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WBAスーパー王者はレギュラー王者に対する上位タイトルで「防衛義務がある」から、「WBAの正統なタイトルはスーパー、レギュラーはセカンド王者」です。

この真っ当な正論から、WBCのダイアモンドやフランチャイズなどの〝自称〟上位タイトルは、王座と認められていません。
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これに対してマウリシオ・スライマン会長は日本時間の今日未明、週末のメガファイト(ワシル・ロマチェンコvsテオフィモ・ロペス)の勝者がフランチャイズ王者になると明言しました。

現王者はロマチェンコですから、ロペス戦はタイトルマッチ、すなわち防衛戦になるということです。

多くのメディアがWBC王者として認めているのはテビン・ハニーですが「WBCの最高位はフランチャイズ。フランチャイズこそが〝議論する余地の無い王者〟。今回はロペスとトップランクからのリクエストを受け入れた。そして世界中のボクシングファンもそれを求めている」。

もし、フランチャイズが防衛義務のある最上位タイトルなら、WBC王者は今なおロマチェンコでハニーはセカンド王者ということになります。

だとするなら、ロマチェンコはACOの三団体統一王者で、残るFのロペスとの試合は完全統一戦、勝者はThe Undispute Championになります。

マウリシオは「混乱を招くことは重々承知している。ただ我々はUFCのようなプロモートやマネージメント、王者の承認など全てを統括し、あらゆる試合を管轄できる組織では無い。誰が世界王者なのかを正しくファンに伝える承認団体だ。様々な制限のある中でベストの選択をしていかなければならない」。

「一つの階級に王座は一つ、それが理想なのは分かっている。NBAやNFL、NHL、UFCのように。不幸なことにボクシングはそうでは無いが、だから出来ることやるべきことはやらなくてはならない」。

そして、スライマンは〝WBC〟節を一気にがなり立てます。

「テオフィモは特別な可能性を秘めた若者、WBCとも長い関わりを持って来た。ロベルト・デュランがまだ原石のときに、承認団体が何もしないなんてことはあってはいけない」。

「もし、テオフィモがロマチェンコを倒したら、それがどれほど特別なことか、時代が求めるスター誕生だということは誰にでも分かるだろう」。

「その若き才能がフランチャイズ王座が欲しいと言ってくれたんだ、断る理由がどこにある?」。

NBAなどの統括団体の代表者がここまで特定の選手への肩入れを公言したら大問題に発展しますが、さすが〝メキシコの第三セクター〟にして個人商店、何をやろうが、何を言おうが関係なしです。

もう何がなんでも、ロマチェンコの圧勝を期待します。

テオフィモには責任はないのですが、心情的にはニコラス・ウォータースのようにノイローゼにさせて引退に追い込んで欲しいくらいです。