の下位のアンダーカードで平均87万人(上位アンダーカードとメインイベントはFOXがPPV)。
パンデミック以降では The Bubble 興行のオープニングを飾った6月9日のシャクール・スティーブンソンvsフェリックス・カラバリョの60万9000人(平均ではなく瞬間最大)。
ロマチェンコの過去の視聴者数は2018年のホセ・ペドラサ(11月)201万3000人、ホルヘ・リナレス(143万9000人)ですから、相手がテオフィモとなるとメジャースポーツとのバッティングさえなければ300万視聴者もクリア出来たかもしれませんが…。
いずれにしても、ボクシングファンにとっては目の離せない今年一番のビッグファイト、明日のゴングが楽しみです!
ステイクされるベルトはロマチェンコが保持するリング誌とWBA、WBO 、そしてWBCが「最上位」と格付けするWBCフランチャイズに、テオフィモ・ロペスが腰に巻くIBFのストラップ。
本来「防衛義務がない」とWBCが表明して創設されたフランチャイズは、WBCの正統な王者とは認められていません。WBCの正統な王者はテビン・ハニーです。
このため、この試合の勝者は議論する余地の無い王者=完全統一王者(The Undisputed Champion)と見なされません。
ロマチェンコがフランチャイズ王者に「昇格」するために返上した王座を決定戦で勝ち獲ったハニーが正統な王者…理屈ではそうですが、ハニーはロマチェンコに勝ったわけではなく、ロマチェンコは誰にも負けたわけでも無いというのに正統王座でないなんて、やはり不条理しか感じません。
フランチャイズは「昇格」なんかではなく、事実上の「降格」です。
前置きが長くなる前に、日本時間の早朝に前日計量が行われ、両者ともリミット一杯135ポンドで一発クリアしました。
“I tested negative, he tested negavite, let’s do it. I’m going to play it smart and now everyone gets to see it. We’re going to take over.”
「私もロマチェンコも新型コロナ検査で陰性だった。頭脳戦になる、それをみんなが目撃するだろう。我々は王位を継承する」(ロペス)
“I know what I need to do in the ring. I want to go 12 rounds, I don't want to finish this fight very fast.I want to fight in all 12 rounds.”
「頭脳戦」「12ラウンド」。決戦前の両者が口にした言葉を真に受けて「チェスゲームになる」(ロマチェンコ)と予想する人は少数派でしょう。
今回、ESPNで生中継されますが「視聴者は200万人に届かないのではないか」(ルウ・ディベラ)と悲観的です。
この季節はメジャースポーツもメジャーリーグのプレーオフや、大学アメフト、NFLのファイナル4などが目白押しで、ESPN のHPを見るまでもなくマイナースポーツのボクシングは脇役以下です。
この状況下で、ESPNは+ESPNでのPPV配信など様々な施策を考えましたが、結論は放映権料を大幅に引き上げてボクシング界を盛り上げること、でした。
もちろん、フューリーという超大駒を持つトップランクとの関係をこじらせつ必要はないという打算ですが、ボブ・アラムは「ESPNは我々の要望を全て受け入れてくれた。感謝しか無い。ボクシングを救済する選択をしてくれた」と感激。
「視聴者300万人」とぶち上げていた強気の数字についてアラムは「メジャースポーツがクライマックスを迎えているこの時期に、私の希望的観測はかなわないだろう。しかし、誰もが視聴できるESPNで放送されることに大きな意味がある。この試合がきっかけでボクシングファンになる人もいるだろう」。
今年に入ってからのESPNボクシングで最も多くの視聴者を記録したのは2月22日の「タイソン・フューリーvsデオンティ・ワイルダー」の下位のアンダーカードで平均87万人(上位アンダーカードとメインイベントはFOXがPPV)。
パンデミック以降では The Bubble 興行のオープニングを飾った6月9日のシャクール・スティーブンソンvsフェリックス・カラバリョの60万9000人(平均ではなく瞬間最大)。
ロマチェンコの過去の視聴者数は2018年のホセ・ペドラサ(11月)201万3000人、ホルヘ・リナレス(143万9000人)ですから、相手がテオフィモとなるとメジャースポーツとのバッティングさえなければ300万視聴者もクリア出来たかもしれませんが…。
いずれにしても、ボクシングファンにとっては目の離せない今年一番のビッグファイト、明日のゴングが楽しみです!

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