10月24日からリスケされた「ガーボンタ・デービスvsレオ・サンタクルス」。

井上の試合はあと1ヶ月に迫ってもどこもオッズを出さないというのに、試合が噂された7月からオッズが賑わっています。

ここまで来ると、もはや本気でラスベガスで注目されていると思い込んでいた井上信者が可哀想になります。

ウィリアムヒルの掛け率ではデービス2/7(1.29倍)、サンタクルス5/2(3.5倍)。昨日の、デービス1/9(1.11倍)、サンタ5倍から接近したのは、メキシカンの大声援が確実のアラモドームに会場変更されたことと無縁ではありません。
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さて、デービスのWBAライト、サンタクルスのWBAジュニアライト級が同時にステイクされるこの試合、「1988年のシュガー・レイ・レナードvsドニー・ラロンデ(スーパーミドル&ライトヘビー=いずれもWBC)」以来の「1試合2階級タイトルマッチ」と報じられることが多かったのですが「2014年のフロイド・メイウェザーvsマルコス・マイダナ」もWBA/WBCウェルターとWBCジュニアミドルのストラップが掛けられていました。

さすが、WBCです…そして、メイウェザーやパッキャオのキャリアを見直すと以外とタイトルについての記憶が曖昧なんです。これは誰もがそうでしょうが、近年のメガファイトにおいては世界タイトルがいかにどうでも良い存在に堕ちてしまったかということです。

2団体時代までは、やはり世界タイトルマッチにはそれなりの価値がまだありました。



試合予想ですが、やはり25歳のデービス有利は揺るぎません。タフなサンタクルスも32歳、ジュニアバンタム級でデビュー、バンタム級から世界王者の階段をステップアップしてきた4階級制覇の人気者は、キャリア晩年に最強の相手を迎えることになります。

確かに「The Tank=重戦車」の異名をとるデービスの23戦全勝22KOは見事な数字で、その勝ちっぷりは圧倒的です。

しかし、誰に勝ったの?となるとホセ・ペドラザとユリオルキス・ガンボアしかいません。ともにKO勝ちとはいえ、ガンボアは38歳のライト級バージョン。となると、ペドラザだけです。

一方で、サンタクルスはアブネル・マレスとカール・フランプトンらとシノギを削り、大勝負での経験値は重戦車を大きく上回ります。

身長166㎝/リーチ171㎝のデービスに対して、サンタクルスは171㎝/175㎝と体格では上回っています。ただし、バンタム級から上げてきたサンタクルスにとって、デービスの圧力にどこまで耐えられるか、深刻なダメージを負わずに得意のグズグズな打ち合いに巻き込めるか。

あるいは、序盤から一気に仕掛けたり、逆にポイントを失うのを覚悟で前半を引いて戦うのもありでしょう。

デービスの出方は1種類しかありません。

サンタクルスが語っているように「ボクシングIQの戦い」になれば、勝機は十分にあります。軽量級随一のスターが、どういう戦略を選ぶのかに、注目です。