寒くなる。

昨日の天気予報でそれはわかっていましたが、上着を持たずに出勤。

「みんなでノドグロを食おう」と言う魅力的な仕事仲間を振り切って、ジャケットを新調して帰宅の途へ。

電車の窓から、冷たい雨が銀色の針のように滑り落ちてゆくのを見ていると、なぜか、大学時代に買い揃えた「三島由紀夫全集」は実家に送ったんだっけ?いや、送るわけないぞ、でもしばらく見てないぞ、とどこかに紛失した書籍のことが気になり出しました。

どんどん思い出される「最近見てないけど絶対あるはずなんだけど」 な書籍や雑誌。

そして 「シュガー・レイ・ロビンソン」の伝記も、もう長いこと見てないことに気づきました。

帰宅して、心当たりのあるところを探しますが、見つかりません。パッキャオの伝記や自叙伝と一緒にスチール棚に並べてた気がしますが、そこには見つかりません。

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なんだか、もう無性に読み返したくなったというのに、無い!、無い!!、無い!!!

「無性に読みたくなったのに無い!」のではなく、「無いのがわかったから無性に読みたくなった」のは百も承知ですが、こうなってしまうともうどうしようもありません。

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さまざまな専門メディアがPFPを持て囃すようになったのは21世紀になってからです。


リング誌の「PFP」は、年間PFPとも言える「ベスト・ファイター・ポール」が1980年から企画され、1990年からスタートした「月刊PFP」と併走し続けますが、「ベスト」はリング誌のリストラの波にのまれて2017年で廃止。

「PFP」と「Fighter of the year」も混乱してしまいます。

今でもPFPキングと年間最高選手は何が違うのか?という問いに、明確に答えられる人はいません。

話がそれますが、欧米の「年間最高試合賞」と日本のそれが全く違う評価基準であることは、多くの方が気付いているでしょう。

日本では「最高技術が交錯した試合」に主眼が置かれているのに対して、欧米では「一歩も引かない激闘」がこの賞にあたいするのです。

昨年度のリング誌が選んだ「最高試合」は「井上尚弥vsノニト・ドネア」で、「最高選手」はカネロ・アルバレスでした。

わかりやすく書き換えると「最高選手」や「年間PFP」に何度も選ばれているフロイド・メイウェザーは「最高試合賞」は一度も選ばれたことがありません。マニー・パッキャオもこの賞を受けたことはありません。

「ボクシングが下手なやつがもらう賞」(メイウェザー)ともいえますが、実はシュガー・レイ・ロビンソンもカーメン・バシリオとの第1戦で贈られてしまっているのです。

そもそも、全米ボクシング記者会(BWAA)で受賞者に贈られるトロフィーの名称が「アリvsフレージャー杯」であることを考えると、これは、たとえ英語が「BEST」でも「年間最高」ではなく「年間最激闘」と訳す方が実態を表していると言えます。

アーツロ・ガッティらがノンタイトルでも受賞したことに加えて、日本で「激闘賞」の印象が特に強いのは、ESPNで八重樫東、リング誌で三浦隆司という日本が誇る世界のブロウラーが受賞していることと無縁ではありません。


話が「激闘王」にそれる前に、シュガー・レイ・ロビンソンです。

きっと、どこかにあるはずです、「シュガー・レイ・ロビンソン」の伝記。

見つける前でもキックオフします。

また、終わりの無いシリーズが一つ始まりました。