さて、1966年8月20日の世界チャンピオンです(リング誌から)⬇︎。

ヘビー:カシアス・クレイ
ライトヘビー:ホセ・トーレス
ミドル:エミール・グリフィス
ウェルター:空位 ※
ジュニアウェルター:サンドロ・ロポポロ
ライト:カルロス・オルティス
ジュニアライト:フラッシュ・エロルデ
フェザー:ビセンテ・サルディバル
バンタム:ファイティング原田
フライ:ウォルター・マクゴーワン

※ウェルター級の空位はグリフィスがミドル級王座を奪取したため
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オリジナル8から10階級時代に移行したとはいえ、なんという潔い王者の名簿でしょうか。美しい。

これ、今やったらどうなりますか?

アルファベットやら、暫定、休養、スーパー、ダイアモンド、ゴールド、フランチャイズ…そんなのが17階級に渡って繰り広げられる汚物リスト、誰が見たいと思いますか?

まともなスポーツファンなら「それでボクシングって誰が一番強いの?」と聞いてくるでしょう。

そして、この10階級9人が今の4団体17階級の温室ぬるま湯時代に席捲していたら、何が起こっていたのでしょうか?

原田が実質3階級制覇していたのは多くの人が認めるでしょうが、4団体17階級なら???

もちろん、ぬるま湯に漬けられたらどんな名刀もサビつきます。

カシアス・クレイは間違いなくクルーザー級で最初のタイトルを奪取していたでしょう。そして難なくヘビー級も攻略して2階級制覇。

〝21世紀の原田〟は間違いなくジュニア階級の穴王者を狙い、ジョフレはもちろんポーン・キングピッチも絶対回避しながらアルファベットのタイトルを着々とコレクションしたでしょう。

体重管理の甘い原田はなんだかんだとジュニアウェルターあたりのWBA暫定王座決定戦くらいまでには進出して、レギュラー王者に後追い認定されてそうです…。

となるとフライ、ジュニアバンタム、バンタム、ジュニアフェザー、フェザー、ジュニアライト、ライト、ジュニアウェルター…8階級制覇です。

マニー・パッキャオは「原田に次ぐ史上二人目の8階級制覇」になるところでした。

。。。。。そして今度は逆に現在の「オリジナル8」がタイムマシンに乗って1960年代に遠征したら…?